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午前:債券サマリー 先物は反落、日銀正常化観測や米債券安が影響

配信日時:2024/03/14 11:38 配信元:MINKABU
 14日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。日銀の政策正常化観測が一段と高まったことや、前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響した。  春季労使交渉(春闘)の集中回答日だった13日に大手企業の間で満額回答が相次いだことで、日銀が来週18~19日に開く金融政策決定会合でのマイナス金利政策の解除がより意識されている様子。また、前日に米長期金利が上昇したことも国内債の重荷となり、債券先物は一時145円18銭まで軟化した。その後はやや下げ渋る動きとなったが、きょう財務省が実施する20年債入札の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。  午前11時の先物6月限の終値は、前日比26銭安の145円26銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時0.780%をつけ、その後は前日比0.020%上昇の0.775%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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