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金は押し目買い継続か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2023/04/14 18:03 配信元:FISCO
*18:03JST 金は押し目買い継続か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は押し目買い継続か』と述べています。

続いて、『12日に発表された3月米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比5.0%上昇した。伸びは昨年6月をピークに9カ月連続で鈍化し、市場予想を下回った。ただ、コア指数は5.6%上昇と、伸び率は小幅ながらも前月(5.5%)から拡大。6カ月ぶりに前月を上回った』と伝えています。

また、『同日公表された3月21、22日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、全会一致で政策金利の0.25%引き上げが決定されたが、今後は融資条件の厳格化が見込まれることから、景気やインフレには下振れリスクがあるとの見方が浮上していたことが判明。利上げの継続に慎重だと受け止められ、やや「ハト派」的と受け止められた』と解説しています。

次に、『13日午前11時時点のCMEのFEDWATCHによると、5月会合では0.25%の利上げが見込まれているが、6月会合では据え置きとなる見込み。7月以降は、金利引き下げが優勢になると見られている。こうした背景からNY金は続伸となった』と言及しています。

陳さんは、『米連邦準備制度理事会(FRB)がややハト派に傾いている一方、欧州中央銀行(ECB)は、「タカ派」姿勢を緩めていないようだ。外国為替市場では、これから「ユーロ高・ドル安」傾向が強まりそうだが、ドル安を受けて金は押し上げられる可能性が高まるだろう』とし、『国際通貨基金(IMF)は、金融安定報告書で、米中堅銀行2行の経営破綻に始まった信用不安で「金融安定性リスクが急速に高まっている」と警告した。市場の不安感は根強く、安全資産としても金は注目されるだろう』と考察しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月13日付「金は押し目買い継続か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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