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コーユーレンティア---3Qは増収、イベント市場が後調し、レンタル関連事業は伸長
配信日時:2022/11/14 09:31
配信元:FISCO
コーユーレンティア<7081>は10日、2022年12月期第3四半期(22年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.4%増の190.44億円、営業利益が同5.4%減の19.17億円、経常利益が同5.6%減の19.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.4%減の9.02億円となった。
レンタル関連事業の売上高は前年同期比9.0%増の139.58億円、セグメント利益は同5.5%減の17.69億円となった。建設現場向け市場では、2022年上期までに受注した大型案件に加え、昨年度受注した案件の本格稼働による追加需要が旺盛であった。また建設業界においても積極的な『脱炭素』への取り組みがなされており、建設現場における屋外用クリーン電源として、同社が提供する太陽光発電ステム及び蓄電池の問合せ件数が増加した。イベント向け市場では、全般的には新型コロナウイルス感染症の第7波の影響もあり、案件数はコロナ前の水準は未回復。しかし入場者数の制限はあったものの、夏の3大音楽フェスが開催されるなど、確実にイベント市場は回復傾向にある。オフィス市場では、4回目のワクチン接種が決定したことにより既存案件が延長されたことに加え、過日受注分の経済復興支援に関連するBPO案件において、業務拡大による追加受注があったこと等が追い風となった。
スペースデザイン事業の売上高は前年同期比7.5%増の33.80億円、セグメント利益は同494.7%増の1.55億円となった。ファニチャーレンタル業務とPS業務がやや弱含みの展開となったが、グランドセールス業務とライフデザイン業務が好調であった。中でも、グランドセールス業務は首都圏・関西エリアにおいて中堅デベロッパーの動きが活発であったこと、ライフデザイン業務は新築マンション入居者向けの高付加価値インテリアオプショ
ンの販売が安定的に推移したことが売上拡大に寄与した。
物販事業の売上高は前年同期比19.3%減の17.05億円、セグメント損失0.06億円(前年同期は1.26億円の利益)となった。郵政関連で複写機等の更改需要、医療施設、IT企業で利用されるICT機器の需要を取り込んだ。また、抗ウイルスコーティングサービスではWebマーケティングや展示会への出展を積極的に行い、販路の拡大を図った。しかし、前年のオリンピック関連施設向け案件の剥落や、利益率の高い抗ウイルスコーティングサービスでの他社との競争激化による影響が大きかった。
2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.9%増247.00億円、営業利益が同4.8%減の24.00億円、経常利益が同4.8%減の24.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.7%減の14.00億円とする8月10日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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レンタル関連事業の売上高は前年同期比9.0%増の139.58億円、セグメント利益は同5.5%減の17.69億円となった。建設現場向け市場では、2022年上期までに受注した大型案件に加え、昨年度受注した案件の本格稼働による追加需要が旺盛であった。また建設業界においても積極的な『脱炭素』への取り組みがなされており、建設現場における屋外用クリーン電源として、同社が提供する太陽光発電ステム及び蓄電池の問合せ件数が増加した。イベント向け市場では、全般的には新型コロナウイルス感染症の第7波の影響もあり、案件数はコロナ前の水準は未回復。しかし入場者数の制限はあったものの、夏の3大音楽フェスが開催されるなど、確実にイベント市場は回復傾向にある。オフィス市場では、4回目のワクチン接種が決定したことにより既存案件が延長されたことに加え、過日受注分の経済復興支援に関連するBPO案件において、業務拡大による追加受注があったこと等が追い風となった。
スペースデザイン事業の売上高は前年同期比7.5%増の33.80億円、セグメント利益は同494.7%増の1.55億円となった。ファニチャーレンタル業務とPS業務がやや弱含みの展開となったが、グランドセールス業務とライフデザイン業務が好調であった。中でも、グランドセールス業務は首都圏・関西エリアにおいて中堅デベロッパーの動きが活発であったこと、ライフデザイン業務は新築マンション入居者向けの高付加価値インテリアオプショ
ンの販売が安定的に推移したことが売上拡大に寄与した。
物販事業の売上高は前年同期比19.3%減の17.05億円、セグメント損失0.06億円(前年同期は1.26億円の利益)となった。郵政関連で複写機等の更改需要、医療施設、IT企業で利用されるICT機器の需要を取り込んだ。また、抗ウイルスコーティングサービスではWebマーケティングや展示会への出展を積極的に行い、販路の拡大を図った。しかし、前年のオリンピック関連施設向け案件の剥落や、利益率の高い抗ウイルスコーティングサービスでの他社との競争激化による影響が大きかった。
2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.9%増247.00億円、営業利益が同4.8%減の24.00億円、経常利益が同4.8%減の24.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.7%減の14.00億円とする8月10日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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