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米外為市場サマリー:予想上回る米CPIを受け一時148円10銭台に上伸

配信日時:2024/03/13 07:58 配信元:MINKABU
 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円68銭前後と前日に比べて70銭強のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円35銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.2%と市場予想の3.1%をやや上回った。エネルギーと食品を除くコア指数の前年同月比の伸びは3.8%と、1月の3.9%から鈍化したものの市場予想の3.7%から上振れた。これを受けて市場では米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が遅れるとの見方が広がるとともに米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りに押し上げられ、ドル円相場は一時148円12銭まで上伸した。ただ、日銀が3月会合でマイナス金利政策を解除する可能性が意識されていることが円の下支えとなり、ドルは買い一巡後に上値が重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0927ドル前後と前日に比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安とほぼ横ばいだった。 出所:MINKABU PRESS

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