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午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.725%で横ばい

配信日時:2024/03/21 12:01 配信元:MINKABU
 21日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。米債券高を受けて小高く始まったものの、日銀による早期の追加利上げに対する警戒感から徐々に売りが優勢となった。  米連邦準備理事会(FRB)は20日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決め、参加者の政策金利見通しで年内に3回の利下げを想定する水準が維持されたことが米債の買い手掛かりとなった。ただ、円安で物価高が再燃すれば、日銀が早期の政策変更を迫られる可能性があるとの見方もあり、積極的には国内債を買いにくい様子。日経平均株価の上昇も重荷で、午前9時40分ごろには145円51銭まで下押す場面があった。なお、きょうは流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施される。  午前11時の先物6月限の終値は、19日に比べ9銭安の145円59銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、19日と同じ0.725%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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