１日の株式相場見通し＝続伸、米ハイテク株高を追い風に戻り足継続

　１日の東京株式市場は、主力株をはじめ幅広く買い優勢の展開となり、日経平均株価は３日続伸する公算が大きい。前日の欧州株市場は総じて堅調な値動きを示したほか、米国株市場でもハイテク株中心に買い戻しの動きが継続し、ＮＹダウ、ナスダック総合株価指数、Ｓ＆Ｐ５００指数いずれも上値追い局面にある。特に、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上昇率が３％を超えるなど顕著で、これを受けて東京市場でも半導体などグロース株への買いが全体相場を押し上げる形が想定される。きょうは月初で機関投資家の買いが入りやすいという需給的な要因も味方する。一方、日経平均は前日まで直近２営業日の戻りが急となっており、目先筋の利益確定売りなども出やすく、買い一巡後は上げ足が鈍る可能性もある。２万７０００円台前半で強弱観を対立させそうだ。 　３１日の米国株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比４０６ドル３９セント高の３万５１３１ドル８６セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同４６９．３１０ポイント高の１万４２３９．８８３だった。 　日程面では、きょうは１２月の失業率、１２月の有効求人倍率、１月の新車販売台数、１０年物国債の入札など。海外では２１年１２月の豪小売売上高、豪中銀の政策金利発表、２１年１２月のユーロ圏失業率、１月の米ＩＳＭ製造業景況感指数、１２月の米建設支出など。 出所：MINKABU PRESS

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