みんかぶニュース 市況・概況
日経平均28日寄り付き=247円安、2万7097円
配信日時:2022/10/28 09:02
配信元:MINKABU
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みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=再び「データセンター関連」爆騰の宴に
きょう(20日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比1286円高の4万9823円と5日ぶりに大幅反発。満を持しての切り返しというよりは、「決算ビッグイベントに絡んだコイントスで“強気”に賭けた向きの勝利となった」というのがきょうの相場であった。日本時間早朝に開示された米半導体大手エヌビディア<NVDA>の25年8~10月期決算は売上高が前年同期比62%増の570億600万ドル、最終利益は同65%増の319億1000万ドルといずれも四半期としては過去最高を記録し、事前コンセンサスを上回るとともに、25年11月~26年1月期の売上高見通しに関しても前年同期比65%増を見込むなど市場期待の高いハードルをやすやすと跳び越えてみせた。これを受けて、エヌビディアの株価は時間外で5%を超える急伸をみせ、これは当然のごとく東京市場のAI・半導体関連株を一斉にカイ気配で突き上げる起爆剤となった。
18日時点でエヌビディアの株価は75日移動平均線を陰線で下回っており、もう一回大陰線を引いて同移動平均線を下放れるようなことになれば、これはちょっとした事件でAI周辺株全般にも大きな影響を及ぼすことは不可避とみられた。しかし、今回も徳俵で際どく残した格好となった。エヌビディアの最近の軟調な値動きをみて、今週に入ってから米個人投資家による空売りが露骨に積み上げられていたが、それを焼き尽くすのがAIアルゴの得意技でもある。きょうは米株価指数先物もナスダック100が急騰しており、これに歩調を合わせる形で、日経平均は一時2000円を超える上昇で5万円トビ台まで噴き上げる場面があった。もっとも買い一巡後は伸び切れず、25日移動平均線を巡る攻防となり、結局、日経平均は終値で5万円台に届かなかった。良くも悪くもきょうのエヌビディア決算が年内の相場の方向性を決めるには至らない。楽観は禁物である。
ただ、エヌビディアの決算で明らかになっていることがある。それは同社の最先端AI半導体ブラックウェルを鯨のごとく呑み込んでいるのがデータセンター(AIデータセンター)であるということ。同社の8~10月期売上高の実に9割をデータセンター向けで占めているのだ。更に、この日はオマケ付きの材料が加わった。イーロン・マスク氏が立ち上げたAI企業エックスエーアイ(xAI)とエヌビディアはサウジアラビアで大規模なデータセンターを共同で建設することを、マスク氏がワシントンで開催された米・サウジアラビア投資フォーラムで表明したことが伝えられている。図ったかのようなタイミングであった。
エヌビディア界隈の銘柄に追い風が吹くなか、この日はデータセンターSSD向けNANDメモリーで世界屈指のキオクシアホールディングス<285A.T>が断トツの売買代金をこなし続伸したほか、光ファイバー関連のフジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>はもとより、スペシャルガラスを手掛ける日東紡績<3110.T>、光コネクター及び光コネクター球面研磨機を手掛ける精工技研<6834.T>といった銘柄に旺盛な買い意欲が反映されたのは、データセンターという一つの括りが強く意識されていたことは間違いのないところだ。
エヌビディア・エフェクトが一巡したとしても、この世界的な“データセンター建設ラッシュ”の流れは誰にも止められない。今のAIブームが歴史的な技術革命なのか、あるいはバブルなのかは後になって分かることだが、そこに行き着くまで今は目の前の大きな潮流に乗るしか選択肢が見えない局面となっている。これは極論すればエヌビディアが近い将来暴落に見舞われたとしても、変わらない流れといってもよい。データセンター関連の中小型株では、当欄で前週にも取り上げた指月電機製作所<6994.T>や平河ヒューテック<5821.T>のほか、AIデータセンター向け光コネクターや光アダプターなど光デバイスを製造・販売するサンコール<5985.T>、AIデータセンターを含むデータセンター向けの発電機用軸受けで新境地を開拓している大同メタル工業<7245.T>などに目を向けてみたい。
このほか、エヌビディア界隈から離れたところでは、高市政権が重点投資対象として掲げる17の戦略分野として光が当たり始めた「創薬・先端医療」に絡む銘柄。直近では免疫生物研究所<4570.T>が思惑先行とはいえ短期大化けを演じたほか、住友ファーマ<4506.T>は機関投資家とみられる実需買いで約6年半ぶりの高値に買われている。創薬で重視されるのはスピードであり、治験の効率化をもたらすうえで重要な役割を担うのもAIである。その観点でFRONTEO<2158.T>を改めてマークしておきたい。また「防衛産業」への投資は今の日本にとって言わずもがなであり、台湾有事の絡みもあり防衛関連株は再びマーケットで光を放つことになりそうだ。三菱重工業<7011.T>が旗艦銘柄であることに変わりはないが、中小型では日本ギア工業<6356.T>、カーリット<4275.T>などを目先注目したい。
あすのスケジュールでは、朝方取引開始前に発表される10月の全国消費者物価指数(CPI)に注目度が高い。前場取引時間中に3カ月物国庫短期証券の入札が行われる。後場取引時間中には10月の食品スーパー売上高が発表される。なお、この日はIPOが1社予定されており、ノースサンド<446A.T>が東証グロース市場に新規上場する。海外では10月の英小売り売上高のほか、11月の英PMI、11月の仏PMI、11月の独PMI、11月のユーロ圏PMI、11月の米PMI(いずれもS&Pグローバル調査・速報値)が開示、11月のミシガン大学消費者態度指数(確報値)も発表される。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/20 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
20日香港・ハンセン指数=終値25835.57(+4.92)
20日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比4.92ポイント高の25835.57と反発した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/20 17:27
みんかぶニュース 市況・概況
PRONIは12月24日に東証グロース市場に新規上場
PRONI<479A.T>は12月24日に東証グロース市場に新規上場する。上場に際して25万株の公募と147万9300株の売り出し、需要状況に応じて上限25万9300株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。公開価格決定日は12月16日。BtoB受発注のマッチングサービス「PRONIアイミツ」を展開している。主幹事は大和証券。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/20 17:04
みんかぶニュース 市況・概況
20日中国・上海総合指数=終値3931.0512(-15.6912)
20日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比15.6912ポイント安の3931.0512と反落。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/20 16:44
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1636銘柄・下落1260銘柄(東証終値比)
11月20日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2979銘柄。東証終値比で上昇は1636銘柄、下落は1260銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが115銘柄、値下がりは106銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は330円高と大幅高に買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の20日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <2315> CAICAD 110 +24( +27.9%)
2位 <6634> ネクスG 130.5 +15.5( +13.5%)
3位 <196A> MFS 292 +23( +8.6%)
4位 <6039> 動物高度医療 6300 +360( +6.1%)
5位 <6740> Jディスプレ 21.2 +1.2( +6.0%)
6位 <6089> ウィルG 1163 +46( +4.1%)
7位 <3840> パス 73.9 +2.9( +4.1%)
8位 <8918> ランド 9.3 +0.3( +3.3%)
9位 <4564> OTS 21.7 +0.7( +3.3%)
10位 <8136> サンリオ 5415 +173( +3.3%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4651> サニックスH 128.4 -77.6( -37.7%)
2位 <5988> パイオラック 1276 -357( -21.9%)
3位 <2735> ワッツ 541 -95( -14.9%)
4位 <7776> セルシード 325 -54( -14.2%)
5位 <7614> オーエムツー 1682 -218( -11.5%)
6位 <6494> NFKHD 109.2 -11.8( -9.8%)
7位 <3300> アンビDX 2225 -61( -2.7%)
8位 <9973> KOZOHD 25.4 -0.6( -2.3%)
9位 <7477> ムラキ 1214.9 -28.1( -2.3%)
10位 <3121> マーチャント 242.1 -4.9( -2.0%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4005> 住友化 484 +14.8( +3.2%)
2位 <6723> ルネサス 1905 +58.0( +3.1%)
3位 <2432> ディーエヌエ 2395 +26.0( +1.1%)
4位 <9501> 東電HD 842 +8.0( +1.0%)
5位 <7731> ニコン 1748.8 +12.8( +0.7%)
6位 <6857> アドテスト 20980 +145( +0.7%)
7位 <6762> TDK 2506.9 +16.4( +0.7%)
8位 <6326> クボタ 2078.4 +12.4( +0.6%)
9位 <9843> ニトリHD 2599.1 +14.1( +0.5%)
10位 <6752> パナHD 1764 +9.0( +0.5%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6702> 富士通 3995 -62( -1.5%)
2位 <6361> 荏原 3832 -30( -0.8%)
3位 <9735> セコム 5328.4 -29.6( -0.6%)
4位 <7205> 日野自 372.1 -1.9( -0.5%)
5位 <5019> 出光興産 1132.3 -5.7( -0.5%)
6位 <9532> 大ガス 5185.9 -26.1( -0.5%)
7位 <9983> ファストリ 54358 -262( -0.5%)
8位 <9147> NXHD 3182.9 -15.1( -0.5%)
9位 <5801> 古河電 9850 -45( -0.5%)
10位 <6841> 横河電 4714 -21( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/11/20 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
20日韓国・KOSPI=終値4004.85(+75.34)
20日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比75.34ポイント高の4004.85と3日ぶり反発。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/20 16:18
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 急反発、エヌビディア好決算で一時5万円乗せ (11月20日)
日経平均株価
始値 49129.29
高値 50574.82
安値 49113.39
大引け 49823.94(前日比 +1286.24 、 +2.65% )
売買高 24億2250万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆7573億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、好決算のエヌビディア時間外で上昇を受け
2.半導体関連株にショートカバー
3.一時2000円超高も5万円台回復ならず
4.プライム値上がり銘柄数77%
5.国内金利の急上昇で慎重姿勢も
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比47ドル高と5日ぶりに反発した。エヌビディア決算発表を控えて様子見ムードが強い中、主力株の一角を買い直す動きが優勢となった。
東京市場では、米エヌビディアが好決算を発表したことを受け、AI・半導体関連株に買い戻しが入り、日経平均株価は一時2000円を超す上昇となった。5万円の大台に戻す場面があったものの、ショートカバーが一巡した後は伸び悩んだ。
エヌビディアが日本時間早朝に発表した25年8~10月期(第3四半期)の売上高と1株利益は市場予想を上回り、第4四半期(25年11月~26年1月)について大幅な増収見通しを示した。時間外取引でエヌビディア株は上昇し、AI・半導体市場の先行きを巡る悲観を和らげる格好となった。東京市場では寄り付き直後から半導体やデータセンター関連株に対する買い戻しが集まり、日経平均を大きく押し上げた。一方、高市政権による経済対策に関して金融市場では財政懸念が広がっており、この日は国内の長期金利が1.8%を上回る水準まで上昇。外為市場では1ドル=157円台半ばへと円売りが加速した。円安は輸出関連株にはサポート要因となったものの、急ピッチな金利上昇は投資家の慎重姿勢を強める要因となった。株式相場においては朝方の上昇一服後、目先の利益確定目的の売りで伸び悩む主力株が散見され、日経平均の5万円台回復には至らなかった。TOPIXも5日ぶり急反発。プライム市場の値上がり銘柄数は約77%だった。
個別では、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>が急騰。キオクシアホールディングス<285A>が物色人気化し売買代金首位となったほか、ソフトバンクグループ<9984>が堅調に推移し、フジクラ<5803>とレーザーテック<6920>が頑強。三井海洋開発<6269>や住友ファーマ<4506>、日東紡績<3110>が値を飛ばし、SOMPOホールディングス<8630>が大幅高。イオン<8267>や野村ホールディングス<8604>、マツダ<7261>の上げが目立ち、保土谷化学工業<4112>や東京精密<7729>が株価水準を大きく切り上げた。
半面、サンリオ<8136>が売られ、メルカリ<4385>やオリエンタルランド<4661>、LINEヤフー<4689>が冴えない展開。ニトリホールディングス<9843>や神戸物産<3038>が軟調に推移したほか、三越伊勢丹ホールディングス<3099>や資生堂<4911>が下値を探り、東京電力ホールディングス<9501>と日本エム・ディ・エム<7600>が値を下げ、東京海上ホールディングス<8766>が急落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、SBG <9984>、ファストリ <9983>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約795円。うち451円はアドテスト1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東京海上 <8766>、ニトリHD <9843>、エムスリー <2413>、資生堂 <4911>、メルカリ <4385>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約40円。うち23円は東京海上1銘柄によるもの。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は保険業、陸運業の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気機器、(3)証券・商品、(4)機械、(5)ガラス・土石。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)食料品、(2)ゴム製品、(3)輸送用機器、(4)サービス業、(5)パルプ・紙。
■個別材料株
△マテリアルG <156A> [東証G]
自社株買い実施を発表。
△ウルフハンド <194A> [東証G]
動物病院を運営するSeeを子会社化へ。
△アツギ <3529> [東証S]
アセット・バリューの保有割合が25.25%に上昇。
△アバントG <3836> [東証P]
自社株買い発表が手掛かり。
△保土谷 <4112> [東証P]
DOE5パーセントが5%超保有。
△住友ファーマ <4506> [東証P]
高市政権の戦略分野「創薬・先端医療」のキーカンパニー。
△精工技研 <6834> [東証S]
エヌビディア決算でデータセンター向け爆需が改めてクローズアップ。
△アドテスト <6857> [東証P]
エヌビディア好決算を受けAI半導体向け需要獲得に期待。
△東京精 <7729> [東証P]
スズキ <7269> から電池開発における充放電試験業務を受託。
△SOMPO <8630> [東証P]
今期純利益予想の上方修正と自社株買いを好感。
▼東京海上 <8766> [東証P]
今期純利益予想の下方修正をネガティブ視。
▼東電HD <9501> [東証P]
「柏崎刈羽原発の秘密文書の管理不備」と伝わる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ユニオンツル <6278>、(2)日東紡 <3110>、(3)住友ファーマ <4506>、(4)SOMPO <8630>、(5)TOWA <6315>、(6)メック <4971>、(7)トーメンデバ <2737>、(8)ローツェ <6323>、(9)アドテスト <6857>、(10)エンプラス <6961>。
値下がり率上位10傑は(1)東京海上 <8766>、(2)ADWG <2982>、(3)資生堂 <4911>、(4)神戸物産 <3038>、(5)GMO-FG <4051>、(6)Jディスプレ <6740>、(7)ラックランド <9612>、(8)リンクユーG <4446>、(9)大倉工 <4221>、(10)東電HD <9501>。
【大引け】
日経平均は前日比1286.24円(2.65%)高の4万9823.94円。TOPIXは前日比53.99(1.66%)高の3299.57。出来高は概算で24億2250万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1241、値下がり銘柄数は332となった。東証グロース250指数は679.29ポイント(4.73ポイント高)。
[2025年11月20日]
株探ニュース
2025/11/20 16:16
みんかぶニュース 市況・概況
明日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
00:00 米・中古住宅販売件数
00:00 ユーロ・消費者信頼感(速報値)
08:30 日・全国消費者物価指数
09:01 英・GFK消費者信頼感調査
10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札
16:00 英・小売売上高
16:45 仏・企業景況感指数
17:15 仏・製造業購買担当者景気指数(速報値)
17:15 仏・サービス部門購買担当者景気指数(速報値)
17:30 ユーロ・ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁が発言
17:30 独・製造業購買担当者景気指数(速報値)
17:30 独・サービス部門購買担当者景気指数(速報値)
18:00 ユーロ・製造業購買担当者景気指数(速報値)
18:00 ユーロ・サービス部門購買担当者景気指数(速報値)
18:30 英・製造業購買担当者景気指数(速報値)
18:30 英・サービス部門購買担当者景気指数(速報値)
21:30 米・ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁が基調講演
23:45 米・製造業購買担当者景気指数(速報値)
23:45 米・サービス部門購買担当者景気指数(速報値)
23:45 米・総合購買担当者景気指数(速報値)
※日・閣議
○決算発表・新規上場など
※東証グロース上場:ノースサンド<446A>
(注)米連邦政府機関の一部閉鎖の影響により,米国の経済統計の発表日程に変更の可能性があります。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/20 16:00
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=1286円高と5日ぶり急反発、エヌビディア好決算で一時5万円台
20日の東京株式市場では米エヌビディア<NVDA>が好決算を発表したことを受け、AI・半導体関連株に買い戻しが入り、日経平均株価は一時2000円を超す上昇となった。5万円の大台に戻す場面があったものの、ショートカバーが一巡した後は伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比1286円24銭高の4万9823円94銭と5日ぶり急反発。プライム市場の売買高概算は24億2250万株、売買代金概算は6兆7573億円。値上がり銘柄数は1241、対して値下がり銘柄数は332、変わらずは40銘柄だった。
エヌビディアが日本時間早朝に発表した25年8~10月期(第3四半期)の売上高と1株利益は市場予想を上回り、第4四半期(25年11月~26年1月)について大幅な増収見通しを示した。時間外取引でエヌビディア株は上昇し、AI・半導体市場の先行きを巡る悲観を和らげる格好となった。東京市場では寄り付き直後から半導体やデータセンター関連株に対する買い戻しが集まり、日経平均を大きく押し上げた。一方、高市政権による経済対策に関して金融市場では財政懸念が広がっており、この日は国内の長期金利が1.8%を上回る水準まで上昇。外為市場では1ドル=157円台半ばへと円売りが加速した。円安は輸出関連株にはサポート要因となったものの、急ピッチな金利上昇は投資家の慎重姿勢を強める要因となった。株式相場においては朝方の上昇一服後、目先の利益確定目的の売りで伸び悩む主力株が散見され、日経平均の5万円台回復には至らなかった。TOPIXも5日ぶり急反発。プライム市場の値上がり銘柄数は約77%だった。
個別では、アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>が急騰。キオクシアホールディングス<285A.T>が物色人気化し売買代金首位となったほか、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調に推移し、フジクラ<5803.T>とレーザーテック<6920.T>が頑強。三井海洋開発<6269.T>や住友ファーマ<4506.T>、日東紡績<3110.T>が値を飛ばし、SOMPOホールディングス<8630.T>が大幅高。イオン<8267.T>や野村ホールディングス<8604.T>、マツダ<7261.T>の上げが目立ち、保土谷化学工業<4112.T>や東京精密<7729.T>が株価水準を大きく切り上げた。
半面、サンリオ<8136.T>が売られ、メルカリ<4385.T>やオリエンタルランド<4661.T>、LINEヤフー<4689.T>が冴えない展開。ニトリホールディングス<9843.T>や神戸物産<3038.T>が軟調に推移したほか、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>や資生堂<4911.T>が下値を探り、東京電力ホールディングス<9501.T>と日本エム・ディ・エム<7600.T>が値を下げ、東京海上ホールディングス<8766.T>が急落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/20 15:58
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