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米外為市場サマリー:一時151円80銭台に上伸するもFOMC後に失速
配信日時:2024/03/21 08:03
配信元:MINKABU
20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円26銭前後と前日に比べて40銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=165円21銭前後と同1円30銭弱のユーロ高・円安だった。
日銀は19日まで開いた金融政策決定会合でマイナス金利政策を含む大規模緩和の解除を決めたものの、植田和男総裁が同日の記者会見で「当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」と述べたことから日米金利差が意識されやすく、ドル円相場は一時151円82銭と昨年11月以来ほぼ4カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が20日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決め、政策金利見通し(ドットチャート)で年内の利下げ予想が3回で維持されたことが分かるとドルは失速。年末に向けた利下げ姿勢が変わらなかったことがドルの重荷となり、150円70銭台に軟化する場面があった。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「これらのデータから、基調的なインフレの経路とわれわれの予測に十分な整合性があることが明らかになり、伝達が引き続き堅調だと想定すれば、われわれは政策サイクルの巻き戻し段階に移行し、政策の制約を緩めることが可能になる」との考えを示したことなどを手掛かりにユーロが買われた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0922ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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