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米外為市場サマリー:日銀物価見通し引き上げ報道を受け一時151円50銭台に軟化

配信日時:2024/04/10 07:54 配信元:MINKABU
 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円76銭前後と前日に比べて6銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円80銭前後と同6銭程度のユーロ安・円高だった。  日本時間夕方に一部で「日銀が25~26日に開く金融政策決定会合では、好調な今年の賃上げなどを受けて2024年度の消費者物価見通しの上方修正を議論する公算が大きい」と報じられたことから一時円を買う動きが強まった。また、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感もあり、ドル円相場は151円57銭まで下押す場面があった。ただ、5日に発表された3月の米雇用統計が強い内容だったことなどを背景に、米連邦準備理事会(FRB)が利下げ時期を先送りするとの見方が強いことから下値ではドルの押し目買いが流入。10日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、積極的にはドルを売りにくいこともあって151円70銭台に下げ渋った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0857ドル前後と前日に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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