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東京株式(大引け)=250円安、米株軟調受け再び下値試す展開に
配信日時:2022/10/20 15:52
配信元:MINKABU
20日の東京株式市場は総じて売りに押される展開となり日経平均は反落。ただ、後場に入って下げ渋り2万7000円台はキープした。
大引けの日経平均株価は前営業日比250円42銭安の2万7006円96銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は10億4453万株、売買代金概算は2兆5453億円。値上がり銘柄数は497、対して値下がり銘柄数は1250、変わらずは90銘柄だった。
きょうの東京市場はリスク回避ムードのなか、朝方は日経平均が漸次水準を切り下げる展開を余儀なくされ、一時2万6800円台まで売り込まれる場面があった。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を嫌気して主要株指数が軟調な値動きを示し、東京市場もこの流れを引き継いだ。前場は米株価指数先物の弱い動きが投資家心理を冷やしたが、後場に入ると、中国の新型コロナウイルスの規制が緩むとの思惑が押し目買いや買い戻しを誘い日経平均は下げ渋った。空運や鉄道、外食などインバウンド関連の一角が買われ、全体指数の戻りに貢献した。個別株はプライム市場の7割近い銘柄が値を下げた。売買代金は2兆5000億円台で盛り上がりは欠いたものの、前日の水準は上回った。
個別では、東京エレクトロン<8035.T>が売られ、キーエンス<6861.T>、信越化学工業<4063.T>なども安い。ファーストリテイリング<9983.T>の下げも目立つ。リクルートホールディングス<6098.T>が冴えず、HOYA<7741.T>も値を下げた。ベイカレント・コンサルティング<6532.T>、SMC<6273.T>なども水準を切り下げた。レオパレス21<8848.T>はストップ安に売り込まれ、BEENOS<3328.T>も急落した。GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>も下値を探った。
半面、売買代金トップのレーザーテック<6920.T>が高く、ソフトバンクグループ<9984.T>もしっかり。ダブル・スコープ<6619.T>が買い優勢、日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>など空運株も上昇した。シマノ<7309.T>も堅調な動き。イントラスト<7191.T>が値上がり率トップに買われ、イワキポンプ<6237.T>も値を飛ばした。日本駐車場開発<2353.T>も物色人気。リブセンス<6054.T>も高い。
出所:MINKABU PRESS
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