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NYプラチナは1100ドル越を狙う サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2022/03/07 09:57 配信元:FISCO
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NYプラチナは1100ドル越を狙う』と述べています。

続けて、『ロシアがウクライナへ2月24日に軍事侵攻した。これを受けて欧米各国は経済制裁を科したが、ロシアからの輸出が停滞するとの見方が強まり、国際商品市況は上昇基調を強めている』と伝えています。

次に、『とりわけ上昇しているのが原油や天然ガスといったエネルギーで、NY原油は110ドルを越え、終値でも2011年5月以来約11年ぶりの高水準となった。わずか3営業日でおよそ21%上昇した。穀物や非鉄金属も軒並み上昇し、代表的な国際商品指数のCRB指数は289ポイントに上昇した。インフレ状態となる300ポイントの大台を目指す可能性が高まった』と解説しています。

また、『生活に直結する原油価格の上昇がクローズアップされているが、貴金属ではパラジウムの急騰も懸念されている。パラジウムも主としてガソリンの排ガス触媒に使われる。ロシアはパラジウムの主要生産国であり、供給懸念が依然として強く、買いが継続している』と言及しています。

さらに、『パラジウムの上昇に連れて同じ白金族であるプラチナも堅調に推移しているが、上昇のピッチはやや緩慢だ。しかし、高騰するパラジウムの代替え需要が期待されることから、緩やかに上昇基調をたどっていくだろう』と分析しています。

こうしたことから、NYプラチナについて、『CFTC建玉ではファンドの買い越しが増加しており、NYプラチナは再度、1100ドルを越える展開を予想する。これが実現した場合、ダブルボトムが形成され、テクニカル的にも一段高が期待されよう』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の3月3日付「NYプラチナは1100ドル越を狙う」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜



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