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【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2023年3月期第2四半期決算
配信日時:2022/11/14 06:40
配信元:FISCO
このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2023年3月期第2四半期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。
【冒頭ごあいさつ】
<阿部社長>
皆様、こんにちは。スパークス・グループの阿部修平でございます。
【2022年度の業績について】
Q: 2022年度の第2四半期の業績について、ご説明いただけますか。
<阿部社長>
第2四半期決算について簡潔にご報告いたします。
営業収益は、前年同期67億8千3百万円から67億1千万円となり、1.1%と僅かながら減収となりました。これは未来創生3号ファンドにかかる残高報酬の計上などがあったのですが、前年同期に比べ成功報酬が約4億円減少したことによるものであります。
残高報酬は支払手数料控除後で、前年同期53億4千5百万円から6.4%増加して56億8千7百万円となっております。先ほどのとおり、未来創生3号ファンドの報酬などが増加し残高報酬料率が上がったことが要因となります。
一方、先ほど申し上げました成功報酬は前年同期5億1千2百万円から減少し、今期は実物資産投資戦略から9千1百万円実現いたしました。
コスト面では、新たな取り組みの経費の増加、また、営業活動が増えたことにより旅費交通費などが増加し、経常的経費は、前年同期22億8千5百万円から7.9%増加し24億6千5百万円となりました。
実物資産投資戦略からの運用益の計上等により、経常利益は16.0%の増加、純利益は1.5%の増加となりました。
また、基礎収益は、前年同期30億6千万円から5.3%増加し、32億2千1百万円となりました。厳しい市場環境においても、安定的かつ確実に収益を生む基礎体力が強化されてきております。
【4本柱の直近のビジネスの進捗状況について】
Q:各運用戦略の直近の状況について教えていただけますか。
<阿部社長>
(日本株式)
まず、日本株式の戦略について、株式市場の環境が必ずしも良好とは言えない中で、公募投信については資金流入超の基調を維持し、投資信託の評価会社のデータの中で、資金流入額ベスト5に入ることができました。また、中小型株戦略については、欧州の世界最大級の国家ファンドからの追加設定がありました。株価の下落により預かり資産は前期末1兆2百10億円から9,542億円に減少しましたが、全体での資金純流入は維持しながら、環境によらず、しっかりとパフォーマンスがあげられる運用を継続して今後とも継続的に預かり資産の拡大を目指していきたいと思います。
(OneAsia)
アジアについては、株式市場が大幅に下落した影響で、残念ながら預かり資産も減少しております。アジア戦略はまさにこれからスパークスが取り組まなければならない最も重要な戦略であり、私はアジア戦略の拡大こそが今後の課題だと思っています。2005年から始めた、「Center for Asia Intelligence」アジアのインテリジェンスの中核をなすという原点に返って、しっかりとアジア戦略に取り組んでまいりたいと思います。
(実物資産)
実物資産戦略のうち再生可能エネルギー投資戦略については、太陽光の稼働資産約120億円に対する投資が実現しました。再生可能エネルギー投資戦略は約10年前に始めて以降、業界においても確固たるポジションを築いて来たものと自負しております。また、現在稼働している資産についてスパークスに継続的に運営して欲しいという声も多くいただいております。今後とも、質の高い投資を目指して、一つ一つ丁寧に投資を続けていきたいと思います。
(プライベート・エクイティ)
プライベート・エクイティ戦略の未来創生3号ファンドにつきましては、おかげ様で、9月末の預かり資産は675億円となり、1号、2号と合わせて1,521億円となりました。ベンチャー投資としては、業界トップ3に入り、確固たる地位を築いたと理解しております。さらにスパークスらしいユニークなベンチャー投資を実践することによって、新しい日本、世界の成長に投資家として、貢献し参加する道を開いていきたいと思います。
以上ご説明したとおり、安定的収益の実現が可能な実物資産、プライベート・エクイティ戦略の預かり資産は増加しているものの、上場株式の株価が大幅に下落したことにより今四半期は、全体の預かり資産も前期末に比べ4.3%減少いたしました。ただ、上場株式についても資金流入が流出を上回っており、引き続き株主の皆様のご期待に応えるべく、最善を尽くして、成長を目指して頑張りたいと思います。
2026年3月までに預かり資産3兆円を達成するという大きな旗を掲げ、これから原点に回帰して、スパークスをもっと期待され、その期待に応える、成長し続ける会社にする、ということを改めて私自身に言い聞かせ、最善を尽くします。何卒よろしくお願いいたします。
Q:自社株買いを発表されました。これについて教えていただけますか。
<阿部社長>
株主還元については、財務状況、資金ニーズなどを踏まえ、継続的かつ安定的に行っていきたいと考えています。今期も昨年に引き続き、総額3億円、株式数20万株を上限とする自社株買いを実施したいと思います。
【最後に】
<阿部社長>
株主の皆様のご支援ご鞭撻、心よりお願い申し上げます。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。 <ST>
【冒頭ごあいさつ】
<阿部社長>
皆様、こんにちは。スパークス・グループの阿部修平でございます。
【2022年度の業績について】
Q: 2022年度の第2四半期の業績について、ご説明いただけますか。
<阿部社長>
第2四半期決算について簡潔にご報告いたします。
営業収益は、前年同期67億8千3百万円から67億1千万円となり、1.1%と僅かながら減収となりました。これは未来創生3号ファンドにかかる残高報酬の計上などがあったのですが、前年同期に比べ成功報酬が約4億円減少したことによるものであります。
残高報酬は支払手数料控除後で、前年同期53億4千5百万円から6.4%増加して56億8千7百万円となっております。先ほどのとおり、未来創生3号ファンドの報酬などが増加し残高報酬料率が上がったことが要因となります。
一方、先ほど申し上げました成功報酬は前年同期5億1千2百万円から減少し、今期は実物資産投資戦略から9千1百万円実現いたしました。
コスト面では、新たな取り組みの経費の増加、また、営業活動が増えたことにより旅費交通費などが増加し、経常的経費は、前年同期22億8千5百万円から7.9%増加し24億6千5百万円となりました。
実物資産投資戦略からの運用益の計上等により、経常利益は16.0%の増加、純利益は1.5%の増加となりました。
また、基礎収益は、前年同期30億6千万円から5.3%増加し、32億2千1百万円となりました。厳しい市場環境においても、安定的かつ確実に収益を生む基礎体力が強化されてきております。
【4本柱の直近のビジネスの進捗状況について】
Q:各運用戦略の直近の状況について教えていただけますか。
<阿部社長>
(日本株式)
まず、日本株式の戦略について、株式市場の環境が必ずしも良好とは言えない中で、公募投信については資金流入超の基調を維持し、投資信託の評価会社のデータの中で、資金流入額ベスト5に入ることができました。また、中小型株戦略については、欧州の世界最大級の国家ファンドからの追加設定がありました。株価の下落により預かり資産は前期末1兆2百10億円から9,542億円に減少しましたが、全体での資金純流入は維持しながら、環境によらず、しっかりとパフォーマンスがあげられる運用を継続して今後とも継続的に預かり資産の拡大を目指していきたいと思います。
(OneAsia)
アジアについては、株式市場が大幅に下落した影響で、残念ながら預かり資産も減少しております。アジア戦略はまさにこれからスパークスが取り組まなければならない最も重要な戦略であり、私はアジア戦略の拡大こそが今後の課題だと思っています。2005年から始めた、「Center for Asia Intelligence」アジアのインテリジェンスの中核をなすという原点に返って、しっかりとアジア戦略に取り組んでまいりたいと思います。
(実物資産)
実物資産戦略のうち再生可能エネルギー投資戦略については、太陽光の稼働資産約120億円に対する投資が実現しました。再生可能エネルギー投資戦略は約10年前に始めて以降、業界においても確固たるポジションを築いて来たものと自負しております。また、現在稼働している資産についてスパークスに継続的に運営して欲しいという声も多くいただいております。今後とも、質の高い投資を目指して、一つ一つ丁寧に投資を続けていきたいと思います。
(プライベート・エクイティ)
プライベート・エクイティ戦略の未来創生3号ファンドにつきましては、おかげ様で、9月末の預かり資産は675億円となり、1号、2号と合わせて1,521億円となりました。ベンチャー投資としては、業界トップ3に入り、確固たる地位を築いたと理解しております。さらにスパークスらしいユニークなベンチャー投資を実践することによって、新しい日本、世界の成長に投資家として、貢献し参加する道を開いていきたいと思います。
以上ご説明したとおり、安定的収益の実現が可能な実物資産、プライベート・エクイティ戦略の預かり資産は増加しているものの、上場株式の株価が大幅に下落したことにより今四半期は、全体の預かり資産も前期末に比べ4.3%減少いたしました。ただ、上場株式についても資金流入が流出を上回っており、引き続き株主の皆様のご期待に応えるべく、最善を尽くして、成長を目指して頑張りたいと思います。
2026年3月までに預かり資産3兆円を達成するという大きな旗を掲げ、これから原点に回帰して、スパークスをもっと期待され、その期待に応える、成長し続ける会社にする、ということを改めて私自身に言い聞かせ、最善を尽くします。何卒よろしくお願いいたします。
Q:自社株買いを発表されました。これについて教えていただけますか。
<阿部社長>
株主還元については、財務状況、資金ニーズなどを踏まえ、継続的かつ安定的に行っていきたいと考えています。今期も昨年に引き続き、総額3億円、株式数20万株を上限とする自社株買いを実施したいと思います。
【最後に】
<阿部社長>
株主の皆様のご支援ご鞭撻、心よりお願い申し上げます。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。 <ST>
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