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米外為市場サマリー:予想を上回る米PPIなどを受け148円30銭台に上伸

配信日時:2024/03/15 08:03 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円33銭前後と前日に比べて60銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円42銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。  日本時間夜に一部で「日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除する方向で調整に入った」と報じられたことをきっかけに、ドル円相場は147円44銭まで下押す場面があった。ただ、2月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回ったことや、前週分の米新規失業保険申請件数が予想外に減少したことが分かると、米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ回数が減るとの見方が広がるとともにドル買いが流入。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識されるなか一時148円36銭まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が「ECBは夏季休暇前に2回の利下げが必要」と述べたことなどが影響するかたちでユーロが軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0883ドル前後と前日に比べて0.0065ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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