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午後:債券サマリー 先物は小反発、日銀オペ減額見送りで買い戻し
配信日時:2024/04/03 15:16
配信元:MINKABU
3日の債券市場で、先物中心限月6月限は小反発した。新年度に入り国債の市中発行額が減額されるなか、この日に日銀が通告する定例の国債買い入れオペに関しても、オファー額が減額されるとの観測が広がっていた。だが、実際にはオファー額は据え置かれ、国債需給が一段と引き締まるとの見方が台頭。買い入れ結果も投資家の売却ニーズの乏しさを示唆する形となり、円債相場を支援した。
日銀が通告した国債買い入れオペの対象は「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」。買い入れ結果は総じて無難と受け止められた。先物は朝安後に持ち直し、プラス圏に浮上。4日の30年債入札を前に超長期債にも買いが入り、円債相場の押し上げに寄与した。
朝方は軟調だった。前日の米国市場では長期金利が一時4.4%まで上昇した。中東情勢が緊迫化し原油先物相場が上昇するなか、一連の経済指標を通じた米景気の底堅さも意識され、インフレ環境が長期化し、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに動きにくくなるとの見方が広がった。米金利への上昇圧力(債券価格の下落圧力)の高まりは、円債相場には重荷となった。
日銀が2日公表した2023年10~12月期の需給ギャップはプラス0.02%となり、20年1~3月以来、およそ15四半期ぶりにプラスに転じた。円債相場への反応は限られた。
先物6月限は前営業日比1銭高の145円47銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(347回債、長期金利)は同0.005%高い0.765%をつけた。
出所:MINKABU PRESS
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