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明日の為替相場見通し=ドル買い優勢の展開か

配信日時:2024/03/21 17:24 配信元:MINKABU
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米金利差を意識したドル買い・円売りが優勢となりそうだ。予想レンジは1ドル=150円70銭~151円80銭。  日銀の植田和男総裁は21日の参院財政金融委員会で、「当面緩和的な金融環境は継続する」との考えを改めて示した。一方、20日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)ではハト派的な政策姿勢は示されず、日米の金利差が開いた状態が当面続くとの見方からドル買い・円売りが入りやすい。また、日経平均株価が最高値を更新するなか、日本株に投資する海外投資家による為替差損を回避(ヘッジ)するための円売りも見込まれる。ただ、日本時間今晩に発表される米経済指標が弱い内容となれば、米長期金利の低下とともにドル安に振れる可能性もある。  今晩発表される主な経済指標は、3月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値、3月の英PMI速報値、3月の米PMI速報値、23年10~12月期の米経常収支、前週分の米新規失業保険申請件数、3月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、2月の米中古住宅販売件数、2月の米景気先行指標総合指数など。また、イングランド銀行(英中央銀行)が金融政策委員会の結果と議事録を発表する予定となっている。 出所:MINKABU PRESS

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