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米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時151円90銭台に上伸

配信日時:2024/04/09 07:53 配信元:MINKABU
 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円82銭前後と前週末に比べて20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円86銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安だった。  5日に発表された3月の米雇用統計が強い内容だったことなどを背景に、米連邦準備理事会(FRB)が利下げ時期を先送りするとの見方が強まるなか米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで、ドル円相場は一時151円94銭まで上伸した。その後は日本政府・日銀による円買い介入への警戒感から上値が重くなったが、ニューヨーク連銀が8日に公表した消費者調査で3年先の予想インフレ率が2.9%と前月の2.7%から上昇し、インフレ圧力の根強さが示されたことからドルは堅調に推移した。一方、欧州株式市場の上昇などを手掛かりにユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0859ドル前後と前週末に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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