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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高が好感
配信日時:2022/01/28 10:05
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 112611.65 +1.19%
27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1322.47ポイント高(+1.19%)の112611.65で取引を終了した。111302.9から113057.00まで上昇し
た。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。通貨レアル高が好感され、ブラジル株への買いが継続した。また、政権交代に対する期待の高まりや欧州株の上昇も支援材料。一方、財政収支の悪化やインフレ加速懸念などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3455.93 +2.93%
27日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比98.27ポイント高(+2.93%)の3455.93で取引を終了した。3284.49から3525.94まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ問題をめぐる地政学リスク懸念の後退が好感され、ロシア株への買いが継続した。メドヴェージェフ元大統領はこのほど、国際送金システムSWIFTからロシア企業を排除するとの欧米の金融制裁について、実現不可能だと指摘。この制裁はロシア企業だけでなく、海外企業も悪影響を被ると強調した。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 57276.94 -1.00%
27日のインドSENSEX指数は反落。前日比581.21ポイント安(-1.00%)の57276.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同167.80ポイント安(-0.97%)の17110.15で取引を終えた。
売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみあったが、終盤は下げ幅をやや縮小させた。自動車最大手であるマルチ・スズキ(MSIL)はこのほど、昨年10-12月期の最終損益が48%の減益になったと発表した。また、成長予想の下方修正も嫌気された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2021年度のインド成長予想をこれまでの9.5%から9.0%まで下方修正した。
【中国本土】上海総合指数 3394.25 -1.78%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比61.42ポイント安(-1.78%)の3394.25ポイントと反落した。昨年7月30日以来、約半年ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
米金融引き締めの動きが警戒される流れ。米金融当局者が早期の利上げやバランスシートの縮小に積極的なスタンスを示す中、米金利の先高観が強まった。新興国からの資金流出が懸念されている。中国企業の成長鈍化もネガティブ材料。2021年12月の全国工業企業による利益総額は、前年同月比で4.2%増にとどまり、伸び率は11月の9.0%から大幅鈍化している。大型連休を前に、模様眺めのスタンスも漂った。大型連休を前に買いが手控えられる流れ。春節(旧正月)の大型連休がまもなくスタートし、本土市場は1月31日-2月4日まで休場となる。
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27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1322.47ポイント高(+1.19%)の112611.65で取引を終了した。111302.9から113057.00まで上昇し
た。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。通貨レアル高が好感され、ブラジル株への買いが継続した。また、政権交代に対する期待の高まりや欧州株の上昇も支援材料。一方、財政収支の悪化やインフレ加速懸念などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3455.93 +2.93%
27日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比98.27ポイント高(+2.93%)の3455.93で取引を終了した。3284.49から3525.94まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ問題をめぐる地政学リスク懸念の後退が好感され、ロシア株への買いが継続した。メドヴェージェフ元大統領はこのほど、国際送金システムSWIFTからロシア企業を排除するとの欧米の金融制裁について、実現不可能だと指摘。この制裁はロシア企業だけでなく、海外企業も悪影響を被ると強調した。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 57276.94 -1.00%
27日のインドSENSEX指数は反落。前日比581.21ポイント安(-1.00%)の57276.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同167.80ポイント安(-0.97%)の17110.15で取引を終えた。
売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみあったが、終盤は下げ幅をやや縮小させた。自動車最大手であるマルチ・スズキ(MSIL)はこのほど、昨年10-12月期の最終損益が48%の減益になったと発表した。また、成長予想の下方修正も嫌気された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2021年度のインド成長予想をこれまでの9.5%から9.0%まで下方修正した。
【中国本土】上海総合指数 3394.25 -1.78%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比61.42ポイント安(-1.78%)の3394.25ポイントと反落した。昨年7月30日以来、約半年ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
米金融引き締めの動きが警戒される流れ。米金融当局者が早期の利上げやバランスシートの縮小に積極的なスタンスを示す中、米金利の先高観が強まった。新興国からの資金流出が懸念されている。中国企業の成長鈍化もネガティブ材料。2021年12月の全国工業企業による利益総額は、前年同月比で4.2%増にとどまり、伸び率は11月の9.0%から大幅鈍化している。大型連休を前に、模様眺めのスタンスも漂った。大型連休を前に買いが手控えられる流れ。春節(旧正月)の大型連休がまもなくスタートし、本土市場は1月31日-2月4日まで休場となる。
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