注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は軟調、午後は下落基調に *17:08JST 東京為替:ドル・円は軟調、午後は下落基調に 25日の東京市場でドル・円は軟調。米10年債利回りの上昇を受けたドル買いが先行し、朝方に150円94銭まで値を上げた。ただ、151円に接近すると利益確定売りが強まり失速。午後は米金利の低下や海外株安で下落圧力が強まり、150円41銭まで下げた。・ユーロ・円は163円02銭から162円39銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0809ドルから1.0785ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値37,953.15円、高値38,115.65円、安値37,686.26円、終値37,780.54円(前日比172.05円高)・17時時点:ドル円150円70-80銭、ユーロ・円162円50-60銭【要人発言】・植田日銀総裁「保有ETF処分は具体的な姿を言える段階にはない」「保有ETF処分、適正な対価、損失回避、市場影響に配慮」「国債残高の影響の大きさが金利下げる効果は当面作用」「GDPギャップ、日銀と内閣府の試算で大きな違いはない」「保有国債残高の減少ペースは、極めて緩やか」【経済指標】・特になし <TY> 2025/03/25 17:08 注目トピックス 市況・概況 期末要因から機関投資家はリバランスが中心【クロージング】 *17:00JST 期末要因から機関投資家はリバランスが中心【クロージング】 25日の日経平均は4営業日ぶりに反発。172.05円高の37780.54円(出来高概算16億4000万株)で取引を終えた。米国市場の上昇を受けて半導体株や輸出関連株を中心に買いが先行し、一時38115.65円まで上げ幅を広げた。ただし、直近の戻り高値水準では強弱感が対立し、買い一巡後は次第にこう着感強まった。買い先行で始まったアドバンテスト<6857>が早い段階で下げに転じ、後場に入り下落幅を広げたこともセンチメントを冷ます形になった。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、精密機器、不動産、繊維製品、ガラス土石など27業種が上昇。一方、銀行、電気ガス、水産農林など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、TDK<6762>が堅調だった半面、アドバンテスト、7&iHD<3382>、エムスリー<2413>、富士通<6702>が軟化した。前日の米国市場は、トランプ米大統領が4月2日に導入予定の関税を巡り、対象となる国や品目を限定すると伝わった。これを受けて関税を巡る過度な警戒が後退し、主要な株価指数は上昇した。この流れが波及する形から東京市場も買い優勢の展開から始まった。また、円相場が1ドル=151円を窺う円安水準で推移していたことも、材料視された。ただし、日経平均は38000円を回復したものの、直近の戻り高値を捉えられなかったことで、次第に上値の重さが意識される格好となり、戻り待ちの売りが入りやすかったようだ。日経平均は反発し、25日線水準での攻防となった。同線が支持線として機能しているようだと、リバウンド機運が高まってくる可能性がある。もっとも、4月2日の相互関税導入を迎えるまでは積極的にポジションを傾けにくいほか、期末要因から機関投資家はリバランスが中心になると考えられ、個別対応に向かわせそうである。東証プライムの売買高は足もとで減少傾向にあるため、短期的なインデックス売買にも振らされやすい。 <CS> 2025/03/25 17:00 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和 *16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-0.33(低下率1.51%)の21.53と低下した。なお、高値は21.72、安値は20.66。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が意識される中、今日は取引開始後の買い一巡後は株価が伸び悩んだが、売り急ぐ動きはなく、下値が堅かったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/03/25 16:35 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:精密機器が上昇率トップ *16:31JST 東証業種別ランキング:精密機器が上昇率トップ 精密機器が上昇率トップ。そのほか不動産業、繊維業、ガラス・土石製品、サービス業なども上昇。一方、銀行業が下落率トップ。そのほか電力・ガス業、水産・農林業、その他 金融業、陸運業なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 精密機器 / 11,405.07 / 1.752. 不動産業 / 2,072.48 / 1.493. 繊維業 / 822.87 / 1.124. ガラス・土石製品 / 1,381.14 / 0.725. サービス業 / 3,054.15 / 0.626. 非鉄金属 / 1,652.66 / 0.627. 倉庫・運輸関連業 / 3,298.07 / 0.628. 鉱業 / 633.78 / 0.619. 空運業 / 227. / 0.5710. 化学工業 / 2,333.13 / 0.5411. 建設業 / 1,870.19 / 0.5212. 輸送用機器 / 4,526.05 / 0.5213. パルプ・紙 / 512.93 / 0.5014. 小売業 / 1,897.18 / 0.4915. 情報・通信業 / 6,087.21 / 0.4616. 機械 / 3,330.89 / 0.4417. 食料品 / 2,237.43 / 0.3718. 医薬品 / 3,523.61 / 0.3519. 海運業 / 1,916.04 / 0.3420. 石油・石炭製品 / 2,015.31 / 0.2921. 卸売業 / 3,662.3 / 0.2922. その他製品 / 6,601.31 / 0.2823. 鉄鋼 / 773.63 / 0.2424. 保険業 / 2,852.44 / 0.1525. ゴム製品 / 4,587.39 / 0.1126. 電気機器 / 4,860.85 / 0.0527. 証券業 / 642.53 / 0.0428. 金属製品 / 1,481.29 / -0.0129. 陸運業 / 2,038.74 / -0.0830. その他金融業 / 1,019.2 / -0.1731. 水産・農林業 / 604.06 / -0.2332. 電力・ガス業 / 513.06 / -0.7933. 銀行業 / 414.41 / -0.96 <CS> 2025/03/25 16:31 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:関税懸念が後退し反発 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:関税懸念が後退し反発 3月25日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比9pt高の664pt。なお、高値は665pt、安値は659pt、日中取引高は1328枚。前日24日の米国市場のダウ平均は続伸。トランプ政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り従来警戒されていたような広範な本格的グローバル関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け安心感が広がり、寄り付き後、上昇。3月サービス業PMIも予想外に上昇し、景気悪化懸念が後退したことも支援材料となり、続伸した。ハイテクの買戻しも続き、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt高の663ptからスタートした。米国株高を素直に好感し、朝方から買い優勢で推移。トランプ米大統領 が「相互関税を巡り多くの国を除外する可能性もある」とコメントしたことで、買い安心感が広まった。VIX指数や日経平均ボラティリティー・インデックスの低下も支援材料となり、引けにかけて騰勢を強め、高値圏の664ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、タイミー<215A>やサンバイオ<4592>などが上昇した。 <SK> 2025/03/25 16:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ一服、米金利の持ち直しで *16:13JST 東京為替:ドル・円は下げ一服、米金利の持ち直しで 25日午後の東京市場でドル・円は下げ一服となり、150円41銭まで下落後は150円60銭付近にやや値を戻した。米10年債利回りは上昇でドルは買い戻され、ユーロ・ドルは本日安値圏に下押しされた。ユーロ・円はドル・円に追随し、回復基調に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円41銭から150円94銭、ユーロ・円は162円49銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0794ドルから1.0809ドル。 <TY> 2025/03/25 16:13 注目トピックス 市況・概況 3月25日本国債市場:債券先物は137円48銭で取引終了 *15:42JST 3月25日本国債市場:債券先物は137円48銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年6月限寄付137円68銭 高値137円71銭 安値137円41銭 引け137円48銭 12550枚2年 470回  0.884%5年 177回  1.173%10年 377回  1.579%20年 191回  2.305%25日の債券先物6月限は弱含み。137円68銭で取引を開始し、137円71銭まで買われたが、午後の取引で137円41銭まで下落し、137円48銭で取引を終えた。現物債の取引では10年債利回りが主に上昇した。<米国債概況>2年債は4.03%、10年債は4.33%、30年債は4.66%近辺で推移。債券利回りは低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.77%、英国債は4.71%、オーストラリア10年債は4.42%、NZ10年債は4.52%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・18:00 独:3月IFO企業景況感指数(予想:86.8、2月:85.2)・22:00 米:1月ケースシラー住宅価格指数(予想:前年比+4.55%、12月:+4.48%)・23:00 米:2月新築住宅販売件数(予想:68万件、65.7万件)・18:00 米:3月CB消費者信頼感指数(予想:93.6、2月:98.3)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間 <CS> 2025/03/25 15:42 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比172.05円高の37780.54円 *15:32JST 日経平均大引け:前日比172.05円高の37780.54円 日経平均は前日比172.05円高の37780.54円(同+0.46%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比6.64pt高の2797.52pt(同+0.24%)。 <CS> 2025/03/25 15:32 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は安値圏、ユーロ・ドルは節目付近 *15:14JST 東京為替:ドル・円は安値圏、ユーロ・ドルは節目付近 25日午後の東京市場でドル・円は150円41銭まで値を下げ、安値圏でのもみ合い。ドルの利益確定売りは一服したが、中国・香港株は軟調、時間外取引の米株式先物も弱含み円買いに振れやすい。一方、ユーロ・ドルは節目の1.08ドル付近を維持する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円41銭から150円94銭、ユーロ・円は162円49銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0794ドルから1.0809ドル。 <TY> 2025/03/25 15:14 注目トピックス 市況・概況 日経平均は211円高、引き続き米経済指標などに関心 *14:51JST 日経平均は211円高、引き続き米経済指標などに関心 日経平均は211円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、7&iHD<3382>、エムスリー<2413>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、不動産業、繊維製品、ガラス土石製品、非鉄金属が値上がり率上位、銀行業、電気・ガス業が値下がりしている。日経平均は下げ渋っている。米国では今晩、1月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、2月の米新築住宅販売件数、3月の米消費者信頼感指数が発表される。また、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁がイベントであいさつする予定。 <SK> 2025/03/25 14:51 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は続落、クロス円は連れ安 *14:46JST 東京為替:ドル・円は続落、クロス円は連れ安 25日午後の東京市場でドル・円は続落し、150円43銭まで値を切り下げた。心理的節目の150円を前日上抜け、足元は利益確定売りが出やすい。日経平均株価は堅調地合いを維持するものの、クロス円はドル・円に連れ安。一方、米金利は底堅く推移する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円43銭から150円94銭、ユーロ・円は162円53銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0794ドルから1.0809ドル。 <TY> 2025/03/25 14:46 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価伸び悩みで警戒感の緩和は限定的に *14:12JST 日経平均VIは低下、株価伸び悩みで警戒感の緩和は限定的に 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.24(低下率1.10%)の21.62と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.72、安値は20.66。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が意識される中、今日は取引開始後の買い一巡後は株価が伸び悩む展開となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は次第に限定的となり、日経VIは低下幅を縮める動きとなっている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2025/03/25 14:12 注目トピックス 市況・概況 日経平均は150円高、海外株軟調で東京市場の株価の重しに *13:52JST 日経平均は150円高、海外株軟調で東京市場の株価の重しに 日経平均は150円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、7&iHD<3382>、エムスリー<2413>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、不動産業、ガラス土石製品、繊維製品、サービス業が値上がり率上位、銀行業、電気・ガス業、ゴム製品、金属製品、陸運業が値下がり率上位となっている。日経平均は伸び悩んだ水準で推移している。引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が意識されていることに加え、ダウ平均先物が時間外取引でやや軟調で、また、香港ハンセン指数が大幅安となっていることなども東京市場の株価の重しとなっているようだ。 <SK> 2025/03/25 13:52 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、目先の経済指標に注目 *13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、目先の経済指標に注目 (13時30分現在)S&P500先物      5,806.50(-9.00)ナスダック100先物  20,331.25(-43.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は64ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。24日の主要3指数は続伸。序盤から堅調地合いを強める展開で、ダウは597ドル高の42583ドルと7日以来の42000ドル台で取引を終えた。この日発表されたPMIは製造業が節目の50を割り込んだ一方、予想を大きく上回って改善したサービス業が好感された。それを受け、足元の景気減速懸念で売り込まれた消費やハイテクをはじめ幅広く買いが先行。高関税政策への過度な警戒も和らぎ、金利高抑制を手がかりに買いが続き相場を押し上げた。本日は伸び悩みか。4月2日に発動される関税引き上げは当初の想定よりも限定的との思惑が広がり、前日に引き続き買いが入りやすい。また、今晩発表の住宅関連指標は前回を上回ると予想され、景気減速懸念はさらに後退しそうだ。ただ、トランプ政権の政策運営は流動的で、安心感を背景とした買いは抑制されるだろう。また、今週末に発表されるコアPCE価格指数は現時点で高止まりが予想されており、スタグフレーションへの根強い警戒による売りも続くとみる。 <TY> 2025/03/25 13:44 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり安、ややドル売り *13:36JST 東京為替:ドル・円はじり安、ややドル売り 25日午後の東京市場でドル・円はじり安となり、本日安値を下回る150円54銭まで値を下げた。ドルは前日の強含み出利益確定売りが出やすく、主要通貨は対ドルで底堅く推移する。一方、中国・香港株安で日経平均株価は上げ幅を縮小し、円売りは後退。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円54銭から150円94銭、ユーロ・円は162円66銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0794ドルから1.0809ドル。 <TY> 2025/03/25 13:36 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は本日安値圏、利益確定売り *13:18JST 東京為替:ドル・円は本日安値圏、利益確定売り 25日午後の東京市場でドル・円は149円50銭台と、本日安値圏でのもみ合い。前日強含んだドルの利益確定売りに下押しされる展開。ユーロ・ドルは小幅高となり、1.08ドル台で推移する。一方、日経平均株価は上げ幅を縮小し、円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円57銭から150円94銭、ユーロ・円は162円66銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0794ドルから1.0807ドル。 <TY> 2025/03/25 13:18 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株の上昇が下支えに *12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株の上昇が下支えに 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は4日ぶりに反発、半導体株の上昇が下支えに・ドル・円は反落、上値の重さを意識・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>■日経平均は4日ぶりに反発、半導体株の上昇が下支えに日経平均は4日ぶりに反発。前日比273.21円高(+0.73%)の37881.70円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は597.97ドル高の42583.32ドル、ナスダックは404.54ポイント高の18188.59で取引を終了した。トランプ政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り従来警戒されていたような広範な本格的グローバル関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け安心感が広がり、寄り付き後、上昇。3月サービス業PMIも予想外に上昇し、景気悪化懸念が後退したことも支援材料となり、続伸した。ハイテクの買戻しも続き、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。米国株の大幅高や為替の円安を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は38000円台を回復してスタートした後は、値がさ半導体株の上昇を受けて38115円まで上昇した。買い一巡後は上値が重くなり38000円台を割り込んだが、円安を下支えに37800円台で前場の取引を終えた。日経平均採用銘柄では、米半導体株が上昇したことで、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>など半導体株が上昇。また、1ドル150円台回復などを受けてトヨタ自<7203>、スズキ<7269>、SUBARU<7270>など自動車株も買われた。このほか、フジクラ<5803>、三菱地所<8802>、良品計画<7453>、TDK<6762>、ミネベアミツミ<6479>などが上昇した。一方、先週まで強かったりそなHD<8308>、コンコルディア<7186>、千葉銀行<8331>、みずほ<8411>、しずおかFG<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が弱い。また、三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、IHI<7013>など防衛関連もさえない。このほか、ヤマハ<7951>、7&iHD<3382>、カナデビア<7004>などが下落した。業種別では、精密機器、非鉄金属、不動産、石油・石炭、ガラス・土石などが上昇した一方、電気・ガス、銀行、水産・農林、ゴム製品、金属製品などが下落した。今週は27日に権利付き最終売買日を迎えることから、相対的に高配当・優待銘柄が買われやすくなると考えるが、本日は時価総額が大きい銀行株が総じて売られているため、TOPIXが相対的に弱い。一方、先物市場では、配当落ちに絡んだ先物買いが225先物、TOPIX先物に入ることで需給面は良好と考える。日経平均は38000円が壁になりつつあるが、大きく崩れることは無いと想定。後場の日経平均は37800円前後でのもみ合いとなろう。■ドル・円は反落、上値の重さを意識25日午前の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価が寄付きから堅調地合いを強め、円売り先行で一時150円94銭まで上昇。151円を目指す展開となったが、節目付近の売りに押され150円58銭まで値を下げた。クロス円もそれに追随した値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円58銭から150円94銭、ユーロ・円は162円66銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0795ドルから1.0807ドル。■後場のチェック銘柄・ナカボーテック<1787>、レオクラン<7681>の、2銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:+0.18(予想―0.17、1月-0.08←―0.03)・米・3月製造業PMI:49.8、予想51.7、2月52.7米・3月サービス業PMI:54.3、予想51.0、2月51.0・米・3月総合PMI:53.5、予想50.9、2月51.6【要人発言】・トランプ米大統領「ベネズエラ産石油・ガス購入諸国に対し追加25%関税賦課へ」「FRBが利下げすると期待」「全ての企業は米国に戻ってくる」「自動車、アルミ、製薬を巡る関税、近いうちに発表へ」「相互関税を巡り多くの国に猶予を与える可能性も」<国内>・特になし<海外>・特になし <CS> 2025/03/25 12:36 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反落、上値の重さを意識 *12:12JST 東京為替:ドル・円は反落、上値の重さを意識 25日午前の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価が寄付きから堅調地合いを強め、円売り先行で一時150円94銭まで上昇。151円を目指す展開となったが、節目付近の売りに押され150円58銭まで値を下げた。クロス円もそれに追随した値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円58銭から150円94銭、ユーロ・円は162円66銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0795ドルから1.0807ドル。 <TY> 2025/03/25 12:12 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):ナカボーテック、Mimaki、理経など *11:51JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ナカボーテック、Mimaki、理経など Mimaki<6638>:1649円(+178円)大幅続伸。前日に25年3月期末の配当予想上方修正を発表している。従来予想の15円から35円に引き上げ、年間配当金は前期比27.5円増の52.5円にするとしている。第3四半期決算時の業績予想上方修正に伴い、普通配当金を32.5円から42.5円に引き上げているほか、中長期成長戦略に掲げている営業利益率10%目標が1年前倒しで達成する見込みになったとして、特別配当10円も実施する。池上通<6771>:637円(-55円)6日ぶり大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表している。25年3月期営業利益は従来予想の8億円から2億円、前期比74.8%減にまで引き下げ。収益性の高い中国向け医療用カメラの納入が来期以降に延期となったことが業績下振れの主因となるもよう。海外放送用カメラなども下振れのようだ。これに伴い、年間配当金も従来計画の33円から10円にまで引き下げている。ナカボーテック<1787>:6050円(+700円)一時ストップ高。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。25年3月期営業利益は従来予想の9.9億円から13.5億円、前期比14.8%増へ、一転2ケタ増益見通しに上方修正している。主力の港湾事業が大幅に伸長したもよう。業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の200円から275円にまで引き上げ、前期比では35円の増配となる。第3四半期までの進捗率からは、大幅な上方修正の織り込みは進んでいなかったとみられる。巴工業<6309>:4310円(+190円)大幅反発。4月30日を基準とした1:3の株式分割実施を発表している。株式の流動性を高めるとともに、投資家層の拡大を図ることを目的としている。これに伴い、25年10月期末の配当金は従来計画の73円から25円に修正、分割前換算では75円となり、実質小幅な増配となる。また、これまで継続1年以上保有の100株以上の株主にはワイン1本の株主優待を実施していたが、こちらは200株以上保有株主を対象とし、実質条件緩和となる。理経<8226>:400円(+37円)大幅続伸。業績・配当予想の上方修正を発表している。25年3月期営業利益は従来予想の7.7億円から10.1億円、前期比77.8%増に引き上げ。、システムソリューションにおける一部案件の増額、ネットワークソリューションにおける売上原価の削減、電子部品及び機器における防衛省向け大型案件などの前倒し納入が上振れ要因としている。また、業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の5円から6円に引き上げている。カルナバイオ<4572>:303円(+12円)続伸。docirbrutinib(AS-1763)の臨床試験が、慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)に関する支援団体であるCLL Society(米国)のウエブサイトで紹介されたことを発表し、好材料視されている。紹介記事では、docirbrutinibの臨床試験の概要及び初期結果が紹介されており、さらに同臨床試験の治験主導医師であるテキサス大学MDアンダーソンがんセンター白血病科教授Nitin Jain医師のインタビュー動画も併せて掲載されている。DELTA-P<4598>:592円(+11円)反発。24日の取引終了後にDFP-17729の臨床第2/3相比較試験の開始を発表し、好感されている。DFP-17729は、膵臓がんの3次治療以降の患者を対象にDFP-17729とティーエスワン(TS-1)の併用群とティーエスワン(TS-1)単独群の臨床第2/3相比較試験を実施する準備を進めてきたが、この度、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届けを提出し、治験実施に対する調査が完了したとしている。この臨床第2/3相比較試験は日本の15施設で実施される。BTM<5247>:2063円(+108円)急騰。24日の取引終了後にLaniakeaのSES事業を譲り受け、25年1月17日に設立したAI領域に特化した子会社BTMAIZとともにAI領域の技術力強化をより一層加速すると発表し、好材料視されている。今回の事業譲受により、最先端のAI領域の技術を有するLaniakeaからのエンジニアが、BTM及びBTMAIZが全国で展開するDX推進サービスをともに行うことで、AI技術を活用したDX推進事業を加速していくとしている。 <ST> 2025/03/25 11:51 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:Mimakiや巴工業などに注目 *09:19JST 個別銘柄戦略:Mimakiや巴工業などに注目 昨日24日の米株式市場でNYダウは597.97ドル高の42,583.32、ナスダック総合指数は404.54pt高の18,188.59、シカゴ日経225先物は大阪日中比385円高の37,735円。為替は1ドル=150.60-70円。今日の東京市場では、25年3月期末普通配当上方修正と特別配当実施を発表したMimaki<6638>、配当方針を変更し25年3月期配当予想を上方修正うぃたグリムス<3150>、1株を3株に分割し配当実質上方修正と株主優待の実質条件緩和も発表した巴工業<6309>、24年2月期配当見込みを上方修正した東宝<9602>、発行済株式数の12.14%上限の自社株買いと買付け委託を発表したブックオフGHD<9278>、「Umios」への社名変更と長期ビジョン・中期経営計画を発表したマルハニチロ<1333>、剰余金処分等に関する株主提案の書面を受領したと発表したワキタ<8125>、東証スタンダードでは、25年3月期業績予想を上方修正し増配も発表した理経<8226>、25年3月期業績と配当予想を上方修正したナカボーテック<1787>などが物色されそうだ。一方、25年3月期業績予想を下方修正した東京産<8070>、25年3月期業績と配当予想を下方修正した日東工器<6151>、東証スタンダードでは、25年5月期業績予想を下方修正した大光<3160>、25年3月期業績と配当予想を下方修正した池上通<6771>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/03/25 09:19 注目トピックス 市況・概況 日経平均は403円高、寄り後は堅調 *09:10JST 日経平均は403円高、寄り後は堅調 日経平均は403円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2%超の上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%近い上昇と、ダウ平均(1.42%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=150円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの買い安心感となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、トランプ米政権の関税政策の不透明感が引き続き投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。 <SK> 2025/03/25 09:10 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株を見直す動きが意識されやすい~ *08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株を見直す動きが意識されやすい~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■半導体株を見直す動きが意識されやすい■日東工器、25/3下方修正 営業利益 24.94億円←30.60億円■前場の注目材料:セーレン、福井市に新工場、絶縁膜ウエハーの生産能力2倍■半導体株を見直す動きが意識されやすい25日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後は底堅さが意識される相場展開が見込まれる。24日の米国市場は、NYダウが597ドル高、ナスダックは404ポイント高だった。トランプ米政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り、従来警戒されていたような広範な関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け、安心感が広がった。シカゴ日経225先物は大阪比385円高の37735円。円相場は1ドル=150円70銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアなどハイテク株が買い戻されており、半導体SOX指数は3%近く上昇した。アマゾン・ドット・コムやアップル、メタプラットフォームズ、アルファベット、マイクロソフトなど大型テック株が軒並み上昇するなか、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を牽引することが期待される。また、為替市場では円相場が1ドル=150円後半と円安に振れて推移しており、輸出関連株などへの買い戻しも意識されてくる可能性がありそうだ。米VIX指数は17.48に低下しており、20.00を大きく下回ってきているため、リスク選好に向かわせやすいところであろう。もっとも、トランプ米大統領の発言に振らされやすい需給状況は変わらないため、売り方の買い戻しの動きが強まるものの、新規の買いは期待しづらいところではある。3月決算期末により機関投資家はリバランス中心になると考えられ、まずは買いが一巡した後の底堅さを見極めることになりそうだ。物色としては値がさハイテク株や輸出関連株に加えて、前日に大きく買われた住友不動産<8830>など不動産株の動向が注目されそうだ。そのほか、期末の権利取り狙いの動きなども活発になりそうだ。日経平均株価は足もとでリバウンドをみせるも25日線が抵抗線として意識されているが、日経225先物はナイトセッションで同線を上回ってきている。25日線突破から同線での底堅さがみられてくるようだと、節目の38000円を捉えてくる展開が意識されてくる可能性はあるだろう。■日東工器、25/3下方修正 営業利益 24.94億円←30.60億円日東工器<6151>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は282.40億円から270.51億円、営業利益を30.60億円から24.94億円に下方修正した。半導体および自動車業界における需要減により、迅速流体継手と機械工具の売上・利益ともに計画よりを下回る見込みとなった。■前場の注目材料・NYダウは上昇(42583.32、+597.97)・ナスダック総合指数は上昇(18188.59、+404.54)・SOX指数は上昇(4694.22、+136.27)・VIX指数は低下(17.48、-1.80)・シカゴ日経225先物は上昇(37735、+385)・為替相場は円安・ドル高(150.60-70)・米原油先物は上昇(69.11、+0.83)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・セーレン<3569>福井市に新工場、絶縁膜ウエハーの生産能力2倍・名古屋鉄道<9048>名鉄名古屋駅地区再開発計画、4線化・空港アクセス向上・三井物産<8031>AIコンサル会社発足、IT子会社2社合併・マクセル<6810>角形リチウムイオン電池終了・アイシン<7259>タイでハイブリッドユニット生産、三菱自動車SUVに供給・ホンダ<7267>セダンHVの予約開始、全方位運転支援機能を搭載・堀場製作所<6856>水素関連テコ入れ、独子会社の生産管理見直し・NEC<6701>NTTなどと多重伝送技術活用で無線通信速度2倍、双方向毎秒140ギガビット・東京エレクトロンデバイス<2760>持続的な収益性向上追求、ウエハー検査装置で成長・TOPPANHD<7911>伊フィルム社買収へ、海外生活系事業強化・セック<3741>富士通などと量子コンピューターの基本ソフト開発、オープンソースで提供・ソフトバンク<9434>中華電信などとアジアと米結ぶ光海底ケーブルを建設、28年運用開始へ・日本製紙<3863>固形物対応の飲料容器を拡大、協同乳業に充填システム初号機・三菱瓦斯化学<4182>JFEスチールなど3社で、炭素循環実証、鉄鋼副生ガスでメタノール製造・三菱マテリアル<5711>塗布型の電子輸送層成膜用インク、ペロブスカイトの発電効率向上・旭化成<3407>ポリエチレンとアジピン酸を来月から値上げ☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし <ST> 2025/03/25 08:35 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し *08:25JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州諸国の財政支出拡大計画を受けて欧州中央銀行(ECB)は利下げを一時停止する可能性がある。日本銀行による追加利上げは6月になるとの見方があるため、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・欧州経済の先行きは不透明・欧州の政治不安・米国の関税措置【ユーロ買い要因】・ECBは利下げを一時休止する可能性・日本銀行による追加利上げは6月以降となる可能性・欧州諸国の財政拡大計画 <CS> 2025/03/25 08:25 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米国株高や長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性 *08:19JST 今日の為替市場ポイント:米国株高や長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性 24日のドル・円は、東京市場では149円36銭から149円95銭まで反発。欧米市場では149円50銭から150円76銭まで上昇し、150円68銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に150円台で推移か。米国株高や長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。3月24日の米国市場では、トランプ米政権は貿易相手国に対する関税でより控えめな姿勢を取る可能性があるとの期待で米国株式は堅調に推移した。株高を受けて安全逃避的な取引は縮小し、米国債利回りは総じて上昇。この日発表された3月米サービス業PMIは54.3で市場予想を大幅に上回ったことも米国債利回りの上昇を促したようだ。米個人消費は減退しており、雇用拡大のペースは減速しているとの懸念は消えていないものの、金融政策の調整などによって米国経済の大幅な悪化は回避される可能性は残されている。 <CS> 2025/03/25 08:19 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か 本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調な値動きを想定する。前日24日のダウ平均は597.97ドル高の42583.32ドル、ナスダックは404.54pt高の18188.59ptで取引を終了した。トランプ政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り従来警戒されていたような広範な本格的グローバル関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け安心感が広がり、寄り付き後、上昇。3月サービス業PMIも予想外に上昇し、景気悪化懸念が後退したことも支援材料となり、続伸した。ハイテクの買戻しも続き、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調な値動きを想定する。米国株高が追い風となりそうなことに加え、夜間取引で25日線を上回ってきたため、朝方から買いに勢いがつきそうだ。日足・週足ともに一目均衡表の先行スパン(雲)上限が下値支持線として機能しているため、仮に軟化する局面があっても押し目買いニーズは強そうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比7pt高の662ptで終えている。上値のメドは675pt、下値のメドは655ptとする。 <SK> 2025/03/25 08:05 注目トピックス 市況・概況 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは597ドル高、柔軟な関税計画で安心感 *07:44JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは597ドル高、柔軟な関税計画で安心感 ■NY株式:NYダウは597ドル高、柔軟な関税計画で安心感米国株式市場は続伸。ダウ平均は597.97ドル高の42583.32ドル、ナスダックは404.54ポイント高の18188.59で取引を終了した。トランプ政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り従来警戒されていたような広範な本格的グローバル関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け安心感が広がり、寄り付き後、上昇。3月サービス業PMIも予想外に上昇し、景気悪化懸念が後退したことも支援材料となり、続伸した。ハイテクの買戻しも続き、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別で自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、中国のフィンテック企業、アント・グループが人工知能(AI)開発で、自国チップに加えて、同社のチップを主に使用しているとの関係者の話が報じられ、買われた。クレジットカード会社のビザ(V)は対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を開発したオープンAIの共同創業者アルトマン氏が開発中の「ワールドネットワーク」で、ステーブルコインウォレットの支払いを巡り同社と協議しているとの報道で、上昇。鉄鋼メーカーのニューコア(NUE)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は関税緩和期待や連邦捜査局(FBI)が最近の同社に対する暴力行為を巡る捜査を開始したと発表し、上昇。サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)はアナリストが競争激化を理由に投資判断・目標株価を引下げ、下落。防衛のロッキード(LMT)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。住宅建設会社のKBホーム(KBH)は取引終了後に四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を下回ったほか、通期の見通し引下げで、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米経済成長見通し改善でドル続伸24日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円70銭から150円76銭まで上昇し、150円68銭で引けた。米3月サービス業PMIが予想外に上昇し、成長鈍化懸念が後退。長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。ユーロ・ドルは1.0835ドルから1.0782ドルまで下落し、1.0803ドルで引けた。ユーロ・円は162円00銭から162円83銭まで上昇した。トランプ政権による相互関税を巡り対象が従来警戒された程広範に及ばないとの報道で、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.2952ドルから1.2895ドルまで下落。ドル・スイスは0.8812フランから0.8846フランまで上昇した。■NY原油:堅調推移で69.11ドル、供給不足を警戒NY原油先物5月限は堅調推移(NYMEX原油5月限終値:69.11 ↑0.83)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.83ドル(+1.22%)の69.11ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.95ドル-69.33ドル。ベネズエラ産の石油・ガスを購入する国に対して、米国との取引すべてに25%の関税を賦課する意向を伝えた。この措置は結果的に供給不足を招くとの見方が広がり、原油先物は一段高となった。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  43.07ドル   +0.60ドル(+1.41%)モルガン・スタンレー(MS) 124.27ドル  +4.13ドル(+3.43%)ゴールドマン・サックス(GS)580.10ドル  +14.96ドル(+2.64%)インテル(INTC)        24.22ドル   -0.04ドル(-0.16%)アップル(AAPL)        220.73ドル  +2.46ドル(+1.12%)アルファベット(GOOG)    169.93ドル  +3.68ドル(+2.21%)メタ(META)           618.85ドル  +22.60ドル(+3.79%)キャタピラー(CAT)      341.67ドル  +5.89ドル(+1.75%)アルコア(AA)         33.47ドル   -0.48ドル(-1.41%)ウォルマート(WMT)      87.49ドル   +1.51ドル(+1.75%) <ST> 2025/03/25 07:44 注目トピックス 市況・概況 NY原油:堅調推移で69.11ドル、供給不足を警戒 *07:34JST NY原油:堅調推移で69.11ドル、供給不足を警戒 NY原油先物5月限は堅調推移(NYMEX原油5月限終値:69.11 ↑0.83)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.83ドル(+1.22%)の69.11ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.95ドル-69.33ドル。ベネズエラ産の石油・ガスを購入する国に対して、米国との取引すべてに25%の関税を賦課する意向を伝えた。この措置は結果的に供給不足を招くとの見方が広がり、原油先物は一段高となった。 <CS> 2025/03/25 07:34 注目トピックス 市況・概況 NY金:小幅安で3015.60ドル、安全逃避の買いは縮小 *07:31JST NY金:小幅安で3015.60ドル、安全逃避の買いは縮小 NY金先物4月限は小幅安(COMEX金4月限終値:3015.60 ↓5.80)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比-5.80ドル(-0.19%)の3015.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3007.70-3038.40ドル。米国の関税措置を巡って安全逃避の買いは縮小した。 <CS> 2025/03/25 07:31 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米経済成長見通し改善でドル続伸 *06:53JST NY為替:米経済成長見通し改善でドル続伸 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円70銭から150円76銭まで上昇し、150円68銭で引けた。米3月サービス業PMIが予想外に上昇し、成長鈍化懸念が後退。長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。ユーロ・ドルは1.0835ドルから1.0782ドルまで下落し、1.0803ドルで引けた。ユーロ・円は162円00銭から162円83銭まで上昇した。トランプ政権による相互関税を巡り対象が従来警戒された程広範に及ばないとの報道で、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.2952ドルから1.2895ドルまで下落。ドル・スイスは0.8812フランから0.8846フランまで上昇した。 <MK> 2025/03/25 06:53 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:独IFO企業景況感指数、米新築住宅販売件数、米消費者信頼感指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:独IFO企業景況感指数、米新築住宅販売件数、米消費者信頼感指数など <国内>08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(1月23・24日分)14:30 全国百貨店売上高(2月)  5.2%14:30 東京地区百貨店売上高(2月)  5.5%ビジュアル・プロセッシング・ジャパンが東証グロースに新規上場(公開価格:1430円)<海外>14:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(2月)  -2.6%17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)  1.08%18:00 独・IFO企業景況感指数(3月)  85.220:00 ブ・FGV消費者信頼感(3月)  83.620:00 ブ・ブラジル中央銀行金融政策委員会(Copom)議事録22:00 米・FHFA住宅価格指数(1月)  0.4%22:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(1月)  4.48%23:00 米・新築住宅販売件数(2月) 68.0万戸 65.7万戸23:00 米・消費者信頼感指数(3月) 94.0 98.3中・1年物中期貸出ファシリティ金利 2.00% 2.00%中・博鰲(ボアオ)アジアフォーラム(28日まで)米・ニューヨーク連銀総裁が会議で開会のあいさつ注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/03/25 06:30

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