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米外為市場サマリー:米雇用関連指標やFRB議長発言を受け一時149円10銭に軟化

配信日時:2024/03/07 08:04 配信元:MINKABU
 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円38銭前後と前日に比べて70銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円81銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高だった。  この日の日本時間夕方に一部で「日銀が3月18~19日に開く金融政策決定会合で、一部出席者がマイナス金利政策の解除が妥当だと意見表明する見通しであることが分かった」と報じられたことで、金融政策の正常化を意識した円買いが流入。また、同日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した2月の全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったことや、米労働省が公表した1月の雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が市場予想に届かなかったことがドルの重荷となった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米連邦議会下院の金融サービス委員会で、年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高いとの見解を示したこともドル売りにつながり、ドル円相場は一時149円10銭まで下押した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0899ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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