注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方にかけて失速
*17:25JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方にかけて失速
11日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米トランプ政権の高関税政策で物価上昇圧力を意識したドル買いが先行し、146円13銭から147円18銭まで上値を伸ばした。ただ、146円前半では売りが強まり、夕方にかけて上値の重さが嫌気され146円台に失速した。・ユーロ・円は170円81銭から171円76銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.1707ドルから1.1665ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値39,886.54円、高値39,957.80円、安値39,497.70円、終値39,569.68円(前日比76.68円安)・17時時点:ドル・円146円70-80銭、ユーロ・円171円60-70銭【要人発言】・グールズビー米シカゴ連銀総裁「関税の影響は、驚くほど少ない」【経済指標】・日・6月国内企業物価指数:前年比+2.9%(予想:+2.9%、5月:+3.2%→+3.2%)・英・5月鉱工業生産:前月比-0.9%(予想:前月比0.0%、4月:-0.6%)・英・5月商品貿易収支(予想:-209億ポンド、4月:-232.06億ポンド→-224.24億ポンド)
<TY>
2025/07/11 17:25
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、高値圏で売りも米高関税の物価上昇を意識
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、高値圏で売りも米高関税の物価上昇を意識
11日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。足元の高値メドである148円が視野に入ると売りが出やすく、上値が重い。ただ。米トランプ政権の高関税政策で物価上昇圧力が意識され、ドル買い地合いは継続しそうだ。前日発表された米経済指標で新規失業保険申請件数は強い内容でドルに好材料となったが、失業保険継続受給者数は前週よりも悪化。今後の利下げ余地を示し、米10年債利回りの低下を手がかりにドル売りに振れた。ユーロ・ドルは1.1660ドル台から1.1680ドル台に戻し、ドル・円は146円80銭付近に浮上後、146円10銭台に下押しされた。本日アジア市場で米金利は底堅く推移し、ドル・円は147円台に値を上げる場面があった。この後の海外市場は引き続き金融政策にらみ。今週公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で7月利下げは遠のいたが、年内は9月・12月の緩和シナリオへの思惑から長期金利の上昇が抑制されればドル買いは入りづらい。ただ、米トランプ政権の高関税政策で物価上昇圧力が意識され、過度なドル売りは回避されるだろう。来週発表のインフレ指標は加速が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の政策方針をにらみドルは売りづらい面もある。【今日の欧米市場の予定】・21:30 加・6月失業率(予想:7.1%、5月:7.0%)・03:00 米・6月財政収支(5月:-3160億ドル)
<CS>
2025/07/11 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、欧州株は軟調
*16:47JST 東京為替:ドル・円は小動き、欧州株は軟調
11日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、146円70銭付近でのもみ合いが続く。米10年債利回りは伸び悩み、積極的なドル買いは入りづらい。一方、欧州株式市場で主要指数は軟調、米株式先物は下げ幅拡大で、株価にらみの円買いが入りやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円18銭、ユーロ・円は170円81銭から171円76銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。
<TY>
2025/07/11 16:47
注目トピックス 市況・概況
日経VI:小幅に上昇、株価の下値堅く警戒感は広がらず
*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、株価の下値堅く警戒感は広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比+0.19(上昇率0.84%)の22.88と小幅に上昇した。なお、高値は23.63、安値は21.95。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。その後、朝方の買い一巡後に日経225先物が下げに転じると日経VIは上昇に転じたが、日経225先物は39,500円台で下値の堅い展開となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移する時間が長かった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/07/11 16:35
注目トピックス 市況・概況
読めない参院選後の市場【フィスコ・コラム】
*16:34JST 読めない参院選後の市場【フィスコ・コラム】
7月20日投開票の参院選に向け自民党の支持低下が顕著になり、野党の善戦が予想されています。仮に与党が過半数を割り込み石破政権退陣となった場合、政局は一気に流動化の見通し。そうした波乱含みの選挙結果に、金融市場はどのように反応するでしょうか。国内メディアの調査によると、石破内閣の支持率は2割あまりにとどまり、不支持は6割に上るなど厳しい数字が並んでいます。政党支持率でも自民党は3年前に比べ1割超も減少し、比例区では苦戦が見込まれます。別の調査でも、自民・公明で改選過半数を維持できるかは微妙な情勢とみられ、一人区での競り合いに敗れれば、選挙後に与党内での責任論が浮上しても不自然ではありません。一方、野党や第三極の支持は分散しつつも、存在感を増しています。維新や国民民主は無党派層の一部を取り込み、比例で議席を伸ばす構図。また、参政党のようにSNSを通じて独自の支持を広げる新興勢力もあり、「与党への批判票」は分散しながらも、ゆるやかに増加する傾向です。自公は仮に過半数を維持できたとしても議席減は必至の情勢で、衆院での少数与党の劣勢を跳ね返せないでしょう。今回の参院選で、このまま与党が過半数を割り込めば、政権の求心力低下により経済政策の実行力や予算編成の先行きに不透明感が生じるため、株式市場では短期的に売りが強まる可能性が指摘されます。現金給付や税制見直しといった目玉政策が停滞すれば、内需関連株や金融株などで利益確定の動きが出るでしょう。また、自民党内での権力争いが激化すれば、政治情勢の不透明感を嫌気した売りも予想されます。懸念されるのは債券市場です。財政拡大を主張する野党の発言力が増すことで、財政規律に対する海外勢の厳しい評価にさらされるためです。結果として、イギリスのトラス政権下で見られたような市場の混乱も起こりえます。その際、教科書的には債券安・円安・株安のトリプル安が予想されます。ただし、日本の場合、国債への不安が高まる局面で逆にリスク回避の円買いの可能性もあり、市場関係者も読み切れていません。参院選翌日は「海の日」の祝日で東京市場は休場になります。そのため、選挙結果を最初に消化するのは欧州市場になるはずです。ある短期筋は「海外勢が外為市場で仕掛けるのではないか」とし、国内勢の不在で相場を支えきれるのか警戒を強めています。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。
<ST>
2025/07/11 16:34
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:利益確定売りと週末の持ち高調整で反落
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:利益確定売りと週末の持ち高調整で反落
7月11日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt安の739pt。なお、高値は749pt、安値は736pt、日中取引高は3246枚。前日10日の米国市場のダウ平均は続伸。ブラジルからの輸入品への50%関税発表などを受けトランプ関税策への懸念が存続したほか、週次失業保険申請件数の予想外の減少で早期利下げ期待が後退し、寄り付き後、まちまち。その後、ダウは航空会社デルタの好決算を好感した買いに上昇に転じた。ナスダックは長期金利の上昇を警戒し上値が抑制されたが、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言を受け買いに転じ、連日で史上最高値を更新し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt高の744ptからスタートした。米株高を受けた続伸スタートで、上値追いの場合があったものの、買い一巡後は売り優勢の流れ。グロース市場固有の悪材料は観測されていないものの、5連騰後で日足のストキャスティクスが「買われ過ぎ」水準に達したことで利益確定売りが加速した。週末の持ち高調整により、引けにかけても伸び悩み、6日ぶり反落となる739ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ライフネット<7157>やデータセクション<3905>などが下落した。
<SK>
2025/07/11 16:30
注目トピックス 市況・概況
米ハイテク株高好感もファーストリテが重荷【クロージング】
*16:29JST 米ハイテク株高好感もファーストリテが重荷【クロージング】
11日の日経平均は小幅続落。76.68円安の39569.68円(出来高概算18億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株を中心に買われた流れを受けて、値がさハイテク株を中心に買いが先行し、取引開始直後に39957.80円まで上値を伸ばした。円相場が1ドル=147円台へと円安が進んだことも好影響を及ぼした。ただ、心理的な節目の40000円を目前に戻り待ちや利益確定売りが出たほか、前日に決算を発表したファーストリテ<9983>が大幅に下落したことが影響し急速に軟化。その後は狭い値幅でもみ合いが続いた。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割を占めた。セクター別では、海運、パルプ紙、鉄鋼、証券商品先物、銀行など24業種が上昇。一方、電気ガス、非鉄金属、サービスなど8業種が下落。電気機器が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、TDK<6762>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、ファーストリテ、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が軟調だった。前日の米国市場は、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の7月利下げ可能発言が相場を支え、ナスダックは過去最高値を更新した。東京市場も買いが先行して始まり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。ただ、トランプ氏が10日、カナダに35%の関税を通知したほか、その他の国には15%か20%の関税を課すなどと表明したことから、米国の関税政策への警戒感は強く、週末ということもあり、次第に利食い売りにつながった。なお、ファーストリテの下落がなければ、相場は堅調に推移しており、地合いは悪くないとの声が聞かれる。また、海外投資家は買い越しを続けていることも投資家の安心材料になるだろう。ただ、来週19日にはベッセント財務長官が来日するため、日米通商協議が開催されるのか見極めたいほか、20日には参院選を控えており、来週も様子見ムードが強い展開が予想される。一方、米国では来週15日からバンク・オブ・アメリカなど金融機関の4-6月期決算が発表されるため、国内でも業績動向に一段と関心が集まりそうだ。
<CS>
2025/07/11 16:29
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ
*15:55JST 東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ
海運業が上昇率トップ。そのほか鉄鋼、パルプ・紙、証券業、銀行業なども上昇。一方、電力・ガス業が下落率トップ。そのほか非鉄金属、サービス業、情報・通信業、小売業なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 海運業 / 1,781.55 / 1.892. 鉄鋼 / 685.95 / 1.753. パルプ・紙 / 549.68 / 1.754. 証券業 / 652.58 / 1.685. 銀行業 / 393.06 / 1.586. 空運業 / 241.67 / 1.567. 石油・石炭製品 / 1,734.29 / 1.358. 輸送用機器 / 4,152.9 / 1.189. 保険業 / 2,716.02 / 1.1710. 医薬品 / 3,288.53 / 0.9511. ゴム製品 / 4,562.68 / 0.8712. 化学工業 / 2,349.25 / 0.8013. ガラス・土石製品 / 1,404.9 / 0.7114. 金属製品 / 1,497.12 / 0.6715. その他金融業 / 1,028.53 / 0.6616. 精密機器 / 10,748.82 / 0.6517. 繊維業 / 790.32 / 0.6518. 機械 / 3,592.66 / 0.5719. 卸売業 / 3,863.04 / 0.4820. 食料品 / 2,244.91 / 0.3121. 水産・農林業 / 577.25 / 0.2722. 倉庫・運輸関連業 / 3,989.91 / 0.2323. 不動産業 / 2,072.06 / 0.1024. 鉱業 / 611.82 / 0.0125. 電気機器 / 4,936.89 / 0.0026. 陸運業 / 2,090.21 / -0.0227. 建設業 / 2,010.16 / -0.2028. その他製品 / 7,220.66 / -0.2629. 小売業 / 2,043.29 / -0.3130. 情報・通信業 / 6,701.1 / -0.5031. サービス業 / 3,047.78 / -0.6132. 非鉄金属 / 1,799.71 / -0.9633. 電力・ガス業 / 500.09 / -1.05
<CS>
2025/07/11 15:55
注目トピックス 市況・概況
7月11日本国債市場:債券先物は138円57銭で取引終了
*15:50JST 7月11日本国債市場:債券先物は138円57銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年9月限寄付138円69銭 高値138円74銭 安値138円56銭 引け138円57銭2年 472回 0.756%5年 178回 1.028%10年 378回 1.495%20年 192回 2.498%11日の債券先物9月限は138円69銭で取引を開始し、138円57銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.87%、10年債は4.36%、30年債は4.89%近辺で推移。債権利回りは上昇。(気配値)。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.69%、英国債は4.59%、オーストラリア10年債は4.32%、NZ10年債は4.51%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・15:00 英・5月鉱工業生産(予想:前月比0.0%、4月:-0.6%)・15:00 英・5月商品貿易収支(予想:-209億ポンド、4月:-232.06億ポンド)・21:30 加・6月失業率(予想:7.1%、5月:7.0%)・03:00 米・6月財政収支(5月:-3160億ドル)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
<CS>
2025/07/11 15:50
注目トピックス 市況・概況
7月のくりっく365、ドル・円は底堅い展開、トルコリラ・円はじり安か
*15:42JST 7月のくりっく365、ドル・円は底堅い展開、トルコリラ・円はじり安か
東京金融取引所(TFX)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」は、6月の取引数量が前月比17.6%減の118万814枚、1日の平均取引数量は5万6225枚と前月比で減少した。6月末時点の証拠金預託額は5306.38億円と前月比で9.92億円増加した。取引通貨量では、米ドル、トルコリラ、メキシコペソ、豪ドル、南アフリカランドの順となった。一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」は、6月の取引数量が前月比3.9%減の306万7905枚、1日の平均取引数量は14万6092枚と前月比でわずかに増加した。月末時点の証拠金預託額は947.57億円となり、前月比で24.37億円の増加となった。取引数量トップは米ドル・円で40万5536枚(前月比30.8%減)であった。6月12日のイスラエルのイラン空爆により中東情勢への警戒感が強まった。日本は中東の原油依存度が高いことから円売りの動きが強まる形に。さらに、米国によるイラン核施設攻撃が行われ、中東紛争拡大への懸念が強まったことで、23日には1ドル=148円台まで円安・ドル高進行が進んだが、その後イスラエルとイランが想定以上に早く停戦合意を行い、地政学リスクを意識したドル買い・円売りは巻き戻された。スイスフラン・円は2万5731枚(前月比42.6%増)であった。中東情勢リスクが意識されるなか、「有事のドル買い」が優勢ではあったが、欧州通貨も強含む形に。スイス国立銀行(中央銀行)は6月19日に6会合連続となる利下げを行っており、将来的な追加利上げが想定される日銀の金融政策をふまえると、対円ではフラン安が進みそうと考えられるが、実際は円安・フラン高の進行は止まらなかった。背景には実需絡みのフラン買い・円売りや、中東やロシア-ウクライナなど地政学リスクが意識される局面でスイスフランへの安心感が増してきていることなどが指摘されている。7月のドル・円は底堅い展開か。トランプ関税政策への不透明感が晴れない状況が続いており、引き続き政策の動向を注視する展開が続こう。投機筋の円買いポジションはまだ高い水準にあり、なかなか追加利上げに踏み切れない日銀のハト派的姿勢を考えるとさらなる円買いには向かいづらい状況が続くとみられる。ただ、ドルの従来までの「安全資産」としての地位が失われつつあるという見方は広がってきており、ドル・円が上昇一辺倒となる状況も考えにくい。また、急激な円安進行局面では為替介入などへの警戒感も台頭してきそうだ。トルコリラ・円はじり安か。3月のリラ急落後、投資家心理改善をはかるため4月にトルコ中央銀行は利上げを行ったが、5月と6月は政策金利を据え置いており、いずれ利下げを再開するとの根強い見方からリラ安が止まらない状況となっている。トルコ中央銀行は7月24日に政策金利決定会合を行う予定だが、市場では利下げが再開されるとの見方も多く、リラ安基調は継続しそうだ。
<CN>
2025/07/11 15:42
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比76.68円安の39569.68円
*15:35JST 日経平均大引け:前日比76.68円安の39569.68円
日経平均は前日比76.68円安の39569.68円(同-0.19%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比10.90pt高の2823.24pt(同+0.39%)。
<CS>
2025/07/11 15:35
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、米物価上昇を意識
*15:16JST 東京為替:ドル・円は変わらず、米物価上昇を意識
11日午後の東京市場でドル・円は146円90銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。午後に147円18銭まで値を上げる場面もあったが、上値の重さを嫌気した売りに下押しされた。ただ、米高関税政策で物価上昇圧力が意識され、ドルは全般的に下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円18銭、ユーロ・円は170円81銭から171円76銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。
<TY>
2025/07/11 15:16
注目トピックス 市況・概況
日経平均は5円安、企業決算などに関心
*14:52JST 日経平均は5円安、企業決算などに関心
日経平均は5円安(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、非鉄金属、電気・ガス業、小売業、情報・通信業、サービス業などが値下がり率上位、銀行業、証券商品先物、鉄鋼、海運業、パルプ・紙が値上がり率上位となっている。日経平均は前日終値近辺で推移している。今日はこの後、ローツェ<6323>、良品計画<7453>などが決算を発表する。米国では日本時間明日未明に、6月の米財政収支が発表される。
<SK>
2025/07/11 14:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は失速、上値の重さを嫌気
*14:46JST 東京為替:ドル・円は失速、上値の重さを嫌気
11日午後の東京市場でドル・円は一時147円18銭まで値を上げたが、再び146円台に失速し、足元は146円90銭付近でのもみ合い。米10年債利回りは底堅く推移し、ドル買いに振れやすい。ただ、147円前半で売りが強まり、上値の重さが嫌気された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円18銭、ユーロ・円は170円81銭から171円76銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。
<TY>
2025/07/11 14:46
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは小幅に上昇、株価の下値堅く警戒感は広がらず
*14:07JST 日経平均VIは小幅に上昇、株価の下値堅く警戒感は広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.04(上昇率0.18%)の22.73と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は23.63、安値は21.95。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。その後、朝方の買い一巡後に日経225先物が下げに転じると日経VIは上昇に転じたが、日経225先物は39,500円台で下値の堅い展開となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移する時間が長くなっている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2025/07/11 14:07
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、高値を意識
*13:59JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、高値を意識
11日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、147円付近に失速した。足元の高値147円20銭付近が短期的な上値メドとされ、売りが出やすい。同水準を目先上抜けられれば148円を目指す展開が予想されるが、6月高値を意識した売りが重石となりそうだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円18銭、ユーロ・円は170円81銭から171円76銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。
<TY>
2025/07/11 13:59
注目トピックス 市況・概況
日経平均は27円安、参院選や関税協議なども意識
*13:52JST 日経平均は27円安、参院選や関税協議なども意識
日経平均は27円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ダイキン<6367>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、非鉄金属、電気・ガス業、情報・通信業、鉱業、小売業などが値下がり率上位、銀行業、証券商品先物、鉄鋼、海運業、保険業が値上がり率上位となっている。日経平均はマイナス圏だが下値の堅い展開となっている。引き続きファーストリテ<9983>1銘柄で日経平均を250円程度押し下げており、これを除けば相場全体の地合いは悪くないとの見方がある。また、外為市場で朝方に比べ円安・ドル高方向に振れていることも安心感となっているもよう。一方、週末ということに加え、20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が意識され、積極的な買いは限定的のようだ。
<SK>
2025/07/11 13:52
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:伸び悩みか、企業決算に期待も週末に向け調整
*13:45JST 米国株見通し:伸び悩みか、企業決算に期待も週末に向け調整
(13時30分現在)S&P500先物 6,321.50(+14.25)ナスダック100先物 23,010.00(-42.75)米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は146ドル高。米長期金利は小高く、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。10日の主要3指数は続伸。ナスダックは3日連続、S&Pは2日連続のプラスで最高値を更新し、ダウは192ドル高の44650ドルと連日で上値を伸ばした。この日発表された新規失業保険申請件数は強い内容となり、好材料となった。一方、失業保険継続受給者数は予想ほど悪化していないが、前週よりも弱く、今後の利下げ余地を示す手がかりに。デルタ航空の好業績で来週からの四半期決算への期待が高まり、長期金利の低下を背景に買いが広がった。本日は伸び悩みか。今週公表された6月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で7月利下げは遠のいたが、年内は9月・12月の緩和シナリオへの期待感が継続し買いが入りやすい地合いとなりそうだ。長期金利の上昇が抑制されればディフェンシブをはじめ出遅れたセクターに買いが波及する見通し。また、来週から本格化する企業決算を控え、金融を中心に物色される可能性もあろう。ただ、トランプ政権の高関税政策による不透明感で、週末に向けた調整に警戒したい。
<TY>
2025/07/11 13:45
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値を更新、米金利の小幅高で
*13:44JST 東京為替:ドル・円は高値を更新、米金利の小幅高で
11日午後の東京市場でドル・円は本日高値を更新し、一時147円18銭まで値を上げた。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いに振れ、147円台に再浮上、一方、日経平均株価は下げ幅を縮小し、円買いは後退、クロス円はドル・円に追随し小高く推移する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円18銭、ユーロ・円は170円81銭から171円76銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。
<TY>
2025/07/11 13:44
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、上値の重さを意識
*13:09JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、上値の重さを意識
11日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、午前中に147円04銭まで上昇後はやや値を下げる展開。当面の上値メドである148円が視野に入り、147円台で売りが強まるため上値の重さが嫌気されている。また、日経平均株価の軟調で、円買いが重石に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円04銭、ユーロ・円は170円81銭から171円64銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。
<TY>
2025/07/11 13:09
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄堅調もファーストリテの下落が指数押し下げ
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄堅調もファーストリテの下落が指数押し下げ
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅続落、幅広い銘柄堅調もファーストリテの下落が指数押し下げ・ドル・円はしっかり、米金利の持ち直しで・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>■日経平均は小幅続落、幅広い銘柄堅調もファーストリテの下落が指数押し下げ日経平均は小幅続落。52.52円安の39593.84円(出来高概算9億6566万株)で前場の取引を終えている。前日10日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は192.34ドル高の44650.64ドル、ナスダックは19.32ポイント高の20630.66で取引を終了した。ブラジルからの輸入品への50%関税発表などを受けトランプ関税策への懸念が存続したほか、週次失業保険申請件数の予想外の減少で早期利下げ期待が後退。その後、ダウは航空会社デルタの好決算を好感した買いに上昇に転じた。ナスダックは長期金利の上昇を警戒し上値が抑制されたが、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言を受け買いに転じ、連日で史上最高値を更新した。米株市場を横目に、本日の日経平均は240.18円高の39886.54円と反発して取引を開始した。朝方の買い一巡後は上げ幅を急速に縮小し、マイナス圏に転落。その後は前日終値を挟んでもみ合う展開となった。前日に決算を発表したファーストリテ<9983>が市場想定をやや下ぶれ、1銘柄で指数を250円ほど押し下げた。ただ、米主要株価指数が上昇するなか、このところの日経平均が39000円台半ばで下げ止まる動きとなっていることから株価の下値は堅いとの見方があった。さらに、国内企業の3-5月期決算発表が増えていることから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。個別では、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、IHI<7013>などの防衛関連株が軟調に推移。また、ファーストリテのほか、フジクラ<5803>、アドバンテ<6857>、ソフトバンクグループ<9984>、リクルートHD<6098>、ソシオネクスト<6526>、日立<6501>、古河電工<5801>などが下落した。ほか、3-5月期は市場コンセンサスを下振れたUNEXT<9418>が大幅安、ベルク<9974>、クリーク・アンド・リバー社<4763>、コジマ<7513>などが値下がり率上位となった。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの一部の金融株やディスコ<6146>やレーザーテック<6920>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、ダイキン<6367>、トヨタ自動車<7203>などが上昇した。ほか、前期業績の大幅上振れ着地を好感された三光合成<7888>がストップ高、セレス<3696>、GMOインターネット<4784>、大阪有機化学工業<4187>などが値上がり率上位となった。業種別では、非鉄金属、小売業、情報・通信業など4業種が下落する一方で、銀行業、鉄鋼、証券・商品先物取引業などが上昇した。後場の日経平均株価は、もみ合い展開が継続か。前場時点のプライム市場の値上がり銘柄数は81.6%、値下がり銘柄数は16.5%と幅広い銘柄が上昇しており、TOPIX(東証株価指数)は0.74%高と堅調に推移。日経平均株価の下落はファーストリテの寄与が大きく、ここから売りが広がる動きは想定しにくい。ただ、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が重しとなるなか、20日に投開票予定の参院選で政権与党の苦戦も一部で伝えられており、投資家心理を慎重にさせている。週末要因も相まって積極的に買い進む動きは限定的となりそうで、こう着感の強い値動きを想定しておきたい。■ドル・円はしっかり、米金利の持ち直しで11日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、146円13銭から147円04銭まで値を切り上げた。前日低下した米10年債利回りの回復でドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.17ドルを再び割り込んだ。クロス円はドル・円に追随した値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円04銭、ユーロ・円は170円81銭から171円64銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。■後場のチェック銘柄・Will Smart<175A>、グロースエクスパートナーズ<244A>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数(7/5):22.7万件(予想23.5万件、前週23.2万件←23.3万件)・米・失業保険継続受給者数(6/28):196.5万人(予想196.5万人、前週195.5万人←196.4万人)【要人発言】・グールズビー米シカゴ連銀総裁「関税の影響は、驚くほど少ない」<国内>特になし<海外>・15:00 英・5月鉱工業生産(予想:前月比0.0%、4月:-0.6%)・15:00 英・5月商品貿易収支(予想:-209億ポンド、4月:-232.06億ポンド)
<CS>
2025/07/11 12:41
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はしっかり、米金利の持ち直しで
*12:17JST 東京為替:ドル・円はしっかり、米金利の持ち直しで
11日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、146円13銭から147円04銭まで値を切り上げた。前日低下した米10年債利回りの回復でドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.17ドルを再び割り込んだ。クロス円はドル・円に追随した値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円13銭から147円04銭、ユーロ・円は170円81銭から171円64銭、ユーロ・ドルは1.1665ドルから1.1707ドル。【要人発言】・グールズビー米シカゴ連銀総裁「関税の影響は、驚くほど少ない」
<TY>
2025/07/11 12:17
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):三光合成、チームスピリット、UNEXTなど
*12:07JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三光合成、チームスピリット、UNEXTなど
フジHD<4676>:3651円(+248円)大幅反発。前日に提出された変更報告書によると、株式会社レノの共同保有における保有比率が、これまでの15.06%から16.32%に上昇している。7月3日に市場外取引で0.9%の株式を取得しているもよう。前日は、買収防衛策の導入が伝わって一時株価は下落したものの、「有事導入型」と呼ばれる防衛策であり、同社でも株主総会で意思を確認することを表明しているなど、発動の可否は株主の判断に委ねられるものとなっている。三光合成<7888>:776円(+100円)ストップ高。前日に25年5月期の決算を発表している。営業利益は56.6億円で前期比36.9%増となり、従来予想の48億円を大幅に上回っている。生産工程の改善、各種経費の削減、値上げ効果などが上振れの要因となっているもよう。期末配当金も従来計画の20縁から24円に引き上げ。26年5月期営業利益は61億円で同7.8%増の見通し、年間配当金も同4円増の28円を計画している。コジマ<7513>:1296円(-82円)大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は55.2億円で前年同期比22.6%増となっているが、3-5月期は20.8億円で同10.2%減と減益に転じている。創業70周年記念配当実施により年間配当金を従来計画の18円から20円に引き上げているが、ここ1カ月で株価が大きく上昇していたこともあって、足元の収益鈍化をネガティブに捉える動きが優勢に。なお、通期予想の75.5億円、前期比18.7%増は据え置いている。UNEXT<9418>:2078円(-213円)大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は242億円で前年同期比2.9%増となったが、3-5月期は76億円で同1.6%減と小幅な減益に転じている。コンセンサスは83億円程度であったとみられる。通期予想の310億円、前期比6.5%増は据え置き。コンテンツ配信事業、並びに通信・エネルギー事業などが期待値に達しなかった印象。通期コンセンサスが切り下がる状況とみられる。ファーストリテ<9983>:43580円(-3160円)大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、3-5月期営業利益は1467億円で前年同期比1.4%増となり、会社計画は上回っているもようだが、市場コンセンサスは小幅に下振れている。為替予約レートの影響で国内ユニクロ事業の原価率が上昇したほか、海外ユニクロ事業も中国が引き続き弱含んでいることで市場想定を下振れ。なお、グローバルブランドで減損約40億円発生も、通期計画の5450億円、前期比8.8%増の見通しは据え置き。チームスピリット<4397>:535円(+57円)急騰、一時ストップ高。10日の取引終了後に、25年8月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。営業利益を1.5億円から2.6億円(73.3%増、前期は0.87億円の赤字)へ上方修正した。堅調な受注を受けて連結売上高が概ね想定通りに伸長する一方、様々な経営効率化施策の効果が発現したことで、利益は着実に黒字転換を果たし、いずれもすでに期初の業績予想数値を超過達成しているためとしている。DWTI<4576>:139円(+6円)続伸。緑内障・高眼圧症治療剤「グラアルファ配合点眼液」がタイで販売開始されたと発表し、好材料視されている。国内では22年12月より興和にて販売開始しており、順調に推移している。また、興和は国内での承認取得以降、海外展開に向けた開発を推進しており、今回のタイでの販売開始は海外初の上市となる。興和では引き続き更なる海外展開を検討している。今期の業績に与える影響は軽微であるが、タイで先行して販売されているグラナテックは順調に伸長しているため、同剤の普及も期待されるとしている。フルッタ<2586>:334円(-9円)続落。東京証券取引所が11日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて、これを嫌気した売りに押されている。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしている。
<ST>
2025/07/11 12:07
注目トピックス 市況・概況
東京為替:円売り優勢、ドル・円は147円まで強含み
*11:29JST 東京為替:円売り優勢、ドル・円は147円まで強含み
11日午前の東京市場で米ドル・円は146円40銭台で推移。146円14銭から147円00銭まで買われた。ユーロ・ドルは弱含み、1.1707ドルか1.1665ドルまで値下がり。ユーロ・円は弱含み。170円81銭まで売られた後、171円58銭まで反発。
<MK>
2025/07/11 11:29
注目トピックス 市況・概況
日経平均は247円高、寄り後は底堅く推移
*09:11JST 日経平均は247円高、寄り後は底堅く推移
日経平均は247円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、このところの日経平均が39,000円台半ばで下げ止まる動きとなっていることから、株価の下値は堅いとの見方があった。さらに、国内企業の3-5月期決算発表が増えていることから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が株価の重しとなった。また、20日に投開票予定の参院選で政権与党の苦戦も一部で伝えられており、投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。
<SK>
2025/07/11 09:11
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:メディアドゥや三光合成に注目
*09:06JST 個別銘柄戦略:メディアドゥや三光合成に注目
昨日10日の米株式市場でNYダウは192.34ドル高の44,650.64、ナスダック総合指数は19.32pt高の20,630.66、シカゴ日経225先物は大阪日中比65円高の39,705円。為替は1ドル=146.20-30円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が77.0%増となったアレンザHD<3546>、第1四半期営業利益が37.6%増でSHIFT<3697>と業務資本提携すると発表したメディアドゥ<3678>、上期営業利益が57.2%増となった大有機化<4187>、前期営業利益が従来予想を17.8%上回り今期は7.8%増予想と発表した三光合成<7888>、営業利益が前期13.0%増・今期10.2%増予想と発表したブックオフGHD<9278>、26年2月期業績予想を上方修正したスギHD<7649>、創立88周年記念配当と発行済株式数の3.06%の自社株消却を発表したOSG<6136>、東証スタンダードでは、 第1四半期営業利益が前年同期比2.1倍となったキャンドゥ<2698>、第1四半期営業利益が前年同期比4.3倍となったアルバイトタイ<2341>、営業利益が前期19.7%増・今期10.1%増予想と発表した日プロ<9651>、25年8月期業績予想を上方修正したトーセ<4728>などが物色されそうだ。一方、25年5月期営業利益が59.4%減と従来予想を48%下回って着地した三協立山<5932>、第1四半期営業利益が57.1%減となった松屋<8237>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が20.0%にとどまったイズミ<8273>、上期営業利益が22.6%増と第1四半期の57.2%増から増益率が縮小したコジマ<7513>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が44.4%減となった井筒屋<8260>、第3四半期累計の営業利益が3.0%減と上期の10.3%増から減益に転じたワッツ<2735>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2025/07/11 09:06
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテが日経平均株価を支える可能性~
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテが日経平均株価を支える可能性~
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■ファーストリテが日経平均株価を支える可能性■ファーストリテ、3Q営業利益 12.2%増 4509億円■前場の注目材料:明治HD、医薬品事業拡大、不眠症薬などで利益底上げ■ファーストリテが日経平均株価を支える可能性11日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりやすいだろう。10日の米国市場はNYダウが192ドル高、ナスダックは19ポイント高だった。週次失業保険申請件数の予想外の減少で米労働市場の底堅さがみられたほか、デルタ航空の予想を上回る決算を受けて、関税政策による過度な警戒感が和らぐ形になった。また、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事によるハト派発言が伝わったことも材料視されていた。シカゴ日経225先物は大阪比65円高の39705円。円相場は1ドル=146円20銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアが連日で最高値を更新するなか、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が意識されやすいだろう。ただし、昨日は東エレク<8035>が弱い動きをみせるなど、まちまちの動きだったこともあり、見極めが必要だろう。前日に需給面の重荷になっていた上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ換金売りは一巡したとみられることで、下値の堅さが意識されそうである。昨日の日経平均株価は3日ぶりに反落となったが、39500円処での底堅さがみられていた。日経225先物はナイトセッションで39590円まで売られた後に、39760円まで切り返す場面もみられた。そのため、39500円辺りに調整する局面では、押し目待ち狙いの買いが意識されやすいだろう。半導体やAI関連などへの資金流入のほか、米国では出遅れている景気敏感株への物色もみられており、東京市場もこの流れを引き継ぎそうだ。そのほか、昨夕に決算を発表したファーストリテ<9983>の動向が注目される。2025年8月期第3四半期の連結業績は、営業利益は前年同期比12.2%増の4509億5200万円だった。日本、欧州、北米、東南アジア・インド・豪州地区、韓国のユニクロ事業が大幅な増収増益と業績をけん引している。指数インパクトの大きい値がさ株であり、日経平均株価を支える可能性がある。そのほか、昨夕に決算を発表したところでは、USMH<3222>、アルバイトタイ<2341>、シリコンスタ<3907>、トーセ<4728>、メディアドゥ<3678>、ALiNK<7077>、明光ネット<4668>、アレンザHD<3546>、スギHD<7649>、キャンドゥ<2698>、OSG<6136>などが注目されよう。■ファーストリテ、3Q営業利益 12.2%増 4509億円ファーストリテ<9983>が発表した2025年8月期最3四半期の連結業績は、売上収益が前年同期比10.6%増の2兆6167億800万円、営業利益は同12.2%増の4509億5200万円だった。日本、欧州、北米、東南アジア・インド・豪州地区、韓国のユニクロ事業が大幅な増収増益と業績をけん引。■前場の注目材料・NYダウは上昇(44650.64、+192.34)・ナスダック総合指数は上昇(20630.66、+19.32)・SOX指数は上昇(5708.28、+42.29)・シカゴ日経225先物は上昇(39705、+65)・VIX指数は低下(15.78、-0.16)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・明治HD<2269>医薬品事業拡大、不眠症薬などで利益底上げ・大日本印刷<7912>フォトマスクに300億円、3年間設備投資・住友商事<8053>英と脱炭素事業、35年めど1.4兆円規模・楽天G<4755>ふるさと納税ポイント禁止、総務省告示の無効求め国提訴・リコーリース<8566>医療事務をQRで省人化、入館から会計まで完結・マツダ<7261>主力SUV「CX-5」刷新、欧日で巻き返し・スズキ<7269>EV「eビターラ」公開、電池容量最大・トヨタ自<7203>ダイハツ工業、新型「ムーヴ」1カ月で3万台受注、目標の5倍・野村総研<4307>NRIセキュアテクノロジーズ、耐量子暗号へ移行支援・大日本印刷<7912>海外展開を加速、蘭に9月拠点開設・グリッド<5582>北海道電力ネットワークと、AIで電力需給計画、システム開発着手・東京電力HD<9501>中間貯蔵の見通し示す、日本原子力発電と、使用済み燃料搬入・静岡ガス<9543>遊休地で循環陸上養殖、今秋から高級交配魚・エーザイ<4523>中央社会保険医療協議会、レカネマブ薬価引き下げ、費用対効果低い・JR西日本<9021>初荷は血液検体、新幹線での荷物緊急輸送、社会課題解決に貢献☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし
<ST>
2025/07/11 08:35
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想
*08:08JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。足元におけるユーロ高を欧州中央銀行(ECB)は問題視していないこと、米国の関税措置が日本経済に与える影響は決して小さくないことから、ユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・米国はユーロ高を想定・トランプ関税は日本経済に悪影響を及ぼすとの見方・ECBはユーロ高を懸念せず
<CS>
2025/07/11 08:08
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:利益確定売りが優勢か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:利益確定売りが優勢か
本日の東証グロース市場250指数先物は、利益確定の売りが優勢となりそうだ。前日10日のダウ平均は192.34ドル高の44650.64ドル、ナスダックは19.32pt高の20630.66ptで取引を終了した。ブラジルからの輸入品への50%関税発表などを受けトランプ関税策への懸念が存続したほか、週次失業保険申請件数の予想外の減少で早期利下げ期待が後退し、寄り付き後、まちまち。その後、ダウは航空会社デルタの好決算を好感した買いに上昇に転じた。ナスダックは長期金利の上昇を警戒し上値が抑制されたが、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言を受け買いに転じ、連日で史上最高値を更新し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、利益確定の売りが優勢となりそうだ。グロース市場独自の値動きで5連騰を記録したことで、ストキャスティクスが「買われ過ぎ」水準まで上昇している。週末要因もあり、短期勢の利益確定売りが意識されるほか、ローテーションの巻き戻しも警戒されそうだ。一方、個別株の物色意欲が旺盛なことから、下値抵抗力は強く、急落リスクは少ないと思われる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の745ptで終えている。上値のメドは755pt、下値のメドは735ptとする。
<SK>
2025/07/11 08:05
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅く推移か
*08:03JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅く推移か
10日のドル・円は、東京市場では145円76銭から146円46銭まで反発。欧米市場では146円09銭まで下げた後、146円79銭まで買われたが、146円24銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に146円台で推移か。米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、マーケット・ニュース・インターナショナルが主催したイベントで、「経済が現在の良好な状態を維持できるよう、利下げの必要性を検討する時期が来た」と述べた。同氏は「2回の利下げが有力と見ているが、見通しには依然として多くの不確実性がある」と慎重な見方も伝えた。市場参加者の間からは「米国の関税措置によって世界経済が著しく悪化する可能性は低い」との声が聞かれている。米政策金利については年内2回の利下げ予測は変わっていないが、7月利下げは難しいとの見方が多いようだ。
<CS>
2025/07/11 08:03