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JPX金は円安支援に上昇する可能性 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2022/08/25 17:44 配信元:FISCO
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『JPX金は円安支援に上昇する可能性』と述べています。

続けて、『23日のNY金は、対ユーロでのドル安などを背景に7営業日ぶりに反発し、1760ドル台に上昇した。1761.20ドル(前日比+12.80)』と伝えています。

また、『S&Pグローバルが発表した米国の8月のS&Pグローバル米総合購買担当者景況指数(PMI)速報値は45.0と、2年3カ月ぶりの低水準となった。7月新築一戸建て住宅販売件数は6年半ぶりの低水準に落ち込んだ。予想を下回る経済指標を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月のFOMCでは大幅な利上げを決定しないとの見方からドルが売られ、ドル建て金は割安感から買われた』と解説しています。

次に、『今週は25~27日にワイオミング州で開催されるジャクソンホール会議に注目が集まっている。パウエル議長は26日(日本時間23時)に講演する予定。他の金融当局者がすでにタカ派的な発言をしていることから、パウエル議長はそれ以上の姿勢は見せないかもしれない』とし、『しかし、インフレピークアウトという市場の楽観論に対する牽制や、9月会合での利上げに触れてくることも考えられる。仮にタカ派的な姿勢が見えれば、一段のドル高となり、NY金を押し下げるだろう。その場合、節目の1700ドルを下回るかもしれない』と考察しています。

さらに、『金投資の人気は低迷している。金ETFは8月5日に1000トンの大台を割り込み、23日時点では984.38トンに落ち込んだ。一方、NY金先物市場におけるファンドの買い越しは14万枚だが、7月の9万枚台からは増加しており、ボトムを打った可能性がある』と言及しています。

JPX金については、『NY金が下落に転じているものの、為替の円安がサポートとなり7600円を軸にしたもち合いが続いている』と伝えています。

陳さんは、『ドル円はFRBのタカ派姿勢を受けて再び140円を目指す可能性があり、JPX金も円安に連動して下値を切り上げていく可能性はあるだろう』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月24日付「JPX金は円安支援に上昇する可能性」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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