本日の注目個別銘柄
東製鉄、アーレスティ、トピー工など
配信日時:2023/07/24 15:52
配信元:FISCO
<8306> 三菱UFJ 1053 -21.5大幅反落。銀行セクターは本日、下落率のトップになった。先週末には、日銀が今週開く金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決める公算などと一部で報じられた。YCCの枠組みも維持し、10年金利の変動幅も上下0.5%で据え置かれる可能性とされている。海外経済や賃金上昇の持続性への不確実性から物価目標達成への確信は深まっていないようだ。YCC修正に伴う金利上昇や利ザヤの拡大期待などが後退する形に。
<7211> 三菱自 544.8 +25.9大幅続伸。同社やマツダなど自動車関連の一角で強い動きが目立っている。週末の海外市場では、ドル円相場は1ドル141円台後半にまで上昇しており、円安反転の動きが自動車株への関心を高めさせているもよう。今週開催される日銀金融政策決定会合では、日銀がYCCなどの金融政策修正を見送るとの見方が先週末にかけて相次いで報じられており、円の先高観が後退する状況のようだ。
<2212> 山崎パン 2197.5 +75.5大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1750円から2600円に引き上げた。24年12月期営業利益は市場予想の329億円を上回る363億円と予想、16年12月期以来の過去最高益を更新すると分析。人流増・インバウンド増もあり販売は好調で、7月の値上げも浸透と評価。また、自前の物流網を有し、労働管理も進んでいるため、24年問題による悪影響も小さいと判断している。
<4812> ISID 4985 -275大幅続落。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の97.3億円から107億円に引き上げた。ビジネスソリューションおよび製造ソリューションを中心に売上が予想を上回る見通しのほか、販売費及び一般管理費も計画以上に低減できているもよう。ただ、第1四半期実績値56.8億円からみて上振れにサプライズは限定的であり、短期的な出尽くし感につながったようだ。
<5423> 東製鉄 1703 +300ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は123億円で前年同期比69.9%増となり、上半期計画は従来予想の150億円から200億円に、通期では300億円から350億円にそれぞれ上方修正した。出荷単価の上振れや鉄スクラップ価格の下振れでマージンが改善しているほか、出荷数量も増加しているもよう。通期上方修正値はコンセンサスの335億円レベルも上回る水準に。
<6200> インソース 1231 +60大幅反発。対話型AI「ChatGPT」をより活用するための研修「ChatGPT応用編研修~プロンプトエンジニアリングについて学ぶ」を新たに開発したと発表。対話型AIで汎用的に使えるプロンプトの効果的なテクニックを知り、対話型AIから満足のいくアウトプットを引き出すためのプロンプトエンジニアリングが学べる研修となっている。今後の市場成長期待が高い分野であり、需要拡大を想定する動きが先行へ。
<2492> インフォMT 362 +7大幅反発。先週末に業績予想の上方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の2億円から3.6億円に、通期では3億円から6.4億円に増額。年間配当金も0.46円から0.97円に引き上げた。FOOD事業では仕入れ業務効率化を支援する受発注の新規契約獲得が好調、ES事業でも請求書サービスにおける代理店経由の獲得が好調に推移している。2ケタ減益から一転2ケタ増益へとモメンタムの改善をポジティブ視へ。
<7231> トピー工 2487 +166大幅反発。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」を継続で、目標株価を2100円から3000円に引き上げた。車両生産活動の正常化、電炉事業でのメタルスプレッドの改善、諸コスト高に対する顧客からの価格改定進捗などから、強気判断を再確認としている。価格改定の進捗や顧客生産活動の増加が収益を押し上げるとみて、24年3月期営業利益は前期比27%増、25年3月期も同21%増と収益成長持続を予想。
<6289> 技研製作所 2058 +107大幅反発。先週末に自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の2.91%
に当たる80万株、15億円を取得上限としており、取得期間は7月24日から11月22日まで。資本効率の向上および株主還元の充実を図ることを取得目的としている。当面の需給面での下支えにつながるとの期待が先行しているもよう。なお、同社の自社株買いは2009年以来とみられる。
<5852> 745 +65急伸で年初来高値を更新。トヨタが6月に、次世代EVに使用する車体部品について
「ギガキャスト」の導入を検討していると明らかにし、「ギガキャスト」参入を表明したリョービなどは、5月末比で一時78%の上昇となった。リョービ<5851>と同様にダイカストの大手企業である同社にも思惑買いの動きが強まっているようだ。なお、同社では現在、ギガキャスト導入の要否については引き続き状況を注視していくとしている。
<ST>
<7211> 三菱自 544.8 +25.9大幅続伸。同社やマツダなど自動車関連の一角で強い動きが目立っている。週末の海外市場では、ドル円相場は1ドル141円台後半にまで上昇しており、円安反転の動きが自動車株への関心を高めさせているもよう。今週開催される日銀金融政策決定会合では、日銀がYCCなどの金融政策修正を見送るとの見方が先週末にかけて相次いで報じられており、円の先高観が後退する状況のようだ。
<2212> 山崎パン 2197.5 +75.5大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1750円から2600円に引き上げた。24年12月期営業利益は市場予想の329億円を上回る363億円と予想、16年12月期以来の過去最高益を更新すると分析。人流増・インバウンド増もあり販売は好調で、7月の値上げも浸透と評価。また、自前の物流網を有し、労働管理も進んでいるため、24年問題による悪影響も小さいと判断している。
<4812> ISID 4985 -275大幅続落。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の97.3億円から107億円に引き上げた。ビジネスソリューションおよび製造ソリューションを中心に売上が予想を上回る見通しのほか、販売費及び一般管理費も計画以上に低減できているもよう。ただ、第1四半期実績値56.8億円からみて上振れにサプライズは限定的であり、短期的な出尽くし感につながったようだ。
<5423> 東製鉄 1703 +300ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は123億円で前年同期比69.9%増となり、上半期計画は従来予想の150億円から200億円に、通期では300億円から350億円にそれぞれ上方修正した。出荷単価の上振れや鉄スクラップ価格の下振れでマージンが改善しているほか、出荷数量も増加しているもよう。通期上方修正値はコンセンサスの335億円レベルも上回る水準に。
<6200> インソース 1231 +60大幅反発。対話型AI「ChatGPT」をより活用するための研修「ChatGPT応用編研修~プロンプトエンジニアリングについて学ぶ」を新たに開発したと発表。対話型AIで汎用的に使えるプロンプトの効果的なテクニックを知り、対話型AIから満足のいくアウトプットを引き出すためのプロンプトエンジニアリングが学べる研修となっている。今後の市場成長期待が高い分野であり、需要拡大を想定する動きが先行へ。
<2492> インフォMT 362 +7大幅反発。先週末に業績予想の上方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の2億円から3.6億円に、通期では3億円から6.4億円に増額。年間配当金も0.46円から0.97円に引き上げた。FOOD事業では仕入れ業務効率化を支援する受発注の新規契約獲得が好調、ES事業でも請求書サービスにおける代理店経由の獲得が好調に推移している。2ケタ減益から一転2ケタ増益へとモメンタムの改善をポジティブ視へ。
<7231> トピー工 2487 +166大幅反発。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」を継続で、目標株価を2100円から3000円に引き上げた。車両生産活動の正常化、電炉事業でのメタルスプレッドの改善、諸コスト高に対する顧客からの価格改定進捗などから、強気判断を再確認としている。価格改定の進捗や顧客生産活動の増加が収益を押し上げるとみて、24年3月期営業利益は前期比27%増、25年3月期も同21%増と収益成長持続を予想。
<6289> 技研製作所 2058 +107大幅反発。先週末に自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の2.91%
に当たる80万株、15億円を取得上限としており、取得期間は7月24日から11月22日まで。資本効率の向上および株主還元の充実を図ることを取得目的としている。当面の需給面での下支えにつながるとの期待が先行しているもよう。なお、同社の自社株買いは2009年以来とみられる。
<5852> 745 +65急伸で年初来高値を更新。トヨタが6月に、次世代EVに使用する車体部品について
「ギガキャスト」の導入を検討していると明らかにし、「ギガキャスト」参入を表明したリョービなどは、5月末比で一時78%の上昇となった。リョービ<5851>と同様にダイカストの大手企業である同社にも思惑買いの動きが強まっているようだ。なお、同社では現在、ギガキャスト導入の要否については引き続き状況を注視していくとしている。
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