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商品市況の好転でプラチナも買われるか サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
配信日時:2024/04/05 17:08
配信元:FISCO
*17:08JST 商品市況の好転でプラチナも買われるか サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『商品市況の好転でプラチナも買われるか』と述べています。
続いて、『米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが高まったことで、金相場は内外で最高値を更新する展開が続いているが、同じ貴金属であるプラチナは総じてNYプラチナが880~960ドル、OSEプラチナが4300~4500円というレンジ内の動きにまっている』と伝えています
また、『プラチナは昨年から2年連続の供給不足が予想されていたにもかかわらず、相場の動きは緩慢なものだった。プラチナの国際調査機関英ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)はプラチナの世界需給が2年連続で供給不足になるとの見通しを示した』と伝え、『ただ、2023年は87.8万トロイオンス(約27トン)の供給不足だったが、今年の不足は41.8万トロイオンス(約13トン)と昨年のほぼ半分に縮小する見込みとなり、買い意欲が薄れているのかもしれない。また、最大のプラチナ消費国である中国の景気が低迷していることもプラチナ相場にはネガティブ要因だろう。中国は、過去3年間でプラチナ需要全体の平均32%を消費していた』と解説しています。
一方で、『中国の景気テコ入れ策や商品市況が動意付いているという背景から、プラチナ市場に投資資金が入り、レンジを上抜ける可能性はある。中国の製3月製造業購買担当者指数(PMI)は50.8と2月の49.1と予想の50.1をそれぞれ上回り、半年ぶりの拡大を示した』と言及しています。
次に、『3月米ISM製造業購買担当者景況指数(PMI)も50.3と、前月から2.5ポイント上昇し、市場予想の48.4を上回った。景況拡大と縮小の分岐点とされる50を上回るのは2022年10月以来1年5カ月ぶりとなった』と伝えています。
こうしたことから、陳さんは、『米中両国の景気拡大を反映して原油や銅などの非鉄金属が上昇し、トムソン・ロイターCRB指数は294ポイントに上昇し、300ポイントの大台が視野に入る可能性が高まった。プラチナはCRB指数の構成商品ではないが、商品全般が上昇しているとなれば割安感から投資資金が流入する可能性は高いだろう』と考察しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月3日付「商品市況の好転でプラチナも買われるか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
<CS>
陳さんはまず、『商品市況の好転でプラチナも買われるか』と述べています。
続いて、『米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが高まったことで、金相場は内外で最高値を更新する展開が続いているが、同じ貴金属であるプラチナは総じてNYプラチナが880~960ドル、OSEプラチナが4300~4500円というレンジ内の動きにまっている』と伝えています
また、『プラチナは昨年から2年連続の供給不足が予想されていたにもかかわらず、相場の動きは緩慢なものだった。プラチナの国際調査機関英ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)はプラチナの世界需給が2年連続で供給不足になるとの見通しを示した』と伝え、『ただ、2023年は87.8万トロイオンス(約27トン)の供給不足だったが、今年の不足は41.8万トロイオンス(約13トン)と昨年のほぼ半分に縮小する見込みとなり、買い意欲が薄れているのかもしれない。また、最大のプラチナ消費国である中国の景気が低迷していることもプラチナ相場にはネガティブ要因だろう。中国は、過去3年間でプラチナ需要全体の平均32%を消費していた』と解説しています。
一方で、『中国の景気テコ入れ策や商品市況が動意付いているという背景から、プラチナ市場に投資資金が入り、レンジを上抜ける可能性はある。中国の製3月製造業購買担当者指数(PMI)は50.8と2月の49.1と予想の50.1をそれぞれ上回り、半年ぶりの拡大を示した』と言及しています。
次に、『3月米ISM製造業購買担当者景況指数(PMI)も50.3と、前月から2.5ポイント上昇し、市場予想の48.4を上回った。景況拡大と縮小の分岐点とされる50を上回るのは2022年10月以来1年5カ月ぶりとなった』と伝えています。
こうしたことから、陳さんは、『米中両国の景気拡大を反映して原油や銅などの非鉄金属が上昇し、トムソン・ロイターCRB指数は294ポイントに上昇し、300ポイントの大台が視野に入る可能性が高まった。プラチナはCRB指数の構成商品ではないが、商品全般が上昇しているとなれば割安感から投資資金が流入する可能性は高いだろう』と考察しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月3日付「商品市況の好転でプラチナも買われるか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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