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午後:債券サマリー 先物は続伸、日銀会合でマイナス金利解除が決定 長期金利低下

配信日時:2024/03/19 15:30 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸した。日銀が金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除を決定した。長期国債の買い入れについては、従来と概ね同額で継続する方針が示された。ほぼ市場の想定通りの結果となったが、債券の需給面で安心感をもたらし、午後に上げ幅を拡大した。    今回、日銀は新たに無担保コールレート(オーバーナイト物)を0~0.1%程度で推移するように金融市場調整を行う方針を決定した。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)は撤廃され、総じて事前報道に沿った内容となった。長期債の買い入れ額を巡る不透明感が後退したことは、債券選好姿勢を強める方向に作用した。一方、前日の米国市場で長期債相場は下落(金利は上昇)しており、朝方の円債相場には上値を圧迫する要因となった。  先物6月限は前営業日比25銭高の145円68銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.030%低い0.725%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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