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米外為市場サマリー:一時147円10銭台に上伸するもドル買い続かず

配信日時:2024/03/12 07:54 配信元:MINKABU
 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円95銭前後と前週末に比べて10銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円55銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高だった。  日銀が3月会合でマイナス金利政策を解除する可能性が意識されるなか、欧州市場ではドル円相場が146円49銭まで下押す場面があった。この流れを引き継ぎニューヨーク市場のドル円相場も軟調に始まったが、ニューヨーク連銀が公表した2月の消費者調査で、3年先の予想物価上昇率が前月の2.4%から2.7%に、5年先の物価予想も2.5%から2.9%に上昇したことがドルを下支え。これを受けて米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りに押し上げられるかたちで一時147円15銭まで上伸した。ただ、12日に発表される2月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとしてドル買いは続かなかった。一方、足もとで堅調さが目立っていたユーロは、利益確定などを目的とした売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0926ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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