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午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.745%に上昇

配信日時:2024/04/01 11:44 配信元:MINKABU
 1日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。日銀が朝方発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)などが影響したようだ。  3月の短観で大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回の2023年12月調査(プラス13)から2ポイント悪化のプラス11となったが、市場予想のプラス10を上回ったことから日銀の追加利上げの思惑が強まったもよう。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が3月29日に参加したイベントで「利下げを急ぐ必要はない」と発言し、この日の時間外取引で米長期金利が4.2%台に上昇したことも国内債の重荷となった。あす財務省が実施する10年債入札に対する警戒感もあり、債券先物は一時145円40銭まで軟化した。  午前11時の先物6月限の終値は、前週末比18銭安の145円49銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.020%上昇の0.745%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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