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午後:債券サマリー 先物は上昇、長期金利0.725%に低下
配信日時:2024/03/25 15:39
配信元:MINKABU
25日の債券市場で、先物中心限月6月限は上昇。米長期金利の低下が追い風となったほか、朝方に発表された1月22~23日開催分の日銀会合議事要旨が買い手掛かりとなった。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるナーゲル独連邦銀行(中央銀行)総裁が22日に「早ければ6月にも利下げが実施される可能性がある」と述べたことをきっかけに、同日の欧米市場ではECBや米連邦準備理事会(FRB)が年央に金融緩和に動くとの観測が台頭。米長期金利は4.19%に低下し、これが国内債の買いにつながった。また、日銀が朝方に公表した金融政策決定会合議事要旨(1月22~23日開催分)で、多くの委員が「各種緩和策の修正を行うとしても、現時点での経済・物価見通しを前提とすれば、緩和的な金融環境は継続する可能性が高い」との認識を示していたことも相場を押し上げる材料となり、債券先物は寄り付き直後に一時145円70銭まで上伸した。ただ、日銀の追加利上げを巡る思惑などから積極的には上値を追いにくく、朝方の買いが一巡したあとは伸び悩み。この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)の応札倍率が3.70倍(前回は4.45倍)になったことが分かると、先物は午後に145円55銭まで下押す場面があった。
先物6月限の終値は、前週末比15銭高の145円56銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.015%低下の0.725%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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