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午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利は横ばいの0.735%

配信日時:2024/03/27 11:17 配信元:MINKABU
 27日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利は低下)し、円債相場の支援材料となった。  米国では5年物国債入札が無難な結果となり、需給面での安心感から債券市場に資金が流入した。日本では27日、財務省が40年債入札を通知した。第16回債のリオープン発行となり、発行予定額は7000億円程度で表面利率は年1.3%。市場では入札は波乱なく通過するとの見方が優勢となっている。  日銀の田村直樹審議委員はこの日、青森県金融経済懇談会で金融政策に関し「副作用も残る状況が続いている」などと述べた。また、日銀の植田和男総裁は参院予算委員会で、家計のマインド指標が緩やかに改善しているとの認識を示した。債券相場の反応は総じて限られた。  先物6月限は前営業日比10銭高の145円60銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの0.735%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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