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午前:債券サマリー 先物は反発、日銀が国債買い現先オペを通知

配信日時:2024/03/18 11:27 配信元:MINKABU
 18日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。国内メディアが相次いで、日銀が18日から19日まで開かれる金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除する見通しだと伝えたが、マイナス金利の解除そのものは市場には一定程度、織り込まれていた。こうしたなか、日銀は18日午前、国債買い現先オペを通知した。日銀が市場への資金供給を通じ、短期金利上昇の抑制に動いたとの見方が広がるなか、先物に買い戻しが入った。  国債買い現先オペの期間は19~21日で、オファー額は3兆円。応札レートの下限はマイナス0.10%とした。前週末の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利下げ回数が減少する可能性が意識されるなか、長期債相場が一段と低下(金利は一段と上昇)したものの、円債市場では債券価格の下値を探る姿勢は限られた。  先物6月限は前営業日比21銭高の145円31銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.020%低い0.765%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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