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午前:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利は0.795%に上昇

配信日時:2024/03/15 11:12 配信元:MINKABU
 15日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)した流れを引き継いだ。日銀の金融政策の正常化観測が強まったことも、円債相場の重荷となった。  2月の米生産者物価指数(PPI)の伸びが市場予想を上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退するなか、米長期金利が上昇した。また時事通信が14日夜、日銀が3月の金融政策会合で、マイナス金利政策を解除する方向で調整に入ったと報じており、債券への売り圧力を強めた。  日銀はこの日、定例の国債買い入れオペを4本、通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同25年超」。オファー額はいずれも前回と同額となった。  先物6月限は前営業日比27銭安の144円97銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.020%高い0.795%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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