みんかぶニュース 市況・概況

2日の株式相場見通し=続伸か、目先利益確定売り圧力も意識

配信日時:2021/09/02 07:59 配信元:MINKABU
 2日の東京株式市場は、引き続き主力株をはじめ買い優勢の展開で日経平均は4日続伸する可能性が高い。前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら続落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数はプラス圏で着地し過去最高値を更新した。米民間企業の発表した雇用リポートで非農業部門の雇用者数の伸びが事前予測を大幅に下回り、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響が出ていることが確認された。景気敏感株にはネガティブ材料となる一方、金融緩和環境が継続するとの思惑から高PERのグロース株の一角に買いを誘導した。東京市場では日経平均が今週に入ってから急速に上値指向にあり、前日までの3営業日で800円以上の上昇をみせていることから、目先利益確定売り圧力も意識されるところ。週末の米雇用統計発表を控え上げ幅は限定的となる公算が大きく、アジア株の動向などを横目にマイナス圏に沈むケースも考えられる。  1日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比48ドル20セント安の3万5312ドル53セントと続落。ナスダック総合株価指数は同50.146ポイント高の1万5309.381だった。  日程面では、8月のマネタリーベース、10年物国債の入札。また、マザーズ市場にモビルス<4370.T>が、マザーズ市場と福証Qボードにメディア総研<9242.T>が新規上場する。海外では7月の米貿易収支、7月の米製造業受注など。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ