注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
3月19日のNY為替概況
*04:10JST 3月19日のNY為替概況
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円34銭から150円96銭まで上昇し、引けた。米2月住宅着工件数や住宅建設許可件数が予想を上回り長期金利の上昇に伴うドル買いが強まった。また、日銀は金融政策会合で17年ぶりの利上げ決定したものの事前報道通りで利益確定の円売りが強まったほか、日銀が当面緩和的な金融環境を維持するとの姿勢を示し、想定されていたほどタカ派色が強まらなかったとの見方に円売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0845ドルから1.0868ドルまで上昇し、引けた。独3月ZEW景気期待指数が予想以上に改善したことを好感したユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、163円12銭から164円00銭へ上昇。日欧金利差縮小観測を受けた円買い、ユーロ売りが後退。ポンド・ドルは1.2690ドルから1.2733ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8867フランへ下落後、0.8888フランまで上昇した。[経済指標]・米・2月住宅着工件数:152.1万戸(予想:144.0万戸、1月137.4万戸←:133.1万戸)・米・2月住宅建設許可件数:151.8万戸(予想:149.6万戸、1月:148.9万戸←147.0万戸)
<KY>
2024/03/20 04:10
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]R/R、円プット買い強まる
*03:35JST [通貨オプション]R/R、円プット買い強まる
ドル・円オプション市場で変動率は低下。イベントリスクを受けたオプション買いが後退した。リスクリバーサルは円コールスプレッドが縮小。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが一段と強まった。■変動率・1カ月物7.56%⇒7.01%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.05%⇒7.65%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.12%⇒7.89%(08年10/24=25.50%)・1年物8.40%⇒8.34%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.27%⇒+0.82%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.23%⇒+0.91%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.89%⇒+0.78%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.51%⇒+0.47%(08年10/27=+10.71%)
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2024/03/20 03:35
注目トピックス 市況・概況
NY外為:カナダドル売り一服、加2月CPI予想外に減速で利下げ観測も原油高で
*01:34JST NY外為:カナダドル売り一服、加2月CPI予想外に減速で利下げ観測も原油高で
NY外為市場でカナダドルは原油高に連れ、売りが後退した。NY原油先物は83.85ドルまで上昇し、年初来高値を更新。朝方発表されたカナダ2月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.8%となった。伸びは1月+2.9%から拡大予想に反し減速し昨年6月来で最低の伸びに留まったため中銀の利下げ観測が強まり、一時カナダドル売りが加速。ドル・カナダは1.3566カナダドルから1.3614カナダドルまで上昇。その後、1.3572カナダドルまで反落した。カナダ円は110円53銭へ反落後、再び上昇し111円10銭と、2月末以来の円安・カナダドル高を更新した。[経済指標]・カナダ・2月消費者物価指数:前年比+2.8%(予想:+3.1%、1月:+2.9%)
<KY>
2024/03/20 01:34
注目トピックス 市況・概況
NY外為:円一段安、対ポンドでは2015年来の円安、日銀が緩和的な金融環境維持で
*00:36JST NY外為:円一段安、対ポンドでは2015年来の円安、日銀が緩和的な金融環境維持で
NY外為市場で円は売り戻しが継続した。日本銀行は19日の金融政策決定会合で事前に報道されていたとおり、17年ぶりの利上げやイールドカーブコントロール(YCC)廃止、上場投資信託(ETF)の新規購入停止を決定した。マイナス金利解除もゼロ金利政策移行で、現時点の経済物価見通しを前提にすれば当面緩和的な金融環境が継続すると明記した。日銀が引き続き緩和的な金融政策維持との見方に円売り戻しに拍車がかかった。ドル・円は150円35銭から150円79銭まで上昇し、2月末以来の円安・ドル高。ユーロ・円は163円14銭から163円71銭まで上昇した。ポンド・円は190円44銭から191円62銭まで上昇し、2015年来の円安を更新した。
<KY>
2024/03/20 00:36
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル指数200DMA上回る、再び上昇基調へ
*23:22JST NY外為:ドル指数200DMA上回る、再び上昇基調へ
NY外為市場でドルは続伸した。連邦準備制度理事会(FRB)が本日から20日にかけて開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を5会合連続で据え置く見込み。同時に、最近のインフレ改善の停滞で、利下げにはインフレの2%目標達成を一段と確信する必要があると、再表明する可能性がある。景気も良好で、年内の利下げ観測も弱まりつつあり、長期金利上昇に連れドル買いが強まった。ドル指数は一時104.059まで上昇後も103.91と、重要な節目103.701を上回って推移しており、再び中期的な上昇基調入りした可能性もある。ドル・円は150円34銭から150円73銭まで上昇し、2月末来の円安・ドル高水準。ユーロ・ドルは欧州市場で1.0835ドルまで下落後、1.0862ドルまで反発した。ポンド・ドルは1.2668ドルまで下落後、1.2707ドルまで反発した。
<KY>
2024/03/19 23:22
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米・2月住宅着工件数/住宅建設許可件数、予想上回りドル買い継続
*21:51JST 【市場反応】米・2月住宅着工件数/住宅建設許可件数、予想上回りドル買い継続
米商務省が発表した2月住宅着工件数は前月比+10.7%の152.1万戸と、予想144.0万戸を上回り昨年11月以降で最高となった。米2月住宅建設許可件数は前月比+1.9%の151.8万戸と、予想149.6万戸を上回り、昨年8月来で最高となった。強い結果を受けた米国債相場は売り買い交錯。米10年債利回りは4.33%まで上昇後、4.31%へ低下した。ドルは高止まり。ドル・円は150円60銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0855ドル、ポンド・ドルは1.2706ドルでそれぞれ下げ止まった。【経済指標】・米・2月住宅着工件数:152.1万戸(予想:144.0万戸、1月137.4万戸←:133.1万戸)・米・2月住宅建設許可件数:151.8万戸(予想:149.6万戸、1月:148.9万戸←147.0万戸)
<KY>
2024/03/19 21:51
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は底堅い、円売り圧力続く
*20:18JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、円売り圧力続く
欧州市場でドル・円は失速したものの、円売り圧力により150円50銭台と底堅く推移する。植田日銀総裁は岸田首相と会談し、緩和政策を維持する方針を説明。一方、岸田首相はデフレ脱却宣言に慎重姿勢を示し、為替に関する意見交換などは見送った。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円19銭から150円70銭、ユーロ・円は162円95銭から163円38銭、ユーロ・ドルは1.0834ドルから1.0856ドル。
<TY>
2024/03/19 20:18
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は買い一服、ユーロは下げ渋り
*19:23JST 欧州為替:ドル・円は買い一服、ユーロは下げ渋り
欧州市場でドル・円は買い一服となり、150円70銭まで上昇後は150円50銭台に失速した。米10年債利回りはやや低下し、ドル買いは後退。一方、19時に発表されたドイツやユーロ圏の景況感指数は改善を示し、ユーロ・ドルは下げ渋る展開となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円19銭から150円70銭、ユーロ・円は162円95銭から163円38銭、ユーロ・ドルは1.0834ドルから1.0856ドル。
<TY>
2024/03/19 19:23
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は上値が重い、日本の円安けん制で
*18:19JST 欧州為替:ドル・円は上値が重い、日本の円安けん制で
欧州市場でドル・円は上値が重く、150円51銭まで上昇後は150円19銭まで失速した。日銀の政策決定を手がかりに引き続き円売りに振れやすい。ただ、鈴木財務相は円安をけん制。151円台の「介入ゾーン」が意識され、ドルに利益確定売りが出やすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円19銭から150円51銭、ユーロ・円は162円95銭から163円21銭、ユーロ・ドルは1.0842ドルから1.0856ドル。
<TY>
2024/03/19 18:19
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:続伸、パラボリ陽転し4万円超え
*18:15JST 日経平均テクニカル:続伸、パラボリ陽転し4万円超え
19日の日経平均は続伸した。高値引けして終値は6日以来の4万円台に復帰した。前日は上向きに転じた5日移動平均線が25日線を下から上に抜ける短期ゴールデンクロス(GC)を形成して上昇基調入りを示唆したばかり。本日はパラボリックが買いサイン点灯を開始しており、強気形状が一段と鮮明になった。一方、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は122.31%(昨日114.23%)に上昇。2月5日以来の過熱ライン120%超えとなっており、短期的な過熱感による反動安圧力の強まりにも留意が必要となろう。
<CS>
2024/03/19 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め的政策にらみドル売り後退
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め的政策にらみドル売り後退
19日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日銀金融政策決定会合で想定内の政策方針が示され、円買いは限定的となる見通し。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)でのタカ派的なスタンスを見込んだドル買いは継続しそうだ。19日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、前日は様子見ムードのなか動意の薄い展開となった。前週のインフレ指標が改めて材料視され引き締め的な金融政策継続への思惑から金利高・ドル高に振れ、ユーロ・ドルは1.0860ドル台に軟化。一方、日銀の政策修正を見込んだ円買いも強まり、ドル・円は149円を割り込む場面も。本日アジア市場で日銀の政策決定で円売り優勢となり、150円台に浮上した。この後の海外市場は日米の金融政策に思惑が広がりやすい、日銀はマイナス金利の解除を決定も、市場ではほぼ織り込まれていた内容で円買いは限定的になりそうだ。今後の金融正常化についても不透明で円買いは抑制される。一方、FOMCでは現行政策は維持されるものの、金利見通しで利下げ開始時期が後ずれする可能性も想定され、米金利高・ドル高が続く。とはいえ150円以上は日本の為替介入が警戒され、上値は重いだろう。【今日の欧米市場の予定】・19:00 独・3月ZEW景気期待指数(予想:20.5、2月:19.9)・21:30 米・2月住宅着工件数(予想:143.0万戸、1月:133.1万戸)・21:30 米・2月住宅建設許可件数(予想:150.0万戸、1月:147.0万戸)・21:30 カナダ・2月消費者物価指数(前年比予想:+3.1%、1月:+2.9%)・05:00 米・1月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(12月:+1602億ドル)・米連邦公開市場委員会(FOMC、20日まで)
<CS>
2024/03/19 17:25
注目トピックス 市況・概況
19日の日本国債市場概況:債券先物は145円68銭で終了
*17:19JST 19日の日本国債市場概況:債券先物は145円68銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付145円39銭 高値145円79銭 安値145円27銭 引け145円68銭売買高総計27642枚2年 458回 0.175%5年 166回 0.364%10年 373回 0.735%20年 187回 1.502%債券先物6月限は、145円39銭で取引を開始。米金利上昇を受けて売りが先行し、145円27銭まで下げた。その後、日銀がマイナス金利の解除、長短金利操作の終了、ETF/REITの新規購入終了を決める一方、長期国債の買い入れは継続し、当面は緩和的な金融環境を継続する方針も示したことで買いが強まり、145円79銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。<米国債概況>2年債は4.73%、10年債は4.32%、30年債は4.45%近辺で推移。債券利回りは横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.45%、英国債は4.07%、オーストラリア10年債は4.08%、NZ10年債は4.61%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・19:00 独・3月ZEW景気期待指数(予想:20.5、2月:19.9)・21:30 米・2月住宅着工件数(予想:144.0万戸、1月:133.1万戸)・21:30 米・2月住宅建設許可件数(予想:149.6万戸、1月:148.9万戸)・21:30 カナダ・2月消費者物価指数(前年比予想:+3.1%、1月:+2.9%)・05:00 米・1月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(12月:+1602億ドル)・米連邦公開市場委員会(FOMC、20日まで)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/03/19 17:19
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は大幅高、日銀政策受け円売り
*17:04JST 東京為替:ドル・円は大幅高、日銀政策受け円売り
19日の東京市場でドル・円は大幅高。朝方に149円03銭を付けた後は日銀の政策決定をにらみ緩やかに上昇。金融正常化に慎重な政策方針が正午過ぎに発表されると円売り優勢に。午後は日銀総裁の見解で円が一段安となりドルは150円48銭まで値を上げた。・ユーロ・円は162円03銭から163円49銭からまで上昇。・ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.0852ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値39,622.58円、高値40,003.60円、安値39,407.50円、終値40,003.60円(前日比263.16円高)・17時時点:ドル円150円20-30銭、ユーロ・円163円00-10銭【金融政策】・日銀:(1)金融市場調節方針(賛成7:反対2)・無担保コールレート(オーバーナイト物)を0-0.1%程度で推移するよう促す。(2)長期国債の買い入れ(賛成8:反対1)・これまでとおおむね同程度の金額で長期国債の買い入れを継続。長期金利が急激に上昇する場合には、毎月の買入れ予定額に関わらず、機動的に買い入れ額の増額や指値オペ、共通担保資金供給オペなどを実施。(3)長期国債以外の資産買入れ方針(全員一致)・ETFおよびJ-REITについて、新規買入れを終了。・CPなど社債について、買入れ額を段階的に減額し、1年後をめどに買入れを終了。(4)貸出増加支援資金供給、被災地金融機関支援オペ、気候変動対応オペについて、貸付利率を0.1%、貸付期間を1年として実施。貸出増加支援資金供給について、貸出増加額と同額までの資金供給が受けられる仕組みとする。・豪準備銀行:政策金利を4.35%に据え置き【要人発言】・植田日銀総裁「賃金物価の好循環を確認し、見通し期間終盤に目標達成を見通せる状況に」「現時点の経済・物価見通し前提なら、当面緩和的な金融環境は継続」「追加緩和が必要なら、これまでを含め様々な手段を検討」「金利水準は市場が決めるもの」「2%の物価目標実現の化k率はまだ100%ではない」「基調的な物価上昇率がもう少し上向けば、短期金利の水準の引き上げにつながる」「異次元の緩和は役割を果たした」・豪準備銀行(声明)「再起のデータはインフィレが緩和していることを示している」「インフレ率が持続的に目標範囲内に収まるにはまだ時間がかかると予想」・デギンドス欧州中銀「今後の金利動向についてはまだ議論していない」「6月には新しい予測を発表し、それについて話し合う準備が整う」・スイス国立銀行「早期介入、自己資本と流動性要件、破綻処理計画の分野で行動の必要性」・鈴木財務相「政策修正を受け、経済や為替市場を注視する」(午後)「日本経済、明らかに良い兆候が表れている」「金融政策の具体的手法や経済指標の解釈は日銀に委ねる」【経済指標】・日・1月鉱工業生産改定値:前月比-6.7%(速報値:-7.5%)
<TY>
2024/03/19 17:04
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は失速、日銀総裁会見で
*16:33JST 東京為替:ドル・円は失速、日銀総裁会見で
19日午後の東京市場でドル・円は一時150円48銭まで値を上げたが、その後は失速し150円付近に値を下げている。植田日銀総裁は今後の金融正常化には慎重だったが、これまでの異次元緩和の終えんによりやや円買いに振れ、主要通貨を下押しした。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円03銭から150円48銭、ユーロ・円は162円03銭から163円49銭、ユーロ・ドルは1.0863ドルから1.0876ドル。
<TY>
2024/03/19 16:33
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和し20を下回る
*16:05JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和し20を下回る
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-0.73(低下率3.61%)の19.50と低下した。なお、高値は19.99、安値は19.26。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は昨日1130円上昇しており、今日の午前の下げは想定内の反動安との見方が多かった。その後、午後に、日銀がマイナス金利政策の解除を決定したことが伝わると、日経225先物が上げに転じるなど株価は底堅さを見せたことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20を終日下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2024/03/19 16:05
注目トピックス 市況・概況
日銀会合を受けた円安進行を背景に買い戻しの動き【クロージング】
*15:49JST 日銀会合を受けた円安進行を背景に買い戻しの動き【クロージング】
19日の日経平均は続伸。263.16円高の40003.60円(出来高概算19億3000万株)と6日以来2週間ぶりに4万円の大台を回復して取引を終えた。前日の大幅高の反動から利益確定売りが先行して始まった。日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの見方も買い見送りムードに拍車をかけ、日経平均は前場終盤にかけて39407.50円まで水準を切り下げた。ただ、後場寄り付き時に日銀会合の結果が判明、日銀はマイナス金利の解除を決めた。事前報道通りの内容だが、声明文に「当面、緩和的な金融環境が続く」と記された。ハト派的な金融政策が続くとの思惑から、為替市場では2週間ぶりに1ドル=150円台へと円安が進み、日経平均は大引けにかけてじり高歩調をたどり、高値引けとなった。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1250に達し、全体の7割超を占めた。セクター別では、不動産、鉱業、輸送用機器、ゴム製品、その他金融など30業種が上昇。海運、医薬品、銀行の3業種が下落した、指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、住友不<8830>、KDDI<9433>が堅調であった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、テルモ<4543>が軟調だった。前日の米国市場では、ハイテク株主導で買いが先行し、主要株価指数は上昇したが、日経平均は前日に1000円以上の大幅高を演じたため、その反動から利食い売りが先行して始まった。日銀会合の結果待ちの状況で、積極的に売り買いを仕掛ける雰囲気にはつながらず、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。その後、日銀会合の声明文を受け、円相場が円安に振れたため、自動車や電子部品、機械などの輸出関連株に投資資金が向かった。投資家の関心は、植田和男総裁の記者会見となり、今回の金融政策の正常化に向けた政策変更について、どのような見解を示すのか、確認したいとの見方が多い。発言の内容次第では先物市場のナイトセッションで動意をみせてくる可能性はありそうだ。また、休み明け21日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明する。利下げ観測が後退しても、円安圧力の強まりで、日本株は再び堅調地合いをたどるとの見方が増え始めている。
<CS>
2024/03/19 15:49
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:不動産業が上昇率トップ
*15:37JST 東証業種別ランキング:不動産業が上昇率トップ
不動産業が上昇率トップ。そのほか鉱業、輸送用機器、ゴム製品、その他 金融業、石油・石炭製品なども上昇。一方、海運業が下落率トップ。そのほか医薬品、銀行業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 不動産業 / 2,103.69 / 4.482. 鉱業 / 665.59 / 2.723. 輸送用機器 / 5,469.05 / 2.574. ゴム製品 / 4,819.07 / 2.545. その他金融業 / 1,085.98 / 2.226. 石油・石炭製品 / 1,800.83 / 2.027. 鉄鋼 / 853.44 / 1.688. 証券業 / 634.72 / 1.589. 陸運業 / 2,222.29 / 1.5710. 保険業 / 2,207.38 / 1.5211. 倉庫・運輸関連業 / 2,728.85 / 1.4312. 建設業 / 1,733.65 / 1.3013. 非鉄金属 / 1,347.89 / 1.2714. パルプ・紙 / 587.86 / 1.1615. 電気機器 / 4,807.38 / 1.1516. 機械 / 3,204.35 / 1.0017. 卸売業 / 3,876.6 / 1.0018. 繊維業 / 672.23 / 0.9819. 食料品 / 2,261.51 / 0.8720. 情報・通信業 / 5,897.43 / 0.8521. その他製品 / 5,014.77 / 0.8522. 小売業 / 1,848.83 / 0.7823. サービス業 / 2,977.03 / 0.7424. 金属製品 / 1,494.28 / 0.7025. 電力・ガス業 / 541.92 / 0.6926. 化学工業 / 2,669.13 / 0.6927. 水産・農林業 / 599.47 / 0.4928. ガラス・土石製品 / 1,466.59 / 0.4329. 空運業 / 245.78 / 0.4130. 精密機器 / 12,193.36 / 0.0331. 銀行業 / 307.76 / -0.2432. 医薬品 / 3,743.62 / -0.2933. 海運業 / 1,669.6 / -1.39
<CS>
2024/03/19 15:37
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上昇一服、日銀総裁会見に注目
*15:20JST 東京為替:ドル・円は上昇一服、日銀総裁会見に注目
19日午後の東京市場でドル・円は一時150円43銭まで上値を伸ばした後、上昇一服で150円30銭でのもみ合いとなっている。15時半からスタートの植田日銀総裁会見が注目され、今後の金融正常化に慎重なスタンスなら一段の円安がみこまれる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円03銭から150円43銭、ユーロ・円は162円03銭から163円42銭、ユーロ・ドルは1.0863ドルから1.0876ドル。
<TY>
2024/03/19 15:20
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比263.16円高の40003.60円
*15:03JST 日経平均大引け:前日比263.16円高の40003.60円
日経平均は前日比263.16円高の40003.60円(同+0.66%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比28.98pt高の2750.97pt(同+1.06%)。
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2024/03/19 15:03
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は一段高、クロス円も追随
*14:55JST 東京為替:ドル・円は一段高、クロス円も追随
19日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、一時150円39銭まで上値を伸ばした。今月5日以来約2週間ぶりの高値圏。日銀による政策決定を受けた円売りで、強含む展開に。クロス円もそれに追随し、ユーロ・円は163円40銭台に浮上している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円03銭から150円39銭、ユーロ・円は162円03銭から163円42銭、ユーロ・ドルは1.0863ドルから1.0876ドル。
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2024/03/19 14:55
注目トピックス 市況・概況
日経平均は114円高、日銀総裁の会見や訪日外国人客数などに関心
*14:43JST 日経平均は114円高、日銀総裁の会見や訪日外国人客数などに関心
日経平均は114円高(14時40分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、不動産業、鉱業、ゴム製品、輸送用機器、その他金融業が値上がり率上位、海運業、医薬品、精密機器、銀行業が値下がりしている。日経平均は底堅く推移している。この後、日銀の植田総裁が記者会見を行う。また、2月の訪日外国人客数が発表される。日本時間21日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、いずれも市場の関心が高い。
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2024/03/19 14:43
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感は緩和
*14:14JST 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感は緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.83(低下率4.10%)の19.40と低下している。なお、今日ここまでの高値は19.99、安値は19.33。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は昨日1130円上昇しており、今日の午前の下げは想定内の反動安との見方が多かった。その後、午後に、日銀がマイナス金利政策の解除を決定したことが伝わると、日経225先物が上げに転じるなど株価は底堅さを見せていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは低下幅を広げている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2024/03/19 14:14
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は150円台、円売り優勢で
*14:09JST 東京為替:ドル・円は150円台、円売り優勢で
19日午後の東京市場でドル・円は強含み、一時150円20銭と150円台に浮上した。6日以来約2週間ぶりの高値圏。日銀の政策決定を受け円売り優勢となり、主要通貨を押し上げる展開に。この後の植田日銀総裁による記者会見での見解が注目される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円03銭から150円20銭、ユーロ・円は162円03銭から163円24銭、ユーロ・ドルは1.0867ドルから1.0876ドル。
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2024/03/19 14:09
注目トピックス 市況・概況
日経平均は124円高、円安で輸出関連株に資金向かう
*13:53JST 日経平均は124円高、円安で輸出関連株に資金向かう
日経平均は124円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、不動産業、鉱業、その他金融業、ゴム製品、輸送用機器が値上がり率上位、海運業、医薬品、銀行業、精密機器、ガラス土石製品が値下がり率上位となっている。日経平均はプラス圏で底堅く推移している。日銀金融政策決定会合の結果発表後、外為市場で円安・ドル高が進み、輸出株などの株価支援要因となっている。
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2024/03/19 13:53
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制なら売り後退
*13:49JST 米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制なら売り後退
(13時30分現在)S&P500先物 5,208.50(-6.25)ナスダック100先物 18,182.25(-49.25)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は15ドル安。長期金利は小高く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ18日の主要3指数は反発。序盤のプラスを維持しナスダックとS&Pは4日ぶりプラスに転じ、ダウは75ドル高の38790ドルと3日ぶりに上向いた。19日から開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが広がるなか、インフレ再加速を背景に引き締め的な金融政策継続が警戒され金利高に振れた。ただ、業績改善見通しのアルファベットや前週に売り込まれたテスラなどハイテクに押し目買いが強まり、相場を支えた。本日は下げ渋りか。FOMCでは政策金利の据え置きの公算だが、金利見通し(ドットチャート)で利下げ開始時期が市場観測の6月から後ずれする可能性も想定される。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げサイクル入りは回避できないとの見方から、長期金利の上昇が抑制されれば売りは限定的となりそうだ。一方、今晩発表の住宅関連指標は前回から改善が予想されており、過度な減速懸念の後退で買戻しが期待される。
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2024/03/19 13:49
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値圏、豪ドル・円は底堅い
*13:40JST 東京為替:ドル・円は高値圏、豪ドル・円は底堅い
19日午後の東京市場でドル・円は149円80銭台と、本日高値圏を維持する。一方、豪ドル・円は97円後半と底堅い。豪準備銀行は政策金利の据え置きを決定し今後の利上げ観測は後退したが、日銀の金融政策は織り込み済みで円売りが豪ドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円03銭から149円94銭、ユーロ・円は162円03銭から162円99銭、ユーロ・ドルは1.0867ドルから1.0876ドル。
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2024/03/19 13:40
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上昇基調、日銀の政策決定受け
*13:13JST 東京為替:ドル・円は上昇基調、日銀の政策決定受け
19日午後の東京市場でドル・円は強含み、一時149円91銭まで上値を伸ばした。日銀金融政策決定会合の発表を受け、円売り優勢の展開に。クロス円も堅調地合いを強めた。米10年債利回りは軟調地合いだが、円や豪ドルが売られややドル選好地合いに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円03銭から149円91銭、ユーロ・円は162円03銭から162円98銭、ユーロ・ドルは1.0867ドルから1.0876ドル。
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2024/03/19 13:13
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~日銀会合や植田日銀総裁の記者会見待ちで様子見ムード強い地合い
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀会合や植田日銀総裁の記者会見待ちで様子見ムード強い地合い
19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反落、日銀会合や植田日銀総裁の記者会見待ちで様子見ムード強い地合い・ドル・円は小高い、持ち高調整で・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は反落、日銀会合や植田日銀総裁の記者会見待ちで様子見ムード強い地合い日経平均は反落。前日比144.15円安(-0.36%)の39596.29円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場は反発。ダウ平均は75.66ドル高(+0.20%)の38790.43ドル、ナスダックは130.28ポイント高(+0.82%)の16103.45、S&P500は32.33ポイント高(+0.63%)の5149.42で取引を終了した。予想を上回った経済指標が好感され、寄り付き後、上昇。18日から開催されるエヌビディア主催の人工知能(AI)の年次会議への期待に主にハイテクが買われ、相場全体の上昇をけん引した。長期金利の上昇が上値を抑制し、終盤にかけて、上げ幅を縮小し終了。米国株は上昇と外部環境は良好だが、前日の大幅高の反動などが影響して、東京市場は売り優勢で取引を開始した。本日昼に伝わる予定の日本銀行の金融政策決定会合の結果や、引け後の植田和男日銀総裁の記者会見などを見極めたいとするムードが強まっており、売り一巡後の日経平均は39500円を挟んでのもみ合いとなった。なお、東証プライム市場の売買代金も2.1兆円に留まった。日経平均採用銘柄では、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が下落したほか、テルモ<4543>、中外製薬<4519>、TOPPANホールディングス<7911>がさえない。日経平均採用以外の銘柄では、三井E&S<7003>、DMG森精機<6141>がきつい下げとなった。一方、東京エレクトロン<8035>が切り返しているほか、住友不動産<8830>、クレディセゾン<8253>、INPEX<1605>が上昇。また、一部証券会社のレポートを材料にニデック<6594>が買われた。日経平均採用以外の銘柄では、さくらインターネット<3778>が続伸。セクターでは、精密機器、医薬品、ガラス・土石製品、水産・農林業、サービス業などが下落した一方、鉱業、その他金融業、石油・石炭製品、鉄鋼、不動産業などが上昇した。ランチタイムに日銀会合の結果が伝わるとの公算が大きいものの、「マイナス金利の解除」「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール(YCC))の終了」「上場投資信託(ETF)などリスク資産買い入れの終了」は織り込み済みのため、想定の範囲内であれば、売買材料とはならないと考える。市場は、15時30分からの記者会見で植田日銀総裁が「ハト派」な発言をするかどうかに関心が移っており、後場の東京市場は引き続き売買手控えとなりそうだ。■ドル・円は小高い、持ち高調整で19日午前の東京市場でドル・円は小高く推移し、149円09銭から149円39銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く、ドルは対円で買いが入りやすい。一方、日銀金融政策決定会合での政策発表を前に持ち高調整が続き、ドルは方向感を欠く展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円09銭から149円39銭、ユーロ・円は162円03銭から162円41銭、ユーロ・ドルは1.0867ドルから1.0874ドル。■後場のチェック銘柄・シーズメン<3083>、テクノマセマティカル<3787>など、8銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・3月NY連銀サービス業活動:+0.6%(2月:-7.3)・米・3月NAHB住宅市場指数:51(予想:48、2月:48)・ユーロ圏・2月消費者物価指数改定値:前年比+2.6%(予想:+2.6%、速報値:+2.6%)・ユーロ圏・2月消費者物価コア指数改定値:前年比+3.1%(予想:+3.1%、速報値:+3.1%)・ユーロ圏・1月貿易収支:+114億ユーロ(12月:+168億ユーロ)【要人発言】・鈴木財務相「日本経済、明らかに良い兆候が表れている」「金融政策の具体的手法や経済指標の解釈は日銀に委ねる」<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日、マイナス金利解除予想)・13:30 1月鉱工業生産改定値(速報値:前月比-7.5%)・15:30 植田日銀総裁会見<海外>・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)・米連邦公開市場委員会(FOMC、20日まで)
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2024/03/19 12:28
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小高い、持ち高調整で
*12:07JST 東京為替:ドル・円は小高い、持ち高調整で
19日午前の東京市場でドル・円は小高く推移し、149円09銭から149円39銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く、ドルは対円で買いが入りやすい。一方、日銀金融政策決定会合での政策発表を前に持ち高調整が続き、ドルは方向感を欠く展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円09銭から149円39銭、ユーロ・円は162円03銭から162円41銭、ユーロ・ドルは1.0867ドルから1.0874ドル。【要人発言】・鈴木財務相「日本経済、明らかに良い兆候が表れている」「金融政策の具体的手法や経済指標の解釈は日銀に委ねる」
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2024/03/19 12:07
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):ザイン、守谷輸送機工業、テクノロジーズなど
*11:39JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ザイン、守谷輸送機工業、テクノロジーズなど
守谷輸送機工業<6226>:1071円(+57円)大幅反発。サムスン重工業から船舶用エレベーター32台を受注したと発表している。同社ではこれまで船舶用エレベーターを日本及び中国の造船所に向け展開してきていたが、新たな市場として韓国への参入を図っていた。サムスン重工業は造船大国の韓国でもトップ3を占める大手企業であり、今回の実績を受けての今後の展開力に対する期待感が先行へ。なお、今回の受注金額などは明らかになっておらず、25年11月から順次引き渡しの予定。ザイン<6769>:1209円(+127円)大幅続伸。AIサーバーを始めとするデータサーバー事業への新規参入、それに伴う、華勤技術股?有限公司との合弁による子会社「ザイン・ハイパーデータ」設立を発表している。生成 AI等の活用が急速に進展する中、日本におけるAI活用・研究の現場にエヌビディア製GPUを含めた計算資源を搭載するデータサーバーを提供していく。合弁先は世界市場においてデータサーバーを開発・提供している企業となる。熊谷組<1861>:4270円(+225円)大幅反発。14年9月高値の4200円を更新し、06年5月以来の高値水準にまで上昇している。前日に提出された変更報告書によると、オアシスマネジメントの保有比率が、これまでの7.07%から10.21%にまで上昇していることが明らかになっている。保有目的はポートフォリオ投資および重要提案行為とされている。オアシスでは昨年同社に対し、20%の自社株買い、1株当たり188円配当などの株主提案を行っている。東京ベース<3415>:341円(-2円)朝高後、値を消す。前日に24年1月期の決算を発表、営業利益は8.8億円で前期比4.1倍となり、ほぼ従来計画線上での着地に。また、25年1月期は16億円で同81.6%増と大幅増益が続く予想となっている。国内では利益構造の効率化を見込むほか、中国では営業力強化による売上増などを見込んでいるようだ。加えて、立会外取引において、発行済み株式数の6.52%に当たる300万株の自社株買いを実施すると発表、主要株主が売却意向とされている。神戸物産<3038>:3720円(-194円)大幅続落。前日に2月の単体月次速報を発表している。営業利益は23億円で前年同月比16.0%増となったが、24年10月期に入って以降では、増益率は最も低い水準にとどまった。経常利益は同19.2%減、評価損の戻入益縮小が背景となるようだ。粗利益率は9.9%で、1月の10.1%からやや低下。全般的にサプライズは限定的とみられるが、足元での円安反転の動きもあって、見切り売り優勢の展開につながっているようだ。マイクロ波化学<9227>:938円 ウ -ストップ安売り気配。24年3月期の純損益予想を従来の0.89億円の黒字から9.65億円の赤字(前期実績0.75億円の黒字)に下方修正している。設備トラブルによる生産休止や市況環境を受け、関連会社でショ糖脂肪酸エステルを生産するティエムティ(三重県四日市市)を解散し、関係会社整理損10.29億円を特別損失として計上するため。営業損益予想は0.40億円の黒字(同0.59億円の黒字)で据え置いた。エクサウィザーズ<4259>:617円(+100円)ストップ高。第一三共<4568>と共同で実施しているAIを活用した創薬プロジェクトで成果が出たと発表している。病気の原因となる標的タンパク質の中でも難易度の高いターゲットに関し、良質なヒット化合物を取得できたという。今回の成果を踏まえ、両社で複数の標的タンパク質に対する共同研究を引き続き行い、成果事例を積み重ねて革新的医薬品の創出を推進するとしている。テクノロジーズ<5248>:5280円(+680円)一時ストップ高を付け、上場来高値を更新している。25年1月期の営業利益予想を前期比85.4%増の15.61億円と発表している。ITソリューション事業、SaaS事業、再エネソリューション事業の各セグメントで事業展開に努める。同時に発表した24年1月期の営業利益は398.9%増の8.42億円で着地した。23年7月に実施した大型M&Aによる再エネソリューション事業への参入が奏功し、大幅な増益となった。
<ST>
2024/03/19 11:39