本日の注目個別銘柄
Hamee、ブラス、山王など
配信日時:2022/12/15 15:19
配信元:FISCO
<6141> DMG森精機 1834 +73大幅続伸。前日に中期計画を発表。2025年の数値目標として売上高6000億円(22年見込み4650億円)、EBIT(利子・税支払い前利益)720億円(同450億円)などを掲げる。売上目標はチャレンジングとの見方が多いようだが、意欲的な拡大計画を好感する動きが優勢になっている。また、配当性向30%を目安とすることを定め、2025年まで10円ずつの増配を行う計画であることも評価されているようだ。
<8077> トルク 217 -13大幅続落。前日に22年10月期決算を発表。営業利益は4.2億円で前期比2.6倍となり、従来予想の1.9億円を大幅に上回る着地となった。ただ、第3四半期の時点で通期計画を超過しており、上振れ自体は想定線と捉えられる。一方、23年10月期は3.4億円で同18.2%の減益に転じる見通し。収益水準自体は市場想定線とみられるものの、モメンタムの悪化をマイナス視する動きが優勢となっている。
<3665> エニグモ 648 -3反落。前日に第3四半期決算を発表。収益認識に関する会計基準の適用有無の違いから正確な比較ではないが、累計営業利益は8.2億円で前年同期比58.3%減、8−10月期は同64.1%減と減益率が拡大した。ただ、急速な円安進行による8−10月期の収益悪化は織り込み済みとみられ、短期的な悪材料出尽くし感が強まっているもよう。会社側では、オリジナルコンテンツ充実化やSNS運用強化などによる効果表面化、GLOBAL BUYMA復調傾向など、業績回復の兆しは見え始めたとしている。
<7033> MSOL 3925 +355急伸。前日に22年10月期決算を発表。営業利益は8.5億円で前期比8.1%減となり、従来計画の12億円を下振れた。ただ、第3四半期までの状況から下振れは想定線、むしろ、8−10月期の前年同期比54.2%増益を評価する動きが優勢となっている。また、23年10月期は19億円で前期比2.2倍の大幅増益を計画。コンサル積極採用の増加で売上拡大を見込むほか、稼働率向上による利益率の改善も想定している。
<3719> ジェクシード 196 +11大幅続伸。前日に22年12月期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の20百万円から33百万円に引き上げ、前期比96百万円の損益改善となる。事業再編及びオペレーションの業務効率化によって、販管費が圧縮されることが要因。第3四半期までの実績から上振れ期待はあったとみられるが、3期ぶりの黒字転換確度が一段と高まったことで、買い安心感が優勢になっている。
<3134> Hamee 722 -125急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は5.7億円で前年同期比49.4%減となり、通期予想は従来の22.9億円から10.1億円、前期比53.9%減に下方修正している。新商品の開発やリリースの遅れ、グローバル事業における利益率の低下などが下振れの背景のようだ。第1四半期は前年同期比24.3%減にとどまっていたため、通期半減以下となる大幅下方修正にはネガティブなインパクトが強まる形に。
<2424> ブラス 1108 +150ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は4.8億円となり、前年同期単独比20倍の水準となり、据え置きの通期計画11.1億円、前期単独比27.6%増に対する進捗率も43%の水準に達している。経済活動が正常化に向かう中で、挙式・披露宴の実施数や単価が回復に向かっているようだ。想定以上の好スタートと捉えられ、業績回復ペースの一段の速まりが想定される状況のようだ。
<4996> クミアイ化 1006 +99急伸。10月7日以来の1000円台回復。前日に22年10月期の決算を発表、営業利益は127億円で前期比49.9%増となったが、12月2日に修正発表済み。一方、23年10月期は145億円で同14.4%増益の見通し、年間配当金も前期比2円増の24円を計画している。引き続き2ケタの売上成長を見込んでいるもよう。株価が安値圏にある中、連続2ケタ増益見通し発表で見直しの動きが進んでいるもよう。
<3441> 山王 1053 +150ストップ高比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業益は2.6億円で前年同期比73.2%の大幅増となり、従来の上半期計画2億円を超過、通期予想の3億円に対する進捗率も86%に達した。5G通信向け分野の部品需要が旺盛のほか、設備投資回復を背景に産業機器向け分野の受注も堅調推移のようだ。今期の大幅減益見通しがネガティブサプライズにつながった経緯もあり、ポジティブインパクト強まる形に。
<2931> ユーグレナ 1048 +99急伸。マレーシアの Petroliam Nasional Berhad、イタリアの Eni S.p.Aと3社で、マレーシアにおいてバイオ燃料製造プラントを建設・運営するプロジェクトを検討と発表。2025年中の商業プラント完成を目指し、23年中に最終的な投資決定を行う見込みだ。本商業プラントは、原料処理能力が年間約65万トン、バイオ燃料の製造能力が最大で日産1万2500バレルとなるもようだ。
<ST>
<8077> トルク 217 -13大幅続落。前日に22年10月期決算を発表。営業利益は4.2億円で前期比2.6倍となり、従来予想の1.9億円を大幅に上回る着地となった。ただ、第3四半期の時点で通期計画を超過しており、上振れ自体は想定線と捉えられる。一方、23年10月期は3.4億円で同18.2%の減益に転じる見通し。収益水準自体は市場想定線とみられるものの、モメンタムの悪化をマイナス視する動きが優勢となっている。
<3665> エニグモ 648 -3反落。前日に第3四半期決算を発表。収益認識に関する会計基準の適用有無の違いから正確な比較ではないが、累計営業利益は8.2億円で前年同期比58.3%減、8−10月期は同64.1%減と減益率が拡大した。ただ、急速な円安進行による8−10月期の収益悪化は織り込み済みとみられ、短期的な悪材料出尽くし感が強まっているもよう。会社側では、オリジナルコンテンツ充実化やSNS運用強化などによる効果表面化、GLOBAL BUYMA復調傾向など、業績回復の兆しは見え始めたとしている。
<7033> MSOL 3925 +355急伸。前日に22年10月期決算を発表。営業利益は8.5億円で前期比8.1%減となり、従来計画の12億円を下振れた。ただ、第3四半期までの状況から下振れは想定線、むしろ、8−10月期の前年同期比54.2%増益を評価する動きが優勢となっている。また、23年10月期は19億円で前期比2.2倍の大幅増益を計画。コンサル積極採用の増加で売上拡大を見込むほか、稼働率向上による利益率の改善も想定している。
<3719> ジェクシード 196 +11大幅続伸。前日に22年12月期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の20百万円から33百万円に引き上げ、前期比96百万円の損益改善となる。事業再編及びオペレーションの業務効率化によって、販管費が圧縮されることが要因。第3四半期までの実績から上振れ期待はあったとみられるが、3期ぶりの黒字転換確度が一段と高まったことで、買い安心感が優勢になっている。
<3134> Hamee 722 -125急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は5.7億円で前年同期比49.4%減となり、通期予想は従来の22.9億円から10.1億円、前期比53.9%減に下方修正している。新商品の開発やリリースの遅れ、グローバル事業における利益率の低下などが下振れの背景のようだ。第1四半期は前年同期比24.3%減にとどまっていたため、通期半減以下となる大幅下方修正にはネガティブなインパクトが強まる形に。
<2424> ブラス 1108 +150ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は4.8億円となり、前年同期単独比20倍の水準となり、据え置きの通期計画11.1億円、前期単独比27.6%増に対する進捗率も43%の水準に達している。経済活動が正常化に向かう中で、挙式・披露宴の実施数や単価が回復に向かっているようだ。想定以上の好スタートと捉えられ、業績回復ペースの一段の速まりが想定される状況のようだ。
<4996> クミアイ化 1006 +99急伸。10月7日以来の1000円台回復。前日に22年10月期の決算を発表、営業利益は127億円で前期比49.9%増となったが、12月2日に修正発表済み。一方、23年10月期は145億円で同14.4%増益の見通し、年間配当金も前期比2円増の24円を計画している。引き続き2ケタの売上成長を見込んでいるもよう。株価が安値圏にある中、連続2ケタ増益見通し発表で見直しの動きが進んでいるもよう。
<3441> 山王 1053 +150ストップ高比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業益は2.6億円で前年同期比73.2%の大幅増となり、従来の上半期計画2億円を超過、通期予想の3億円に対する進捗率も86%に達した。5G通信向け分野の部品需要が旺盛のほか、設備投資回復を背景に産業機器向け分野の受注も堅調推移のようだ。今期の大幅減益見通しがネガティブサプライズにつながった経緯もあり、ポジティブインパクト強まる形に。
<2931> ユーグレナ 1048 +99急伸。マレーシアの Petroliam Nasional Berhad、イタリアの Eni S.p.Aと3社で、マレーシアにおいてバイオ燃料製造プラントを建設・運営するプロジェクトを検討と発表。2025年中の商業プラント完成を目指し、23年中に最終的な投資決定を行う見込みだ。本商業プラントは、原料処理能力が年間約65万トン、バイオ燃料の製造能力が最大で日産1万2500バレルとなるもようだ。
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