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NYの視点:米3月消費者物価指数、見通しは悲観的、期待指数が大幅悪化

配信日時:2024/03/27 07:36 配信元:FISCO
*07:36JST NYの視点:米3月消費者物価指数、見通しは悲観的、期待指数が大幅悪化 米コンファレンスボードが発表した3月消費者信頼感指数は104.7と、2月から上昇予想に反し低下し、昨年11月来で最低となった。現況は151.0と、2月147.6から上昇した。2月分も147.2から147.6へ上方修正された。一方、期待は73.8と2月の76.3から大幅低下し昨年10月来の低水準となったことが指数全体を押し下げた。2月分は79.8から76.3へ大幅下方修正された。

現状で、雇用が「十分」との回答は昨年7月来で最高。一方で、職を見つけるのが「困難」との回答は1年ぶりの低水準となった。エコノミストが雇用状況をあらわす指数として注視している雇用が「十分」と、「不十分」との差は32.2と8カ月ぶりの高水準で現状の労働市場が強い証拠となった。ただ、2022年に50近くまで上昇後は、低下基調にあり、労働市場のひっ迫緩和を示唆している。

6か月後の期待指数ではビジネス状況で悪化予想が17.6と16.9から上昇、雇用も減少見通しが13.8と11.9から上昇。賃金も増加が16.5と16.3から上昇した一方、減少も13.8と、11.9から上昇。インフレ圧力の緩和が奏功し、消費者信頼感指数は改善基調にあったが、労働市場への楽観的見方が後退しつつあり消費者信頼感に影響を与えつつある兆候が見られる。

■3月消費者信頼感指数:104.7(104.8)
●現状:151.0(2月147.6)
ビジネス状況
良好:19.5(20.4)
悪い:17.2(17.7)

雇用
十分:43.1(42.8)
不十分:46.0(44.5)
困難:10.9(12.7)

雇用指数(十分と、不十分との差)
32.2(30.1)


●期待:73.8(76.3)
ビジネス状況
改善:14.3(14.0)
悪化:17.6(16.9)
同じ:68.1(69.1)

雇用
増加:16.5(16.3)
減少:13.8(11.9)
同じ69.7(71.8)

賃金
増加:16.5(16.3)
減少:13.8(11.9)
変わらず:69.7(71.8)

●今後12カ月のインフレ期待(平均)
5.3%(2月5.2%、前年6.3%)

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