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米外為市場サマリー:米PCE物価指数を受け一時149円20銭台に軟化

配信日時:2024/03/01 07:59 配信元:MINKABU
 2月29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円98銭前後と前日に比べて70銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円06銭前後と同1円30銭弱のユーロ安・円高だった。  この日に発表された1月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、エネルギーと食品を除くコア指数が前年同月比で2.8%上昇した。伸び率は前の月(2.9%)を下回り、市場予想と同じだったことから過度なインフレ懸念が和らぎ、米長期金利が低下するとともにドル売り・円買いが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことや、1月の米中古住宅販売仮契約指数が落ち込んだこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時149円21銭まで軟化した。その後は月末要因からドルの買い戻しが入ったものの戻りは限定的だった。一方、2月のドイツ消費者物価指数(CPI)速報値の伸び率が2カ月連続で鈍化したことを受け、ユーロが対ドルや対円で売られた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0805ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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