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午前:債券サマリー 先物は上昇、新発10年債の取引は未成立

配信日時:2024/03/25 11:40 配信元:MINKABU
 25日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は上昇。前週末の米債券高(金利は低下)に加え、朝方に発表された日銀金融政策決定会合議事要旨が買い手掛かりとなった。  欧米中銀の利下げ観測などを背景に、前週末22日に米長期金利が低下した流れが東京市場に波及。日銀が1月22~23日に開いた金融政策決定会合の議事要旨で多くの委員が「各種緩和策の修正を行うとしても、現時点での経済・物価見通しを前提とすれば、緩和的な金融環境は継続する可能性が高い」との認識を示していたことが明らかになったことも国内債の買いを促し、債券先物は一時145円70銭まで上伸した。ただ、日銀の追加利上げを巡る思惑などから買い一巡後は上値が重くなった。なお、きょうは流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施される。  午前11時の先物6月限の終値は、前週末比18銭高の145円59銭となった。一方、現物債市場で新発10年債の取引は、まだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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