注目トピックス 経済総合
NYの視点:ブラックフライデーやサイバーマンデー、消費動向良好でドル堅調推移か
配信日時:2022/11/29 08:23
配信元:FISCO
今年の年末商戦は高インフレや景気後退入り懸念で、需要に懸念が広がっていたが、幸先の良いスタートを切った。感謝祭祭日翌日のブラックフライデーでは、大幅割引が奏功し、アドビアナリティクスの統計によると、オンライン売上高が前年同期比2.3%増の91.2億ドルと過去最高を記録。また、同社は、サイバーマンデーでの売り上げが最大116億ドルに達すると予想している。
小売り企業は過剰在庫を処理するため大幅な値引きを実施。セールスフォースのデータによると割引率は3割で、パンデミック前2019年に近づいたという。実店舗への来客は前年比2.9%増。高インフレや一部企業が雇用削減計画を発表しており、労働市場への不安もある中、消費は思ったより堅調だった。
米国経済の7割を占める消費が依然堅調であることは、ソフトランディングの可能性を強める。また、FRBの利上げ計画を正当化する可能性がある。
本日のイベントやインタビユーでNY連銀のウィリアムズ総裁やブラード米セントルイス連銀総裁は現時点で、景気後退を想定していないことを再表明。FRBの中で、議長や副議長を同じく影響力のあるウィリアムズ総裁は23年を通し金融引き締めを維持する必要性を指摘したほか、ブラード総裁は、「FOMCがより積極的になるリスクを市場は過小評価している」とし、23年、24年にも利上げ継続しなければならない可能性に言及しており、ドルの下値を支えると見る。
<FA>
小売り企業は過剰在庫を処理するため大幅な値引きを実施。セールスフォースのデータによると割引率は3割で、パンデミック前2019年に近づいたという。実店舗への来客は前年比2.9%増。高インフレや一部企業が雇用削減計画を発表しており、労働市場への不安もある中、消費は思ったより堅調だった。
米国経済の7割を占める消費が依然堅調であることは、ソフトランディングの可能性を強める。また、FRBの利上げ計画を正当化する可能性がある。
本日のイベントやインタビユーでNY連銀のウィリアムズ総裁やブラード米セントルイス連銀総裁は現時点で、景気後退を想定していないことを再表明。FRBの中で、議長や副議長を同じく影響力のあるウィリアムズ総裁は23年を通し金融引き締めを維持する必要性を指摘したほか、ブラード総裁は、「FOMCがより積極的になるリスクを市場は過小評価している」とし、23年、24年にも利上げ継続しなければならない可能性に言及しており、ドルの下値を支えると見る。
<FA>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況