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米外為市場サマリー:強い米雇用統計を受け一時151円70銭台に上伸

配信日時:2024/04/08 07:59 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円62銭前後と前日に比べて30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円32銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から30万3000人の増加と前月の伸び(27万人増)から拡大し、市場予想も上回った。また、失業率は3.8%と前月の3.9%から低下し、平均時給の伸びは前月比0.3%と市場予想と一致した。これを受けて市場では労働市場の底堅さが意識されるとともに、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを先送りするとの見方が台頭。米長期金利が上昇するなか日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時151円75銭まで上伸した。その後は伸び悩む場面もあったが、米ダラス地区連銀のローガン総裁やボウマンFRB理事の「利下げを検討するのは時期尚早」との発言を支えにドルは堅調に推移した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0837ドル前後と前日に比べて横ばいだった。 出所:MINKABU PRESS

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