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午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、長期金利0.710%に低下

配信日時:2024/03/28 11:45 配信元:MINKABU
 28日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は小幅続伸。小高く始まったあとは軟化する場面もあったが、下値は限定的で方向感に乏しい相場展開だった。  27日に実施された米7年債入札で需要の強さが示されたことを受け、同日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが支援材料。また、朝方に日銀が公表した18~19日開催分の「金融政策決定会合における主な意見」で、追加利上げを急ぐような意見がみられなかったことも買い安心感につながったようだ。ただ、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のタカ派的な発言で、この日の時間外取引で米長期金利が小幅ながら上昇していることが国内債の重荷となり、債券先物は一時145円65銭まで軟化した。なお、日銀は「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「物価連動債」を対象とした国債買いオペを通知している。  午前11時の先物6月限の終値は、前日比4銭高の145円78銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.710%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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