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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.745%に上昇

配信日時:2024/04/02 15:45 配信元:MINKABU
 2日の債券市場で、先物中心限月6月限は3日続落。10年債入札が順調な結果となったことから上げに転じる場面があったものの、追随買いは広がらず再び軟化した。  債券先物は売り優勢で始まり、寄り付き直後には一時145円39銭まで軟化。1日に発表された3月の米ISM製造業景況感指数が強い内容となり、同日の米長期債相場が続落(金利は上昇)したことが国内債に影響した。ただ、先物は前日まで続落していたことから下値では買いが入りやすく、朝方の売りが一巡したあとはジリジリと下げ幅を縮小。午後に入ると、10年債入札の結果が好感されるかたちで一時145円69銭まで上伸した。とはいえ、日銀による早期の追加利上げ観測がくすぶっていることから買いは続かず。また、時間外取引で米長期金利が4.32%まで上昇したことが重荷となった面もあった。なお、10年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭と前回(3月5日)の4銭から縮小し、応札倍率が3.80倍と前回の3.24倍を上回った。  先物6月限の終値は、前日比9銭安の145円46銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.005%上昇の0.745%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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