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米外為市場サマリー:リスク回避のドル売りで一時151円10銭台に軟化

配信日時:2024/04/05 07:53 配信元:MINKABU
 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円34銭前後と前日に比べて35銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円03銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。  5日に発表される米3月雇用統計を見極めたいとして模様眺めムードが広がるなか、ドル円相場は151円70銭付近でもみあっていたが、中東情勢の悪化懸念を背景に原油先物相場が急騰したことをきっかけに米主要株価指数が軒並み下落に転じたことが影響。リスク回避目的のドル売り・円買いに押されるかたちで、一時151円12銭まで軟化した。ただ、この日に米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「インフレ鈍化の進展が滞る場合、年内の利下げは必要なくなる可能性がある」との見解を示したことや、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁が「米連邦準備理事会(FRB)は利下げに着手する前に、時間をかけて対応するのが賢明」と述べたことで、ドルは売り一巡後に下げ渋った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0837ドル前後と前日に比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安とほぼ横ばいだった。 出所:MINKABU PRESS

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