みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時151円00銭まで軟化

配信日時:2024/03/25 08:00 配信元:MINKABU
 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円41銭前後と前日に比べて20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円67銭前後と同1円00銭弱のユーロ安・円高だった。  この日の東京市場で一時151円86銭と約4カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた反動で、欧米市場では利益確定や持ち高調整のドル売り・円買いが優勢となった。また、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるナーゲル独連邦銀行(中央銀行)総裁が「早ければ6月にも利下げが実施される可能性がある」と述べたことをきっかけに、欧米の中銀が年央に金融緩和に動くとの観測が広がったことも影響。米長期金利の低下で日米金利差の縮小が意識されるなか、ドル円相場は151円00銭まで下押す場面があった。ただ、今週に発表された米経済指標が総じて強い内容だったことが下支えとなり、ドルは売り一巡後に下げ渋った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0808ドル前後と前日に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ