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外為サマリー:151円30銭台で推移、模様眺めで方向感欠く

配信日時:2024/03/29 15:19 配信元:MINKABU
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=151円36銭前後と前日の午後5時時点に比べて7銭程度のドル安・円高となっている。  この日の東京市場のドル円相場は、午前9時50分過ぎに一時151円17銭まで下押した。鈴木俊一財務相が「(足もとの円安は)ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿っていない部分もあるのではないか」と発言し、円買い介入への警戒感が高まったもよう。また、月末・年度末に伴って輸出企業など国内実需筋によるドル売り・円買いが流入したようだった。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)通過後は151円40銭台に持ち直す場面もあったが、きょうは米国やドイツなど多くの国が祝日とあって模様眺めが広がりやすいことから追随買いは広がらず。日本時間今晩に発表される2月の米個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたいとする向きも多く、午後は概ね151円30銭台で方向感なく推移した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0775ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円07銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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