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午前:債券サマリー 先物は反落、前週末の米債券安が影響

配信日時:2024/04/08 11:36 配信元:MINKABU
 8日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。前週末の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響し、寄り付き直後には145円16銭まで下押す場面があった。  5日に発表された3月の米雇用統計が強い内容となったことを受け、同日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退。米長期金利の上昇が東京市場に波及するかたちで国内債にも売りが先行した。ただ、朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る展開。日銀が通知した「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペで、買い入れ額に変更がなかったことが投資家心理を下支えし、午前10時10分ごろには一時145円30銭まで値を戻した。  午前11時の先物6月限の終値は、前週末比12銭安の145円26銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.010%上昇の0.780%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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