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午前:債券サマリー 先物は続伸、日銀会合の結果発表控え持ち高調整主体の展開

配信日時:2024/03/19 11:14 配信元:MINKABU
 19日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利が上昇)したことは重荷となったが、下値を探る姿勢は限られた。19日までの日程で開かれる日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、持ち高調整主体の展開となった。  日本経済新聞電子版が日本時間19日未明、日銀の金融政策決定会合に関し、「マイナス金利政策のほか、長期金利を抑え込むための長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)や上場投資信託(ETF)などリスク資産を買い入れる枠組みもなくす」と報じた。政策の修正自体は一定程度、市場への織り込みが進んでいたが、この日の円債市場では、日銀側の実際の発表内容を見極めたいとのムードが優勢となっている。  先物6月限は前営業日比8銭高の145円51銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.010%低い0.745%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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