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<動意株・2日>(前引け)=日金銭、KeePer、データセク

配信日時:2021/09/02 11:35 配信元:MINKABU
 日本金銭機械<6418.T>=急動意。2024年度上期から流通する新1万円札の印刷が1日から始まったと複数メディアで報じており、これを受けて貨幣処理機メーカー大手の同社に入れ替え需要などを期待する買いが向かっているようだ。新1万円札は渋沢栄一の肖像画が印刷され、偽造防止のために最先端の技術を用いたホログラムなどが使われているという。  KeePer技研<6036.T>=5日続伸。1日の取引終了後、キーパーラボ運営事業の月次動向を発表。8月の既存店売上高は前年同月比1.8%増だった。2ケタ増収を続けていた前月から伸び率は鈍化したものの、今年の8月は全く雨が降らなかった昨年の8月とは正反対に、西日本を中心に記録的な大雨が続いており、このなかで前年同月比プラスを確保したことが好感されているようだ。  データセクション<3905.T>=上値追い鮮明。ここ、人工知能(AI)関連に位置づけられる銘柄に動意含みのものが増えているが、AI分野を深耕する同社は同関連株のなかでも400円近辺の値ごろ感が魅力で投資資金を誘導している。ビッグデータ分析に強みを持ち、法人向けマーケティング支援ツールを手掛けるほかシステム開発やコンサルティング事業でも実績が高い。デジタル庁発足に伴う行政のデジタルシフトに加え、海外でもデジタルトランスフォーメーション(DX)の担い手として活躍し中期成長期待が強い。人材コストやのれん償却負担などで22年3月期営業損益は5000万円の赤字~1億円の黒字予想と低調ながら、トップラインは着実に伸びており、損益面でも海外での大型案件獲得が下期に寄与する可能性がある。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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