注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、米金利を注視 8日午後の東京市場でドル・円は113円60銭付近と、動意の薄い値動き。米10年債利回りの戻りは鈍く、ややドル売りに振れた。一方、時間外取引の米株式先物は高安まちまちとなり、方向感を見極めにくい。また、日本株安は一服し、一段の円買いは入りづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円66銭、ユーロ・円は131円03銭から131円42銭、ユーロ・ドルは1.1553ドルから1.1570ドル。 <TY> 2021/11/08 14:04 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは小幅に低下、株価底堅く警戒感の広がりは限定的 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時55分現在、前日比-0.07(低下率0.35%)の19.72と低下している。なお、今日ここまでの高値は20.63、安値は19.61。今日の東京株式市場は取引開始時こそ買いが先行し、日経225先物は上昇して始まったが、取引開始後は売りに押され下げに転じるなど軟調な展開で、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退せず、午前は日経VIは先週末の水準を上回って推移した。ただ、その後は売り急ぐ動きは見られず、日経225先物は底堅く推移していることから、午後は警戒感の広がりは限定的となり、日経VIは先週末の水準近辺で推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <FA> 2021/11/08 13:56 注目トピックス 市況・概況 日経平均は92円安、決算発表相次ぐもやや見送りムード 日経平均は92円安(13時35分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、塩野義薬<4507>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっており、一方、東エレク<8035>、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>などがプラス寄与上位となっておいる。セクターでは、鉄鋼、建設業、水産・農林業、その他製品、医薬品が値下がり率上位、空運業、海運業、鉱業、石油石炭製品、精密機器が値上がり率上位となっている。日経平均はマイナス圏で推移している。決算発表が相次いでいるが、決算発表後に株価が下げる銘柄も多く、市場では積極的な売買が見送るムードが広がっているとの指摘もある。 <FA> 2021/11/08 13:35 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、日本株安で 8日午後の東京市場でドル・円は113円60銭付近と、変わらずの値動き。米10年債利回りの持ち直しは一服し、ドル買いはいったん収束している。一方、日経平均株価や時間外取引の米株式先物の軟調地合いで、株安を嫌気した円買いは根強いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円66銭、ユーロ・円は131円03銭から131円42銭、ユーロ・ドルは1.1553ドルから1.1570ドル。 <TY> 2021/11/08 13:32 注目トピックス 市況・概況 日経平均は95円安、決算発表相次ぎやや見送りムード 日経平均は95円安(13時20分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、塩野義薬<4507>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっており、一方、東エレク<8035>、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>などがプラス寄与上位となっておいる。セクターでは、鉄鋼、建設業、水産・農林業、その他製品、医薬品が値下がり率上位、空運業、海運業、鉱業、石油石炭製品、精密機器が値上がり率上位となっている。日経平均はマイナス圏で推移している。決算発表が相次いでいるが、決算発表後に株価が下げる銘柄も多く、市場では積極的な売買を見送るムードが広がっているとの指摘もある。 <FA> 2021/11/08 13:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり高、米金利にらみで 8日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、113円半ばに戻している。米10年債利回りが持ち直し、ややドル買いに振れやすい。ただ、日経平均株価は前週末比70円安の軟調地合いが続いており、日本株安を嫌気した円買いが主要通貨の上昇を抑制。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円66銭、ユーロ・円は131円03銭から131円42銭、ユーロ・ドルは1.1553ドルから1.1570ドル。 <TY> 2021/11/08 13:13 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~3万円突破には材料不足か 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅続落、3万円突破には材料不足か・ドル・円は底堅い、米金利にらみ・値下がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位が中外製薬<4519>■日経平均は小幅続落、3万円突破には材料不足か日経平均は小幅続落。21.00円安の29590.57円(出来高概算6億5068万株)で前場の取引を終えている。前週末5日の米株式市場でのNYダウは203.72ドル高(+0.56%)と反発。10月米雇用統計は雇用者数の伸びが前月比53万人増と、予想(45万人増)を上回る結果となり、労働市場の回復を好感。また、製薬会社のファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬について重症化リスクを大きく軽減することを明らかにしたことに加え、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると回復期待感が一段と強まり、買いが加速。一方、米10年国債利回りが1.4%台へと低下するなか、ハイテク株も買われた。結局、S&P500指数、ナスダック総合指数と揃って史上最高値を更新した。米株高が追い風となるなか、前日には米下院が1兆ドル規模のインフラ法案を可決し、バイデン大統領が近く署名すると伝わったこともあり、日経平均は123.88円高の29735.45円でスタート。ただ、始値をこの日の高値にすぐに失速すると、間もなくしてマイナスに転じた。そのまま下げ幅を拡げ、一時は29518.20円まで下落。節目の29500円近辺では押し目買いも入り、下げ渋ったが、戻り待ちの売りも根強く、マイナス圏での推移が続いた。個別では、業績予想の下方修正がネガティブサプライズとなったミクシィ<2121>が急落、業績予想を上方修正したものの、修正幅が物足りないとの評価につながったJFEHD<5411>と共に東証1部の下落率上位に顔を出している。そのほか、決算や業績予想の下方修正を材料に、ボルテージ<3639>、JMS<7702>、JBR<2453>、タムラ製作所<6768>、ソリトンシステムズ<3040>などが大幅に下落し、値下がり率上位に並んでいる。時価総額が大きめのところでは、ダイフク<6383>、クボタ<6326>、GSユアサ<6674>なども決算を材料に大幅安となっている。なお、子会社の不適切会計の疑いを背景に決算発表を延期したアウトソーシング<2427>は値下がり率トップに。主力株では、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、三菱商事<8058>、エムスリー<2413>などが軟調推移。一方、好決算や業績予想の上方修正を手掛かりにメイコー<6787>が急伸し1部上昇率トップに躍り出たほか、山一電機<6941>、プレス工業<7246>、日本CMK<6958>、ホシデン<6804>などが上昇率上位に並んでいる。ラウンドワン<4680>は業績予想の上方修正を受けて急伸。オープンドア<3926>も7-9月期営業損益が赤字ながら、アフターコロナ関連株高の波に乗り、急伸。時価総額の大きいところでは、オリンパス<7733>が業績上方修正を、IHI<7013>は業績観測報道を材料に大幅高に。子会社の上場発表が引き続き手掛かりとなったマネックスG<8698>は本日もストップ高まで買われている。主力株では、日本郵船<9101>などの大手海運株のほか、JAL<9201>、JR東海<9022>、エアトリ<6191>、エイチ・アイ・エス<9603>などアフターコロナ関連株が軒並み高に。ほか、東エレク<8035>、日立製<6501>、INPEX<1605>、伊藤忠<8001>なども買われている。セクターでは鉄鋼、水産・農林業、医薬品などが下落率上位となっている一方、空運業、海運業、鉱業などが上昇率上位となっている。東証1部の値下がり銘柄は全体の49%、対して値上がり銘柄は44%となっている。本日の日経平均は寄り付きから急失速すると軟調な値動きが続いた。半導体不足や供給網の混乱の影響が大きい輸送用機器セクターの比率が高いこともあり、これまでの日本企業の7-9月期決算は米国企業と比べて見劣りしている。資源価格の高騰や円安による輸入物価高もあり、日本企業を取り巻く環境は相対的に厳しい。衆院選は、自民党が想定以上に健闘した結果となり、政権運営化に期待する声もあるようだが、そもそも岸田政権が掲げる政策への海外投資家からの事前評判は高くなかった。経済対策の内容も今のところ景気浮揚につながりそうなものは現金給付策くらいしか見えてきていない。また、中長期の目線でみても、株式市場が好感するような政策はそもそもほとんど見られない。世界的に日本株のバリュエーションが割安とはいえ、企業を取り巻く環境が相対的に厳しく、政策評価も大きく変わっていなければ、日本株を積極的に選好する理由は乏しいだろう。日経平均の3万円突破には材料不足の状況といえそうだ。また、本日は指数寄与度の大きいソフトバンクG<9984>の決算が控えている。当局による規制強化をきっかとした中国株の下落などを背景に、7-9月期のビジョンファンド事業は赤字となった可能性も指摘されているだけに、結果と株価反応を見極めたいとの思惑も強いだろう。すでに年初来安値圏にある同社株だが、一段安となると、信用買い残も積み上がっているだけに個人投資家心理が悪化しそうだ。米株市場も総じて堅調とはいえ、主要株価3指数が揃って過去最高値圏にあるなか、前週末にはNYダウ、S&P500指数、ナスダック、いずれも長めの上ヒゲを形成している。米連邦準備制度理事会(FOMC)というイベントリスクがなくなり、季節性要因の調整圧力も後退、インフラ法案も署名される見通しとあって、米国株を巡る環境はすこぶる良好だが、騰勢一服も意識されるタイミングだ。ソフトバンクGの決算に加え、今晩の週明けの米株市場の動向を見極めたいとの思惑もあり、後場の日経平均もさえない展開が続きそうだ。■ドル・円は底堅い、米金利にらみ8日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、113円60銭台を維持している。米10年債利回りは戻りが鈍いが、先安観の後退でややドル買いに振れた。一方、日経平均株価は前週末比終値付近に戻し、日本株安を嫌気した円買いを弱めた。ただ、ドルの上昇ペースは緩慢のようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円64銭、ユーロ・円は131円03銭から131円38銭、ユーロ・ドルは1.1557ドルから1.1570ドル。■後場のチェック銘柄・シーズメン<3083>、夢展望<3185>など、9銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位が中外製薬<4519>■経済指標・要人発言【経済指標】・カナダ・10月失業率:6.7%(予想:6.8%、9月:6.9%)カナダ・10月雇用者数増減:+3.12万人(予想:+4.16万人、9月:+15.71万人)・米・10月失業率:4.6%(予想:4.7%、9月:4.8%)・米・10月非農業部門雇用者数:前月比+53.1万人(予想:+45.0万人、9月:+31.2万人←+19.4万人)・米・10月民間部門雇用者数:+60.4万人(予想+42万人、9月+36.5万人←+31.7万人)・米・10月平均時給:前年比+4.9%(予想:+4.9%、9月:+4.6%)・米・9月消費者信用残高:+299.13億ドル(予想:+160.00億ドル、8月:+137.59億ドル←+143.79億ドル)【要人発言】・日銀金融政策決定会合・主な意見(10月27-28日)「足元の円安は各国の物価上昇率や金融政策姿勢の違いを反映」「実体経済や金融市場を通じた様々な波及経路を考慮する必要」「現在の金融緩和を粘り強く続けることで経済を下支えしていく必要」<国内>・14:00 9月景気動向指数・先行速報値(予想:99.8、8月:101.3)<海外>・15:45 スイス・10月失業率(予想:2.6%、9月:2.6%) <CS> 2021/11/08 12:21 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):アスタリスク、イルグルム、JFEなど JFE<5411>:1499円(-192円)大幅続落。先週末に上半期決算を発表、事業利益は1989億円、第1四半期決算時に公表した水準での着地となっている。通期予想は従来の3500億円から3600億円に上方修正しているが、下半期は1611億円で対上半期比では減益を見込んでいる。合金鉄の値上がりなどが収益水準の低下につながるようだ。上半期配当金は計画通り60円、期末計画は引き続き未定。全般的に、日本製鉄の決算で高まっていた期待値には未達と捉えられている。ホンダ<7267>:3321円(-88円)大幅続落。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1990億円で前年同期比29.7%減益となり、通期予想は従来の7800億円から前期比横ばいの6600億円に下方修正している。上半期4422億円に対して、下期は2178億円と大きく水準が低下する見通しに。サプライチェーンの混乱による四輪売上高台数の下振れが背景となっている。保守的との見方もあるが、想定以上の大幅下方修正をネガティブ視する動きが優勢に。ラウンドワン<4680>:1506円(+132円)大幅反発。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期経常利益は10.3億円の黒字に転換している。通期では、営業利益は61.2億円から6.5億円に下方修正しているものの、経常利益は53.9億円から63.2億円に上方修正、協力金受領などで営業外収支が改善している。通期経常利益は市場コンセンサスを20億円弱上回る水準に。今後の米国での価格改定などを考慮すれば、新計画はなお保守的との見方が強いようだ。オリンパス<7733>:2678円(+172円)大幅反発。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は486億円で前年同期比83.0%増益、市場予想を60億円程度上振れている。通期予想は従来の1400億円から1440億円、前期比75.6%増に上方修正、修正幅は小幅な形だが、科学事業分社化に関する費用増120億円程度が新たに反映されており、実質的には市場期待を上回る増額幅に。主力の消化器内視鏡販売が大幅に伸長しているもよう。WDBココ<7079>:6010円 カ -ストップ高買い気配。22年3月期の営業利益を従来予想の5.80億円から7.25億円(前期実績5.24億円)に上方修正している。安全性情報管理、ドキュメントサポート、臨床開発支援の各サービスで前年に稼働開始した複数案件が寄与するほか、安全性情報管理サービスで短期大型案件を計上したことを織り込んだ。第2四半期累計(21年4-9月)は前年同期比107.6%増の5.38億円で着地している。アスタリスク<6522>:13510円(+3000円)ストップ高を付け、上場来高値を更新した。26日を基準日として1株につき4株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴い、発行可能株式総数を500万株から2000万株に引き上げる。アスタリスクは9月30日に上場したばかり。株価は公開価格(3300円)から大きく上昇しており、早々の株式分割に至ったことが好感されているようだ。イルグルム<3690>:1437円(+300円)ストップ高。10万株(1億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.58%。取得期間は10日から22年1月24日まで。また、22年9月期の営業利益予想を前期比28.6%増の4.70億円、年間配当予想を7.50円と開示している。21年9月期は32.0%増の3.65億円で着地。期末配当を従来予想の5.00円から5.20円(前期末実績4.00円)に増額修正した。年間配当は同額。 <ST> 2021/11/08 12:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利にらみ 8日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、113円60銭台を維持している。米10年債利回りは戻りが鈍いが、先安観の後退でややドル買いに振れた。一方、日経平均株価は前週末比終値付近に戻し、日本株安を嫌気した円買いを弱めた。ただ、ドルの上昇ペースは緩慢のようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円64銭、ユーロ・円は131円03銭から131円38銭、ユーロ・ドルは1.1557ドルから1.1570ドル。【要人発言】・日銀金融政策決定会合・主な意見(10月27-28日)「足元の円安は各国の物価上昇率や金融政策姿勢の違いを反映」「実体経済や金融市場を通じた様々な波及経路を考慮する必要」「現在の金融緩和を粘り強く続けることで経済を下支えしていく必要」 <TY> 2021/11/08 12:05 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/11/8 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日本郵船 コール 138回 (9,500円) +25.00% 11.06 0.50円2 イーサリアム2021年12月 プラス5倍トラッカー (2,550米ドル) +8.29% 1.70 34.09円3 コナミホールディングス コール (7,100円) -8.00% 8.71 1.20円4 ビットコイン2021年12月 マイナス3倍トラッカー(68,000米ドル) -20.71% -4.08 6.20円5 キャタピラー コール (200米ドル) -10.56% 6.60 2.65円■eワラント値上がりトップ10(2021/11/8 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 JFEホールディングス プット (1,550円) +182.35% -12.89 -11.33%2 伊藤忠商事 コール(3,300円) +110.00% 17.91 +5.37%3 オリンパス コール(2,650円) +106.67% 24.04 +6.36%4 クボタ プット (2,200円) +70.00% 0.00 -7.27%5 IHI コール(2,750円) +66.67% 14.96 +5.69%6 オリンパス コール(2,300円) +62.22% 7.28 +6.36%7 伊藤忠商事 コール (3,800円) +59.18% 10.39 +5.37%8 伊藤忠商事 コール (4,300円) +55.00% 11.65 +5.37%9 クボタ プット(2,100円) +53.09% -6.63 -7.27%10 オリンパス コール(2,750円) +52.34% 7.69 +6.36%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/11/08 11:48 注目トピックス 市況・概況 東京為替:株安一服、ドル・円は113円台半ばで下げ渋る状態が続く 8日午前の東京市場でドル・円は引き続き113円60銭近辺で推移。日経平均は32円安で推移し、下げ幅はやや縮小。中国本土株式はまちまちの値動きとなっており、株安を警戒したドル売り・円買いは抑制されているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円64銭、ユーロ・ドルは、1.1557ドルから1.1570ドル、ユーロ・円は131円03銭から131円38銭で推移。 <MK> 2021/11/08 11:27 注目トピックス 市況・概況 東京為替:日本、中国の株安でもドル売りは限定的か 8日午前の東京市場でドル・円は113円50銭台で推移。日経平均は60円安で推移し、中国本土株式は弱含みとなっているが、リスク回避的なドル売り・円買いは増えていないようだ。日本、中国の株安でもドル売り・円買いが拡大する可能性は低いとの見方が多いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円64銭、ユーロ・ドルは、1.1557ドルから1.1570ドル、ユーロ・円は131円03銭から131円38銭で推移。 <MK> 2021/11/08 11:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:中国本土株式弱含みでもドル売り拡大の可能性低い 8日午前の東京市場でドル・円は113円50銭台で推移。日経平均は40円安で推移しているが、米長期金利の低下を意識したドル売り・円買いは一巡したようだ。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。この後は中国本土株式の動向が注目されそうだが、株安の場合でもドル売り・円買いが拡大する可能性は低いとの見方が多いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円64銭、ユーロ・ドルは、1.1557ドルから1.1570ドル、ユーロ・円は131円03銭から131円38銭で推移。 <MK> 2021/11/08 10:28 注目トピックス 市況・概況 東京為替:日経平均小幅高もドル買い拡大の可能性低い 8日午前の東京市場でドル・円は113円50銭台で推移。日経平均は小幅高で推移しているが、米長期金利の低下を意識してリスク選好的な円売りは引き続き抑制されているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円57銭、ユーロ・ドルは、1.1557ドルから1.1570ドル、ユーロ・円は131円03銭から131円37銭で推移。 <MK> 2021/11/08 09:32 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米長期金利低下で円売り抑制の可能性も 8日午前の東京市場でドル・円は113円50銭近辺で推移。米長期金利の低下を意識してリスク選好的な円売りは引き続き抑制される可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円36銭から113円53銭、ユーロ・ドルは、1.1557ドルから1.1570ドル、ユーロ・円は131円03銭から131円33銭で推移。 <MK> 2021/11/08 09:13 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ミネベアやアシックスなどに注目 先週末5日の米国市場ではNYダウが203.72ドル高の36327.95、ナスダック総合指数が31.28pt高の15971.59、シカゴ日経225先物が大阪日中比85円高の29705円。週明け8日早朝の為替は1ドル=113.30-40円(5日午後3時は113.65円)。週末の10月米雇用統計は雇用者数の伸びが前月比53万人増と、予想(45万人増)を上回る結果となったほか、米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナ治療飲み薬の効果が確認されたことから、景気敏感株を中心に買いが入りそうだ。さらに米下院でインフラ法案が可決されたこともあり、特に信越化学<4063>、竹内製作所<6432>、UACJ<5741>、AGC<5201>などが注目される。また、米10年国債利回りが1.4%台へと低下していることで、東エレク<8035>、スクリン<7735>、キーエンス<6861>などのハイテク株にも物色が向かおう。他方、三菱UFJ<8306>、東京海上HD<8766>などの大手金融株はさえない動きを強いられよう。前週末大引け後開示銘柄では、ミネベア<6479>、太陽誘電<6976>、アシックス<7936>、メイコー<6787>、メガチップス<6875>、INPEX<1605>、クボタ<6326>などが注目される。 <FA> 2021/11/08 09:06 注目トピックス 市況・概況 日経平均は53円高、寄り後は伸び悩み 日経平均は53円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継いだ。また、今日から新型コロナ対策の水際対策で、ビジネス関係者や留学生、技能実習生らの新規入国制限が緩和されることなどもあり、経済活動の活発化への期待感がさらに高まっていることに加え、米ファイザーが、開発中の新型コロナ向け飲み薬で入院や死亡のリスクを約9割減らせたとのデータを公表したことも市場のムードを明るくした。一方、原油高などによる企業収益の圧迫が引き続き警戒されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は伸び悩んでいる。 <FA> 2021/11/08 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGの決算を見極め~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:ソフトバンクGの決算を見極め■ホンダ、下方修正 営業利益6600億円←7800億円■前場の注目材料:日産自、入札やめ優先調達、部品メーカーと長期協業■ソフトバンクGの決算を見極め8日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが203ドル高だった。10月雇用統計が予想を上回る強い結果を好感し買い優勢の展開となった。また、ファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬が重症化リスクを大きく軽減することを明らかにし、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると、回復期待感が一段と強まり買いの動きが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の29705円。円相場は1ドル113円40銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行の展開となろう。米雇用統計の結果を受けた米国市場の強い値動きのほか、長期金利は前日の1.5%台から1.4%台に低下しており、大型テック株なども買われていることも安心感に繋がりそうだ。買い一巡後はこう着感の強い相場展開となろうが、押し目買い意欲の強さは意識されよう。また、今週は決算ピークとなり、週を通じて1700社近い企業の決算発表が予定されている。そのため、基本的には機関投資家は動きづらく、個別の決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になりやすい。本日はソフトバンクG<9984>の決算が予定されており、指数インパクトが大きいこともあり、決算を前にしたポジション調整の動きなども指数に影響を与える可能性がありそうだ。そのほか、米テスラのイーロン・マスクCEOは、自身が保有する同社株の10%を売却する案を示し、ツイッター上の投票で賛否を問い、過半数が支持したと報じられている。テスラ株のピークが意識されてくるようだと、新興市場の中小型株へのセンチメントに影響を与える可能性も意識しておく必要はありそうだ。■ホンダ、下方修正 営業利益6600億円←7800億円ホンダ<7267>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は15兆4500億円から14兆6000億円、営業利益を7800億円から6600億円に下方修正した。グループ販売台数の見通しは8月には世界で485万台としていたが420万台に引き下げた。また、半導体不足は足元で回復しつつあり11月の生産台数は国内で当初計画比1割減まで戻ってきたものの、通期では大幅な減産を余儀なくされる。■前場の注目材料・NYダウは上昇(36327.95、+203.72)・ナスダック総合指数は上昇(15971.59、+31.28)・シカゴ日経先物は上昇(29705、大阪比+85)・SOX指数は上昇(3756.55、+40.79)・米原油先物は上昇(81.27、+2.46)・米長期金利は低下・大型経済対策への期待・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・日産自<7201>入札やめ優先調達、部品メーカーと長期協業・コーナン商<7516>PB商品拡大、25年度1800億円目指す・昭和電工<4004>黒鉛電極の価格安定化提案、原料費に連動・リンナイ<5947>温室ガスゼロ推進で500億円投資、水素燃焼機器など研究・関西電<9503>韓国ポスコエナジーとLNG相互融通を検討・トピー工業<7231>車用スチールホイールの国内拠点集約・NTT<9432>神明HDと協業、農産物流通でDX推進・任天堂<7974>手元資金を有効活用、顧客と関係拡大に3000億円・東洋紡<3101>ニプロとCTAダイアライザ工場新設、秋田で一貫生産☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし <ST> 2021/11/08 08:30 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆131円近辺で推移し、上げ渋る状態が続く見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。米長期金利は伸び悩んでいるが、欧州中央銀行(ECB)は金利引き上げを急がない姿勢を維持しており、ドル・円相場に大きな動きがない場合、目先的にユーロ・円は131円近辺で推移し、上げ渋る状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ラガルドECB総裁は早期利上げの可能性を否定・米長期金利の高止まり・ドイツの企業景況感は悪化【ユーロ買い要因】・米長期金利の伸び悩み・欧米諸国の株高・ユーロ圏経済の持続的な成長期待 <FA> 2021/11/08 08:12 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識して円売り抑制の可能性 5日のドル・円は、東京市場では113円86銭から113円56銭まで下落。欧米市場では、114円03銭まで買われた後、113円30銭まで反落し、113円39銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に113円台で推移か。米長期金利の低下を意識してリスク選好的な円売りは引き続き抑制される可能性がある。米労働省が11月5日発表した10月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比+53.1万人と市場予想を上回る雇用増となった。また、9月分の非農業部門雇用者数は当初発表の+19.4万人から+31.2万人へ上方修正された。10月の失業率は4.6%まで低下し、平均時間給は労働力不足などの影響で前年同月比+4.9%とやや高い伸びを記録した。10月の雇用統計は総じて市場予想を上回る良好な内容だったが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は利上げに慎重な姿勢を変えていないことから、CMEグループのFedWatchによると、来年末までに政策金利が1%に達する確率は低下している。利上げ確率はインフレ関連指標の結果次第で変動するものの、FRBが金利引き上げを急がない姿勢を維持した場合、米長期金利は上げ渋り、ドルは主要通貨に対して伸び悩む可能性がある。 <FA> 2021/11/08 08:09 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:上昇か、米長期金利低下を反映へ 大阪取引所金標準先物 22年10月限・夜間取引終値:6620円(前日日中取引終値↑70円)・想定レンジ:上限6660円-下限6580円8日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は上昇しそうだ。市場では、米連邦準備理事会(FRB)など世界の主要中央銀行が緩和的な金融政策を続けるとの見方の強まっており、先週末の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の魅力が増すとの見方から金が買われやすくなり、先週末のナイトセッションで金先物は上昇した。今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。 <FA> 2021/11/08 07:45 注目トピックス 市況・概況 5日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、強い雇用統計を好感 ■NY株式:米国株式市場は上昇、強い雇用統計を好感ダウ平均は203.72ドル高の36,327.95ドル、ナスダックは31.28ポイント高の15,971.59で取引を終了した。10月雇用統計の予想を上回る強い結果を好感し、寄り付き後、上昇。製薬会社のファイザー(PFE)が開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬が重症化リスクを大きく軽減することを明らかにし、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると回復期待感が一段と強まり、買いが加速。主要株式指数は総じて終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新し終了した。セクター別では消費者サービスが上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落。製薬会社のファイザー(PFE)は開発中の新型コロナウイルス感染症の治療薬が高リスク患者の入院・死亡を89%減らしたとする臨床試験結果を発表し近く米食品医薬品局(FDA)にデータを提出する計画を発表すると、大幅上昇した。これに対し、ワクチン関連のバイオ、モデルナ(MRNA)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は下落。イベント会社のライブ・ネーション・エンタテインメント(LYV)は経済活動の再開に伴う売り上げ増で、四半期決算の好調な結果を好感し買われた。また、配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)は決算で調整後黒字転換が好感され上昇。一方、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は昨日引け後に発表した決算で損失が予想以上の幅となったほか、需要が弱く見通しを大幅に引き下げ、新規雇用の凍結を発表したことが嫌気され大幅下落した。バイデン大統領は国民に向けた演説で、雇用が増加し賃金も上昇したと言及したほか、政権が提案している歳出案がインフレ圧力を弱め、生活費上昇に対処するものだと主張した。■NY為替:米雇用統計改善も早期利上げ観測後退でドル売り強まる5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円03銭へ強含んだのち113円30銭まで下落し、113円39銭で引けた。米10雇用統計で失業率が予想以上に低下したほか、非農業部門雇用者数も予想を上回る伸びとなる強い結果を好感しドル買いが優勢となった。しかし、欧米各国の利上げ観測の後退に連れた長期金利の低下でドル売りに転じた。ユーロ・ドルは1.1514ドルまで下落後、1.1573ドルまで反発し、1.1568ドルで引けた。ユーロ圏9月小売売上高や独9月鉱工業生産は予想外のマイナスに落ち込み、欧州中央銀行(ECB)のハト派姿勢を正当化する結果となったため、ユーロ売りが加速。その後、米長期金利低下に伴うユーロ買い・ドル売りが優勢となった。ユーロ・円は131円43銭から130円84銭まで下落。ポンド・ドルは1.3431ドルへ弱含んだのち、1.3507ドルまで上昇。英中央銀行金融政策委員会のテンレイロ委員のハト派発言でポンド売りが優勢となったのち、ラムスデン副総裁の「労働市場のひっ迫を理由に利上げに投じた」とのタカ派発言を受けてポンド買戻しが優勢となった。ドル・スイスは0.9175フランまで上昇後、0.9113フランまで下落した。■NY原油:反発、10月米雇用統計内容は市場予想を上回る5日のNY原油先物12月限は、反発(NYMEX原油12月限終値:81.27 ↑2.46)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+2.46ドルの81.27ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは78.96ドル-81.80ドル。アジア市場で78.96ドルまで下げた後、ロンドン市場で80ドル台を一時回復したが、上値は重いままだった。しかしながら、この日発表された10月米雇用統計は市場予想を上回る内容だったことを好感して、原油先物は再上昇。主要産油国による増産は当面期待できないとの見方も変わらず、81ドル台まで買われた。通常取引終了後の時間外取引で81.80ドルまで一段高となる場面があった。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  46.97ドル   -0.36ドル(-0.76%)モルガン・スタンレー(MS) 99.87ドル   +0.08ドル(+0.08%)ゴールドマン・サックス(GS)407.08ドル  -0.99ドル(-0.24%)インテル(INTC)        50.92ドル   +0.61ドル(+1.21%)アップル(AAPL)        151.28ドル  +0.54ドル(+0.36%)アルファベット(GOOG)    2984.82ドル +11.16ドル(+0.38%)フェイスブック(FB)     341.13ドル  +5.28ドル(+1.57%)キャタピラー(CAT)      205.88ドル  +2.29ドル(+1.12%)アルコア(AA)         47.86ドル   +1.49ドル(+3.21%)ウォルマート(WMT)      150.23ドル  -1.05ドル(-0.69%) <ST> 2021/11/08 07:43 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール::米フィラデルフィア連銀総裁が講演、米シカゴ連銀総裁が講演、欧ユーロ圏財務相会合など <国内>08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(10月27・28日分)14:00 景気一致指数(9月) 87.5 91.314:00 景気先行CI指数(9月) 99.8 101.3決算発表 大林組、清水建設、住友鉱、参天薬、千葉銀行、東京センチ決算発表 ソフトバンクG、JSR、ヤマハ発、いすゞ自、ブラザー工業決算発表 飯田GHD、ユー・エス・エス<海外>15:45 スイス・失業率(10月) 2.7% 2.8%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月7日まで1カ月間)  0.77%20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(10月)  -0.55%20:25 ブ・週次景気動向調査27:00 ブ・貿易収支(週次)(11月7日まで1カ月間)  -4.36億ドル米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が会議冒頭で挨拶米・フィラデルフィア連銀総裁が講演米・シカゴ連銀総裁が講演米・入国者のワクチン接種義務化欧・ユーロ圏財務相会合中・中国共産党中央政治局が第19期中央委員会第6回総会(6中総会)開催(11日まで)   APEC閣僚会合 (9日まで、議長国NZ)決算発表 ペイパル、AMC---------------------------------------------------------------------注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2021/11/08 06:30 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:11月相場は業績を見極めろ!注目中の個別株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2021年11月1日14時に執筆株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。10月末から11月にかけての決算シーズンでは、多くの企業がコロナからV字回復を遂げているようです。単に業績比較するだけでなく、昨年と比べてコロナによりビジネス環境が一変した事は気に留めておく必要があります。リバウンドで一時的な好決算に見えても、中長期ではどうなるか見定めたいところですよ。10月6日に発表された日本郵政株の第3次売却は9500億円近くにのぼるとの事で、手持ちの保有株を売りに出して購入資金に充てる投資家もいるようです。市場の需給バランスが悪化する懸念も出ています。約9500億円という金額は、市場に影響が無いとは言い切れません。短期的には上値の重い展開が目立つ相場となりそうです。中国の不動産リスクに目を向ければ、恒大集団だけでなく他の不動産関連企業でもドル建て社債の償還が滞っているとの報道もあります。リーマンショックのような経済不況が起こるとすれば絶対に無視できないリスクですが、日本への影響など全貌を把握出来ずに市場が楽観視しているとすれば問題かもしれません。とは言え、あたくし達投資家はどんな状況であろうと乗り越えてきました。11月の業績相場となる可能性を視野に入れて、リスクを抑えて業績好調となっている個別株を狙っていきたいところです。それでも、無理をして個人関与率の高い個別株に乗り込んで出尽くし売りを浴びるような事は避けたいですな。10月8日の決算が黒字浮上となったShinwa Wise Holdings<2437>は、近代アートのオークション事業が好調な模様です。昨今話題のNFTアートも取り扱っており、コロナの影響が無くなれば同社のビジネス展開も拡大すると思われます。コロナ禍で「クラウドサイン」を中心に売り上げが伸長した弁護士ドットコム<6027>は、10月26日の決算発表が好感されると窓を開けて急騰しました。それまでのチャート(日足)では下落基調となっていた事もあり、これを機にトレンド転換となるか…。通期の業績予想は未開示のようですので、監視を続けて参ります。外食や小売りの店舗メンテナンスを手掛けるシンメンテHD<6086>は、コロナ禍で空調・換気システムが業績寄与すると10月14日の決算発表は増益着地となりました。今年の頭から上昇基調である同社は、年初来高値を更新しながら下値を切り上げています。長い持ち合いから10月15日の決算発表後に急騰したシー・エス・ランバー<7808>は、併せて上方修正を発表すると9期連続での過去最高益を更新する見通しです。木材の材料価格は高騰していますが、同社のプレカットの出荷は堅調との事です。関東地盤の空調・衛生など管工事や水道工事も手掛けるヤマト<1967>は、10月22日に上方修正を発表すると一気に窓を開け急動意しました。豪雨の度に冠水する映像を目にすると、水道管などのインフラ修繕の需要は根強くあると思われます。最後は直近IPOからCINC<4378>に注目中です。デジタルマーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・提供と共にそれを駆使したDXコンサルを手掛けておりますな。コロナ禍から活性化している企業のDX化を担う企業としてチェック中です。テーマ性に含め、時価総額も100億円程度で業績も好調とあれば…ある程度の売りをこなしてチャートも好転すれば個人投資家からの物色も増加しそうですねぇ。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2021/11/07 10:00 注目トピックス 市況・概況 岸田政権で中期安定化へ【フィスコ・コラム】 10月31日に行われた衆院選は、自民党が現職幹事長の選挙区などで逆風を受けながらも、結果的には圧勝でした。その後の野党の混乱をみると来年の参院選での逆襲は期待できず、岸田政権が無難な舵取りを進めれば政治情勢は中期的に安定が見込まれます。総選挙翌日の11月1日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比754円高と、この日は世界で突出した上昇幅を記録しました。自民党の絶対安定多数への「ご祝儀」でしたが、スキャンダルで岸田文雄首相の政権運営にダメージを与えかねないとみられていた甘利明幹事長の小選挙区での敗北も好材料になりました。甘利氏には気の毒ですが、政権のイメージをやや好転させています。対照的に、立憲民主党は今後の方向性をめぐり迷走し始めました。本来なら議席減に伴う党代表の引責辞任は当然で、選挙翌日には目先のスケジュールや人事が示されていなければ与党のやりたい放題になり存在価値がありません。が、野党第1党とはいえ層の薄さが露呈され、枝野幸男代表の交代はかえって混乱を深めています。代表選を行うにしても、「年内」とは緩慢な対応に映ります。ただ、立憲民主党の代表が交代したからといって、「自民1強」の現状を変えるのは困難でしょう。今回の総選挙は戦後3番目に低い56%弱の投票率となり、実際に投票した人は全有権者数約1億500万人のうち5880万人にとどまりました。そして、投票しなかった人は実に4620万人にのぼります。そうした無関心層が半数近くを占めるなかでの与野党対立なら、政権交代の可能性は高まらないとみられています。新型コロナウイルスでサービス業を中心に職が奪われるなど、生活を脅かされた人も多くいるはずですが、投票を棄権した4620万人は政治に対する意思表示をしていません。そのうちの1割でも投票に行けば結果はまったく違ってくると思われますが、投票所に足が向かないのは野党の力不足が原因です。長年にわたり同じ顔ぶれで組織されている政党には、確かに関心は薄れてしまいます。無関心層を取り込むためには、やはり野党各党がそれぞれ魅力ある政党に生まれ変わる必要がありそうです。旧民主党の解党により日本では二大政党制が根付かないことが証明されましたが、有権者の心をとらえた野党が結集すれば自民支配を突き崩す勢力にはなりえます。ただ、野党のなかには本気で改革に乗り出しているものの、時代に取り残された政党と連携する限り、来年の参院選で自公政権は安泰とみられます。「悪夢の民主党政権」を生み出したのは小泉後の自民党の手詰まりに対する有権者の怒りでした。岸田首相は就任当初こそ政権運営が不安視されていましたが、衆院選を乗り切り今後は無難に政策を進めることで野党を封じ込め、安定感が増していくのかもしれません。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <YN> 2021/11/07 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:ソフトバンクG決算、米CPI、景気ウォッチャー調査など ■株式相場見通し予想レンジ:上限30000-下限29000円来週の日経平均はもみ合いか。国内企業の7-9月期決算発表が終盤戦に入る。海外の物価関連指標など注目材料もあるが、基本的には企業決算を受けた個別株物色が中心となりそうだ。株式市場全体としては引き続き堅調な展開が想定される。今週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想どおり量的緩和の縮小(テーパリング)開始が決まったが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は「インフレは一時的」との見方や利上げへの慎重姿勢を再表明。総じてハト派的な内容と受け止められ、株式市場全体の押し上げにつながった。また、4日、利上げが有力視されていた英国では、英イングランド銀行(中央銀行)が予想に反して政策金利を据え置いた。声明では今後数カ月の間に政策金利の引き上げが必要になるとの認識を示したが、足元のインフレよりも早期利上げによる景気回復の腰折れを懸念している様子。一方、米10年国債利回り及び期待インフレ率の指標とされる米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)はともに10月下旬をピークに上昇が一服。差し当たっては緩和策の長期化が過度なインフレを招くとの恐れにはつながっていないようだ。インフレを巡る思惑が適度にコントロールされながら緩和策長期化への期待が高まることは、相場のサポート要因となりそうだ。10月の米雇用統計も景気回復を裏付けつつ、早期利上げの根拠としては力不足といったマイルドな結果となっており、相場の支援要因となろう。他方、来週は米国や中国で消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)など、物価関連の指標が多く発表される。各国の金融政策関係者はすでに、供給ひっ迫に起因するインフレは来年以降まで続く見通しとの見解を示しているため、仮に結果が市場予想を上回ったとしても、見方を大きく変える必要はない。しかし、米国で主要株価指数が揃って過去最高値圏にあること、将来の株価変動率を表し、「恐怖指数」とも呼ばれるVIXが警戒水準の20を大きく下回っていることを踏まえると、市場は弛緩的なムードに浸っていると窺える。楽観に傾いている時こそ注意を払っておいた方がよいだろう。他方、日本株に目を向けてみると、過去最高値を更新し続ける米国株と比べて上値の重い印象がくすぶる。市場予想を大幅に上回る好調な決算が相次ぐ米国に比べ、日本では市場予想を上回る決算が相対的に少なく、上振れ度合いも小さい。今週は、トヨタ自動車<7203>が業績予想を上方修正しながらも、「円安効果を除けば資材高騰などで実質下方修正」とコメントしたことが象徴的だった。バリュエーション面では割安とはいえ、積極的に日本株を選好しにくい状況と言えるだろう。また、衆院選では、自民党が事前の予想を覆すほどの議席数を獲得し、ポジティブサプライズとなったが、そもそも岸田政権が掲げる政策は相場の支援要因にはなりにくいものが多い。大型経済対策への期待も高まっているようだが、今のところ現金給付策くらいしか具体的になっていない。政策がもっと明確に示されない限りは、海外投資家が日本株を積極的に買うことは期待しにくいだろう。個別では、週初からソフトバンクグループ<9984>など注目企業の決算が控える。指数寄与度が大きいだけに株価反応に注目。また、株価に反映されるのは翌週となるが、週末には東京エレクトロン<8035>の決算がある。業績好調は間違いないが、業績予想の上方修正幅などに注目。これまでのところ、半導体関連の決算は群を抜いて良好で、SCREENHD<7735>、東京エレクトロンは今週に上場来高値を更新。こちらも指数インパクトが大きいだけに、株価反応は重要。良好な結果となれば、年末までの相場のけん引役は再びハイテク株となることが期待される。■為替市場見通し来週のドル・円は底堅い値動きか。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は早期利上げに慎重な姿勢を堅持し、リスク選好的なドル買いは一服した。ただ、10月米雇用統計は予想以上に改善しており、高インフレの状態が続いた場合、早期利上げの可能性が再び高まることから、リスク回避的なドル売りは想定しにくい。来週発表の10月生産者物価指数と10月消費者物価指数が市場予想を上回った場合、金利高・ドル高に振れる可能性はあろう。欧米中央銀行による早期利上げ観測の後退によって世界的に株高に振れているが、NY株式市場の強気相場が続けば、リスク選好の円売りが強まる可能性は残されている。なお、欧州、英国など他の主要中央銀行の金融政策はドル・円の相場動向にも影響を及ぼす可能性がある。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は来年中の利上げに否定的な見解を表明し、英中央銀行は緩和的な政策を当面維持すると予想されているが、こうした方針を受けてユーロ、英ポンドに対するドル買いが続いた場合、ドル・円の取引でもドル買いが優勢となる可能性がある。■来週の注目スケジュール11月8日(月):景気動向指数(9月)、決算発表:ソフトバンクG、欧・ユーロ圏財務相会合、中・中国共産党中央政治局が第19期中央委員会第6回総会(6中総会)開催(11日まで)など11月9日(火):毎月勤労統計(9月)、貿易収支(国際収支ベース)(9月)、景気ウォッチャー調査(10月)、日本調理機が東証2部に新規上場、米・生産者物価コア指数(10月)、欧・欧財務相理事会など11月10日(水):工作機械受注(10月)、中・消費者物価指数(10月)、中・生産者物価指数(10月)、米・消費者物価コア指数(10月)、米・財政収支(10月)、決算発表:米ウォルト・ディズニーなど11月11日(木):国内企業物価指数(10月)、東京オフィス空室率(10月)、英・GDP(7-9月)、欧・欧州委員会(EC)が経済見通しを発表、米・債券市場は休場(ベテランズデー)、中・「独身の日」など11月12日(金):決算発表:東エレク、欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(9月)、米・求人件数(9月)、米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)など <YN> 2021/11/06 18:27 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:新興株に追い風吹くなか決算発表ピーク、IPOは1社 今週の新興市場では、10月31日投開票の衆院選の結果を受け、日経平均とともにマザーズ指数も大きく上昇した。自民党が単独で絶対安定多数を確保し、内需系中心のマザーズ銘柄にとっても安心感につながったとみられる。また、米国でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が連日で過去最高値を更新したことも支援材料となり、マザーズ指数は週を通じて上昇(4営業日続伸)し、終値としては9月27日以来の高値水準で取引を終えた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.5%であったのに対して、マザーズ指数は+4.1%、日経ジャスダック平均は+0.5%だった。個別では、前の週末に決算発表したメルカリ<4385>が週間で14.0%高。その他マザーズ時価総額上位ではJTOWER<4485>が同18.8%高、プラスアルファ・コンサルティング<4071>が同22.3%高と大きく上昇した。売買代金上位でも、新サービス発表のFRONTEO<2158>や電気自動車(EV)関連の日本電解<5759>など大幅高となった銘柄が多く、前の週発表の資本提携を材料視した買いが続いたINCLUSIVE<7078>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、グローバルウェイ<3936>やBASE<4477>は売り優勢で、中村超硬<6166>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では、前の週に決算発表を受けて売られた東映アニメーション<4816>が同4.4%高。ワークマン<7564>は10月既存店売上が減収だったが、同7.3%高となった。売買代金上位ではセプテーニ・HD<4293>などが買われ、シーズメン<3083>は1週間で約2.8倍に急伸した。一方、セリア<2782>は同4.4%安。フェローテックHD<6890>も利益確定売り優勢で、テクノホライゾン<6629>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。IPOでは、フロンティア<4250>が福証Q‐Boardへ、Photosynth<4379>がマザーズへ新規上場したが、初値の伸び悩みが続いた。来週の新興市場では、引き続きマザーズ指数のしっかりとした動きに期待したい。中期的なもち合い圏を脱したわけではないが、足元で売買代金の増加を伴って強い動きを示している点には安心感がある。ここまで弁護士ドットコム<6027>、メルカリなど主力IT株の決算反応は良好。国内政治を巡る警戒感が和らいだことに加え、米国で早期利上げ観測が後退していることも内需系グロース(成長)株中心のマザーズにとって追い風として働いているのだろう。ただ、それだけに11月10日発表の米10月消費者物価指数(CPI)への市場反応は注視したい。来週は、11月8日にワークマン、10日にJTOWER、11日に日本マクドナルドHD<2702>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、そーせいグループ<4565>、12日にプラスアルファ、セーフィー<4375>、フリー<4478>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、フェローテックHD、ウェルスナビ<7342>などが決算発表を予定している。新興市場でも決算発表のピークを迎え、上場後初の発表となるセーフィーのほか、成長期待から再躍進中のJTOWERなど注目企業が多数ある。IPO関連では、11月9日に日本調理機<2961>が東証2部へ新規上場する。株式需給・株価指標の両面で懸念は乏しく、穏当な初値形成となりそうだ。なお、今週はフレクト<4414>(12月10日、マザーズ)の新規上場が発表されている。 <FA> 2021/11/06 15:24 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:企業決算終盤戦、海外物価指標にも注目 ■衆院選結果やハト派のFOMCを好感今週の日経平均は大幅続伸。週間の上げ幅は718.88円(+2.49%)で、終値は29611.57円。事前に懸念されていた衆院選において、自民党が安定的な国会運営に必要とされる絶対安定多数を獲得したことが好感され、週初から日経平均は754.39円高と急伸し、9月30日以来となる29500円を回復。その後も、良好な企業決算を背景に連日で過去最高値を更新する米株式市場を追い風に、利益確定売りをこなしつつ堅調な動きが継続。祝日を挟んだ後の4日には再び273.47円高と大きく上昇し、日経平均は高いところで29880.81円まで上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想どおり量的緩和の縮小(テーパリング)開始が決まったが、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長は「インフレは一時的」との見方や利上げへの慎重姿勢を再表明。総じてハト派的な内容と受け止められ、これが株式市場全体の押し上げにつながった。週末は、前日までの上昇の反動が出やすいなか、週末の10月米雇用統計を見極めたいとの思惑もあり、週末イベントを前に持ち高調整の売りから反落したが、健全な調整にとどまり、29611.57円で週を終えた。日経平均は週間形状では2週連続で陽線を引いた。■緩和策長期化が下支えも、日本株の上値は重そう来週の日経平均はもみ合いか。国内企業の7-9月期決算発表が終盤戦に入る。海外の物価関連指標など注目材料もあるが、基本的には企業決算を受けた個別株物色が中心となりそうだ。株式市場全体としては引き続き堅調な展開が想定される。今週開催された米FOMCでは上述したように、総じてハト派的な内容となった。また、4日、利上げが有力視されていた英国では、英イングランド銀行が予想に反して政策金利を据え置いた。声明では今後数カ月の間に政策金利の引き上げが必要になるとの認識を示したが、足元のインフレよりも早期利上げによる景気回復の腰折れを懸念している様子。一方、米10年国債利回り及び期待インフレ率の指標とされる米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は共に10月下旬の高値をピークに上昇が一服。差し当たっては緩和策の長期化が過度なインフレを招くとの恐れにはつながっていないようだ。インフレを巡る思惑が適度にコントロールされながら緩和策長期化への期待が高まることは、相場のサポート要因となりそうだ。10月の米雇用統計も景気回復を裏付けつつ、早期利上げの根拠としては力不足といったマイルドな結果となっており、相場の支援要因となろう。他方、来週は米国や中国で消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)など、物価関連の指標が多く発表される。各国の金融政策関係者はすでに、供給ひっ迫に起因するインフレは来年以降まで続く見通しとの見解を示しているため、仮に結果が市場予想を上回ったとしても、見方を大きく変える必要はない。しかし、米国で主要株価指数が揃って過去最高値圏にあること、将来の株価変動率を表し、「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数が警戒水準の20を大きく下回っていることを踏まえると、市場は弛緩的なムードに浸っていると窺える。楽観に傾いている時こそ注意を払っておいた方がよいだろう。他方、日本株に目を向けてみると、過去最高値を更新し続ける米国株と比べて上値の重い印象がくすぶる。市場予想を大幅に上回る好調な決算が相次ぐ米国に比べ、日本では市場予想を上回る決算が相対的に少なく、上振れ度合いも小さい。今週は、トヨタ自動車<7203>が業績予想を上方修正しながらも、「円安効果を除けば資材高騰などで実質下方修正」とコメントしたことが象徴的だった。バリュエーション面では割安とはいえ、積極的に日本株を選好しにくい状況と言えるだろう。また、衆院選では、自民党が事前の予想を覆すほどの議席数を獲得し、ポジティブサプライズとなったが、そもそも岸田政権が掲げる政策は相場の支援要因にはなりにくいものが多い。大型経済対策への期待も高まっているようだが、今のところ現金給付策くらいしか具体的になっていない。政策がもっと明確に示されない限りは、海外投資家が日本株を積極的に買うことは期待しにくいだろう。■ソフトバンクGや東エレクの決算に注目週初からソフトバンクグループ<9984>など注目企業の決算が控える。指数寄与度が大きいだけに株価反応に注目。また、株価に反映されるのは翌週となるが、週末には東京エレクトロン<8035>の決算がある。業績好調は間違いないが、業績予想の上方修正幅などに注目。これまでのところ、半導体周りの企業決算は群を抜いて良好で、SCREENHD<7735>、東京エレクトロンは今週に上場来高値を更新。こちらも指数インパクトが大きいだけに、株価反応は重要。良好な結果となれば、年末までの相場のけん引役は再びハイテク株となることが期待される。■米10月CPI、10月工作機械受注、10月景気ウォッチャーなど来週は8日に9月景気動向指数、中国共産党中央委員会第6回全体会議(6中全会)(~11月11日)、9日に10月景気ウォッチャー調査、米10月PPI、10日に10月工作機械受注、中国10月CPI、中国10月PPI、米10月CPI、11日に10月企業物価指数、12日にオプション取引に係る特別清算指数(SQ)算出などが予定されている。 <FA> 2021/11/06 14:17 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:早めのサンタクロースラリー 早めのサンタクロースラリー入りに期待したい。季節的な調整売りが後退したほか、FOMC通過でイベントリスクも後退し、上昇しやすい環境になった。サプライチェーンの混乱がピークをつけた可能性も指摘されている。また、ファイザーの飲み薬開発で新型コロナへの脅威がさらに後退。消費者信頼感の改善にもつながるだろう。食品医薬品局(FDA)の前局長ゴットリーブ氏は、パンデミックが来年1月までに終了する可能性に言及したことも景気回復に楽観的見方に繋がった。8日からワクチン接種者の入国規制を解除することも奏功し景気循環株の上昇にも期待したい。FRBは11月のFOMCで政策金利据え置きを決定すると同時に、経済が一段とFRBの目標にさらに近づいたとの見方から資産購入の縮小計画を発表。ただ、縮小規模、ペースなど織り込み済みであったほか、利上げに関して、パウエル議長は労働市場の改善が必要とし、今はその時期ではないとの言及にとどめた。低金利が当分継続することは引き続き相場支援材料となる。さらに、バンク・オブ・アメリカの年末商戦売り上げトラッカーによると、前年比16%増を示唆しているという。消費者がボトルネックや商品不足を警戒し、ギフトなどを早めに調達した結果であるかは定かではないようだが、年内の強い小売り動向が示唆されており、消費関連株にも朗報だ。来週は重要なインフレ指標にも注目だ。サプライチェーンの混乱や供給ひっ迫によるエネルギー価格上昇が世界的なインフレに繋がっている。賃貸の上昇も顕著で、10月消費者物価指数(CPI)は前年比で1990年以降31年ぶりの大幅な伸びが予想されている。FRBがインフレ指標として注視しているエネルギーや食品を除いたコアCPIも伸びが拡大する見込み。今後はパウエル議長が言及したとおり、来年の第2、第3四半期までにインフレが弱まるかどうかに注目だ。パウエル議長の再任の行方にも注意したい。なお、11日はベテランズデーの祝日で国債市場は休場となるが、株式市場は通常通りの営業となる。経済指標では、10月生産者物価指数(PPI)(9日)、10月消費者物価指数(CPI)、週次新規失業保険申請件数(10日)、9月JOLT求人、11月ミシガン大消費者信頼感指数(12日)などが予定されている。さらに、9日に開催される経済、財政、中央銀行における多様性の受け入れに関するビデオ会議にパウエル議長が参加。また、8日にはクラリダ副議長は、財政政策と金融政策に関してのイベントに参加予定で、発言に注目だ。主要企業決算では、著名投資家バフェット氏が率いる保険のバークシャー・ハサウェイ(6日)、オンライン決算のペイパル、映画館を運営するAMC、トリップアドバイザー、オンライン保険のレモネード(8日)、暗号通貨の取引プラットフォームを提供するコインベース、食品宅配のドアダッシュ、ソフトウェアメーカーのシスコ、住宅建築会社のDRホートン、カジノ経営のウィン・リゾーツ、オンライン自動車・部品販売のVROOM(9日)、エンタテインメントのディズ二—、フィンテック会社のアファームやSofi、ファーストフードチェーンのウェンディーズ(10日)、衣料ブランドを運営するタぺストリー(11日)、眼鏡小売りのウォービーパーカー12日)などが予定されている。パンデミックの収束に伴う経済活動の再開で、バークシャー・ハサウェイの増益に期待が集まる。また、住宅建築会社の決算ではコスト上昇による見通しに注目したい。ディズ二—決算では、同社の動画配信サービス、ディズ二—プラスの受信契約者数が鍵となるだろう。さらに、中国の大手オンライン小売アリババは毎年恒例のビッグセール「独身の日」を11日に開催する。毎年売り上げを更新しており、期待が集まる。良好な結果は世界経済の回復にさらなる希望を与えるだろう。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2021/11/06 14:16 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、米早期利上げへの期待持続 【今週の概況】■米早期利上げ観測後退で円売り縮小今週のドル・円は弱含み。11月1日発表の10月米ISM製造業景況指数の低下を受けてリスク選好的なドル買い・円売りは一服した。米連邦準備制度理事会(FRB)は11月2-3日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、市場の予想通り政策金利を据え置き、資産購入策の縮小開始を決定した。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が「今は利上げの時期ではない」との見方を示したため、米国の早期利上げ観測は後退し、ドル買い・円売りは縮小した。5日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時114円03銭まで買われたが、113円30銭まで反落した。この日発表された米国の10月雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を上回る伸びとなり、失業率は予想以上に低下したことから、ドル買いが一時優勢となった。しかしながら、英国、ユーロ圏の早期利上げ観測の後退に連れた米長期金利の低下を受けてドル売り・円買いが活発となった。ドル・円は113円39銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:113円30銭−114円44銭。【来週の見通し】■ドルは底堅い値動きか、米早期利上げへの期待持続来週のドル・円は底堅い値動きか。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は早期利上げに慎重な姿勢を堅持し、リスク選好的なドル買いは一服した。ただ、10月米雇用統計は予想以上に改善しており、高インフレの状態が続いた場合、早期利上げの可能性が再び高まることから、リスク回避的なドル売りがさらに拡大することは想定しにくい。来週発表の10月生産者物価指数と10月消費者物価指数が市場予想を上回った場合、金利高・ドル高に振れる可能性はあろう。欧米中央銀行による早期利上げ観測の後退によって世界的に株高に振れているが、NY株式市場の強気相場が続けば、リスク選好の円売りが強まる可能性は残されている。なお、欧州、英国など他の主要中央銀行の金融政策はドル・円の相場動向にも影響を及ぼす可能性がある。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は来年中の利上げに否定的な見解を表明し、英中央銀行は緩和的な政策を当面維持すると予想されているが、こうした方針を受けてユーロ、英ポンドに対するドル買いが続いた場合、ドル・円の取引でもドル買いが優勢となる可能性がある。【米・10月消費者物価コア指数(CPI)】(10日発表予定)10日発表の米10月消費者物価コア指数(CPI)は前年比+4.3%と、9月実績の+4.0%を上回る可能性がある。市場予想と一致、または上回った場合、早期利上げ観測が再浮上する可能性がある。【米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数】(12日発表予定)12日発表の米11月ミシガン大学消費者信頼感指数は72.0と、10月実績の71.7から上昇が予想される。夏場の落ち込みからの回復傾向を維持できれば成長への期待が膨らみ、株式市場の強気相場を支える要因に。予想レンジ:112円50銭−115円00銭 <FA> 2021/11/06 14:05

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