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米外為市場サマリー:FRB議長発言を受け151円30銭台に戻す

配信日時:2024/04/01 07:54 配信元:MINKABU
 3月29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円35銭前後と前日に比べて3銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円30銭前後と同3銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米商務省が発表した2月の個人消費支出(PCE)物価指数は、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアの上昇率が前年同月比2.8%と前月の2.9%から減速し、市場予想と同じだった。これを受けたドル円相場は、米インフレ鈍化の流れが続いているとの見方から一時151円18銭まで軟化した。ただ、その後は同日の東京市場でつけた151円17銭が意識されるかたちで下げ渋り。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が同日に参加したイベントで「利下げを急ぐ必要はない」と述べたことが伝わると、151円38銭まで値を戻す場面があった。とはいえ、グッドフライデー(聖金曜日)の祝日で市場参加者は少なく、模様眺めムードが広がりやすいことから相場の方向感には乏しかった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0790ドル前後と前日に比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安とほぼ横ばいだった。 出所:MINKABU PRESS

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