みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:強い米雇用指標を受け一時151円90銭台に上伸

配信日時:2024/04/04 07:53 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円70銭前後と前日に比べて15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円38銭前後と同1円15銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した3月の全米雇用リポートで、非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことを受けてドル買い・円売りが先行。米アトランタ地区連銀のボスティック総裁が「米連邦準備理事会(FRB)による利下げは年内1回のみにすべき」との見解を示し、米長期金利が一時4.4%台まで上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は151円95銭まで上伸する場面があった。ただ、その後は米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した3月の非製造業景況感指数が市場予想を下回ったことが重荷となるかたちで失速。米長期金利が低下に転じたことも影響し、一時151円58銭まで伸び悩んだ。一方、米長期金利の水準が切り下がったことをきっかけにユーロ買い・ドル売りが優勢となり、つれて対円でもユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0836ドル前後と前日に比べて0.0065ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ