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午前:債券サマリー 先物は下落、日銀観測報道が影響

配信日時:2024/03/11 11:48 配信元:MINKABU
 11日午前の債券市場で、先物3月限は下落。日銀が来週18~19日に開く金融政策決定会合に関する報道を受け売りが先行した。  8日に「日銀政策委員の間で3月会合でのマイナス金利解除を支持する声が広がっている」「日銀が金融緩和の正常化を円滑に進めるため、国債買い入れ規模をあらかじめ示す新たな量的金融政策の枠組みを検討していることが分かった」と相次いで報じられたことが相場に影響した。ただ、この日の時間外取引で米長期金利が低下したことが国内債の下支えとなり、債券先物は寄り付き直後に145円93銭まで下押したあとは下げ渋る動きとなった。  午前11時の先物3月限の終値は前週末比15銭安の146円10銭、期先6月限は同13銭安の145円51銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時0.765%に上昇し、その後は前週末比0.030%上昇の0.760%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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